ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

最近、気になる日本国

2012年08月24日 04時22分18秒 | Weblog

竹島問題から派生した、外交問題で日韓関係が気になります。
北朝鮮との外交的な接触が韓国大統領選を控えての要因となっているともいわれます。
韓流ブームなどでせっかく友好的に接近しつつある日韓関係ですが最近の動きが気になります。

経済問題では日本国内の大手家電製造業界などもみても、
韓国、中国、台湾などの急成長により大きなダメージを受けているのはご承知の通りです。

日本を取り巻く政治や経済をめぐる情勢が最近では日々急速に変化しているように感じます。
日本の経済力の弱体化や政治の不安定要因が周辺諸国から軽んじられているようで気になります、。

これは、まさに「日本激動」と呼ぶにふさわしい状況ですね。
時代は、これから大きな激流となって、さらに大きな変化の時期を迎えつつあるようです。

戦後、急速な復興を遂げ、今となっては少しばかりの期間だけ自己満足ともいえる虚構の繁栄(バブル)の時代がありましたが、
その間、既成の概念に甘んじて、変化を嫌い、日本人は努力を怠り、腐りきってしまったのでしょうか・・・
「ゆとり教育」などという言葉で、子供を甘やかし教育を怠ってきた我が国の政治的貧困のツケが回ってきたともいえます。

勉強はしない、仕事もしない、職業を選択するための訓練もしない、
「ニート」と呼ばれる腐った人種までも増殖させてしまったのです。

大手企業に就職するための、就活のための大学教育も大きな歪を生んでいます。
リスクの少ない、安定した生活をすることが、「賢明な生き方」だという風潮が蔓延したために、
起業する若手経営者も少ないですね、ですから仕事もなくなるはずです。

ドジョウの「地獄鍋」というのがあります。
鍋の中に水を張って、豆腐を入れて火をかけて煮込むわけですが、
やがて、水が熱せられてドジョウは生き延びるため我先にと豆腐の中に潜り込むという残酷な料理です。
日本国民がドジョウにならいないように、もっとのびのびと生活できるような政治はできないものでしょうか。
仕事が無くて、企業という豆腐にもぐり込むための失業者を見ると本当に残酷な時代が到来しそうで失業率が高まるのも気になります。

世の中の実態を知らない、お馬鹿さんの政治家の言動を見ていると本当に腹が立ちます。

経済の実態を担う、経営者というものは、常にリスクと隣り合わせで、
悩み苦しみながら企業を経営しているわけですが、うまくいって当たり前、失敗したら地獄です。

日本は、リスクテイクできる企業家が少なくなってしまいました。
アメリカは、ITビジネスなどを起業する若手経営者を優遇して育てることで経済復興を果たしました。
日本は、増税ばかりで政治的な配慮が欠けているようにも感じられますね。

年金団体や公務員などが税金の無駄遣いしている体質をもっと見直して、総括してから消費税増税に取り組むことで国民のコンセンサスを得るべきです。
このままでは、日本は確実に没落してしまうような気がします。

原発で汚染された、極東の汚れた離れ小島として世界に取り残されることがないよう、
政治家の皆さんに、よく考えて頂きたいと思います。