ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

最新版ハンディPOSターミナル

2006年08月24日 11時12分20秒 | Weblog
今回、「雪ん子」が採用したNECのハンディPOS最新バージョンは凄いです。

もちろん、ウィンドウズ版ですからインターネットにも接続できます。
画面はカラー液晶ディスプレイ、仕様はまさにパソコンそのものです。
メモリーも大幅に強化されていますので単体でも数万件の顧客データの保有が可能。

さらに、ブルートゥースによる通信対応ですから計量データはケーブルを接続しなくてもソフトウェアへの読み込みが可能です。現在某大手企業が全国で展開する灯油戦略ではブルートゥースを前提にこのハンディPOSでの展開を計画中で、すでに開発も進められています。

これがあれば、SSフィールドでの売上処理などもハンディPOSで処理できますから、SSフィールドでの稼動の可能性までありそうです。

ポイントカードなども不要になるのでしょう。顧客管理システムとしての運用コストは劇的に削減できるはずですから可能性は無限です。

しかも、経費を掛けずにもっと素晴らしい販売促進のアイデアが生まれてきそうなのです。

ITを「切り口」として考えると、システム開発の可能性とスピードは本当に恐ろしい時代です。

「セルフ」だけでなく、ここ数年でSS店頭オペレーションの大革命が起こる可能性もあります。

当社としては、アイデアを具現化すべく開発作業を進行中です。
本日も、午後から数社との打合せなのです。

我々は、「灯油配送システム雪ん子」と、「軽油税納税管理システム D-TAX」の二つの石油業界向けソリューションシステムを日本で最初に開発してきました。

現在、『決定版』として、他の追従を許さないオンリーワンのソリューションを企画しています。

ご期待ください。




処暑の候

2006年08月24日 09時06分39秒 | Weblog
まだ8月なのですが、すでに石油業界紙には「灯油戦略」の話題が目立つようになりました。
私の原稿も幾つか業界紙に出ています。「雪ん子」の記事や広告も例年よりも早めの掲載が多くなっています。
新聞社や雑誌社なども、読者の「灯油」記事に対する注目度が高まっていることを認識しているようです。

システム販売が生業である当社ですが、私も行く先々で経営者の方からは「今年の灯油市況」などの情報も求められます。
灯油ビジネスに対する期待感の大きさを感じます。灯油の収益動向により決算が左右される企業が多いようです。

地域差はありますが、一般的に6ヶ月から4ヶ月位の灯油商戦が企業としての決算状況を決めてしまうのです。
灯油ビジネスはシーズン市況である程度の収益見込みは立てられます。

最近ポイントとなって問合せを頂くのは、スピーディーな単価設定と変更への対応でしょうか、
昨シーズンの事例もあり過激にしかも短期間に何度も大きな「単価変更」など余儀なくされる場合、細かい期間での単価設定変更が要求されます。これには、「単価ランク設定」が有効です。お客様を使用量も決済条件、購入窓口別などの条件で細かく区分しておき、「単価ランク」だけを設定するだけで一括して瞬時に「単価変更」が可能ですし当日の「販売単価」は全てのハンディPOSターミナルに一斉に配信設定できます。一日の作業中であっても午前、午後で単価変更も可能です。

納品書、領収書への単価表示、金額表示なども「表示する・表示しない」について「設定」により一斉にコントロールする事も可能です