ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油業界は過渡期です

2006年08月10日 09時06分13秒 | Weblog
夏休みの大量消費シーズンを迎えると同時に、テレビのニュースは「ガソリン価格高騰」の報道ばかりです。産業界をはじめ、一般消費者にとってこのガソリン価格高騰は大きな問題です。販売業者として考えるべきポイントは自分達の経営の課題だけでなく、消費者サイドにも立っての石油マーケット全体のことなのでしょう。自分がもし、消費者の立場ならどうするか?
よく考えて見る必要もあるでしょう。

これだけ報道されたら、SSへ給油に来る消費者がいままで以上に価格動向を気にするのは当然です。
しかし、全国平均価格が140円を軽くオーバーした以上、販売業者にとってはレギュラーボトム140円という価格が保証された事にもなるわけですから、あとは、経営マインドの問題でしょう。これでも「不当廉売」をするような業者は論外だと考えざるをえません。

当然のことながらSSでは減販をカバーするために色々な手法で油外収益向上を図ります。しかし、もし自分が消費者の立場なら「財布の紐」をがっちりと締める事でしょう。ひつこい販売攻勢を受けたらどう感じますか? 
当面は、フルサービスSSとセルフSSのビジネスオペレーションの消費者にとっての分岐が明確化する事になるかもしれません。決して、私は決してセルフが強いとは思いません。

SS業界に対して今後、真にマーケット(消費者)が求めるものとは何なのか?
これは元売も悩んでいる大きな課題です。

現在、そして、近未来にはSSに対してどのような消費者ニーズ発生するのか?
全国の石油小売業者が必死で捜し求め悩んでいます。本当に難しい課題ですね

それを掘り起こすためにはどんな手法があるのか?
また、考えてしまいますね。

まさに「ナントカ・・・しなくてはならない」状況なのです。
実は、石油業界のほとんどの方が課題解決できる情報を求めてこのサイトに集まっているのでしょうね、

石油流通業界では元売という流通レベルは近年になく安定収益が見込める時代に入ったようです。

しかし、リテール販売業者にとっては過酷な時代に突入しています。

ふたたび、販売業者である皆さんが、もし消費者だとしたらこれからのSSに一体何を求めるのでしょうか?
価格ですか? レア物のおもちゃですか?

どう考えても現況下ではリテール販売業者がみずからの「視点」を変えなければ、悩みはいつまでたっても解決できないでしょう。

もちろんも当面の経営を考えれば洗車収益や車検などは大切です。しかし、抜本的な方向性が見えてこない限り永遠に収益確保の悩みは続きます。SS経営者やマネージャが永遠に洗車や車検収益グラフと毎日睨めっこしながら商売をしていたら「樹をみて森をみず」の場当たり的な経営になってしまいます。経営者としてそんな辛い収益ノルマ人生を自ら一生続けるとしたら、SS経営者は気付かぬうちに本当に系列の奴隷となってしまいます。経営者としてはいっそ気楽な公務員でもなった方が良かったと思うはずです。

しかし、こんな言葉ではあまりにも「総論」に過ぎます。
業界にとって抜本的な改革が必要なときが来たのでしょう。
実際にはそれぞれのリテール販売業者が、それぞれに課題を抱えています。
しかも課題は、あまりにも多様です。

台風一過

2006年08月10日 08時27分56秒 | Weblog
台風で大荒れかと思った天候が嘘のようです。
まるで秋空のように青空が広がり空気も澄んで最高の気分。
昼からは暑くなりそうですが、こんな朝の気分はいいですね、

営業活動も本格化してくると気分も変わります。
私自身の「運気」も変化しています。

本日も都内での営業打合せ、暑い日になりそうです。