裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

成り上がり ~矢沢祭り~

2006年11月02日 | 音楽
う~~~ん、この秋、矢沢永吉さんです。

何故か、今頃、永ちゃんッス。

単車乗りになるのだから、ここはE.YAZAWA押さえておかねば!
なんつーか、正直、おもっくそ勘違いといいますか、
義務感と言いますか、妄想に近い固定観念の中、
何でも恰好から入るタイプですので、そういうのがあってですね。

前に借りた「キャロル」が思ったより良くて、
もしや・・・矢沢イケてんじゃなかろうか?
なんて気にはなっていましたところ、
先日、ラジオ聴いてたら、
「矢沢ってこんなに良かったっけ?
矢沢って、こんなんだったっけ?って最近、言われるんだよね~」

と、本人も絶賛の3枚同時リリースのベスト盤

「YOUR SONG」

そのVol,1を借りちゃったりしてみたのです。

まず、音が良いのに驚き~!

昔の曲なんだけど、リマスターの仕事が良いのです。
だから、全然、違和感なく聴けました。
そんでもって、思っていたイメージと言いますか、
そういうもんを払拭するくらい楽曲が良いのです。

「ええ?永ちゃんってこんなに良かったの?」
って、愕然としてしまいました。

ここは、騙されたと思って聴いてみてください。

やや、曲調がワンパターンなとこは多めに見ていただいた上で、
基本、ストーンズ風なのか?どっかにソウルミュージックの
影響が出ていて、おぉやるじゃ~んって、ちょい感心しました。
とにかく「永ちゃん」という先入観念を無くして聴いてみると、
これが結構、オツです。
寧ろ、「照れ」がない分、カッコイイッス。


「男には一生に一度、自分で蕎麦を打ってみたくなる時がある。」

という言葉がございまして、(・・・まー、勝手に作ったんだけど・・・)

「男には一生に一度、永ちゃんを聴いてみたくなる時」

ってのも絶対にあるんだと確信に至るのです。

ここは、通らずにはいられないのです。

青春と呼ばれる時期ではありませんが、
30過ぎてやっと、その時期が来たのではないかと・・・。

やっぱ、E,YAZAWAッス。
・・・とりあえず、どっかでタオル買ってこよ。

そうそう、ハマショー好きな人は
食いつき悪くはないんじゃなかろうか?
近い臭いがする。

僕は佐野元春派だったため、どちらも縁遠くて
大人になってから聴いた口です・・・。
喰わず嫌いだったのだな~。

知らないってのも、たまにはいいね。

そこんとこ 夜露死苦~!

デスノートデス

2006年11月02日 | 映画・TV
後編の劇場公開に合わせて、
な~んと、早速、今年公開された前編を
昨夜、地上波で放送されたので観た。

漫画の方は以前、話題になっていたので、
な~んとなくのイメージはあったが、
思っていたより、なかなか面白かった。

ただひとつ気になったのが、死神が落とした
「DEATH NOTE」に解りやす~く
「DEATH NOTE」って書いてあったのが笑ってしまった。
都合の良い使い方まで説明されてて、

「へ~~死神って、かなり親切だな~」

随所に「漫画みて~!漫画みて~!」
とツッコんでいると、原作を読んでる子供が
「漫画なんだってば~!漫画なんだってば~!」
と、ツッコみ返してきてうるさかった。

ありきたりで申し訳ございませんが、
この映画を観た後に残る愚直な質問は、

「あなたがデスノートを拾ったら、まず殺したい人は誰ですか?」

僕も考えてみましたが、今のトコ、そこまでの人はいない。
「恨み」の感情がまったくないと言えば嘘になるが、
他の喜怒哀楽の感情に比べたら、「恨」っていう感情は淡白だ。

いや寧ろ、勿体無いと思う。

「相手を恨む」ことと、「相手を好きになる」ことって、
+-のベクトルは違えど、結局は「相手の事を想う」
ってことには違いなくて、使う時間やエネルギーは同じ。

そんな嫌いな相手にそんなエネルギーを傾けることが、
勿体無く思うのです。

「そんな価値もネ~じゃん!」なのだ。

逆に「BIRTH NOTE」ってのがあったら、結構生き返らせたい人は多い。
・・・あ、それって「黄泉がえり」かぁ~。

やっぱ、人は期限があって、
必ず死ぬからこそ、生きてる意味があるのだと思う。

・・・って、「生きてる意味かぁ~」
・・・また大袈裟な話になってしまった。

たかが、漫画なのだ。

「漫画みて~」な生き方ってのも悪くないかもね。

恨まれて生涯を終えるより、笑われた方がいいな。