最近。私のゴルフ仲間は80歳を超えるような高齢者が増えてきました。
長野県の大病院の院長先生などは85歳ですが、ホームコースがクローズするので、土曜日になるとお誘いの電話を入れてきます。
最近、私とよくプレーしている84歳のWさんは、先週ゴルフチャンネルのエイジシュート選手権に参戦していました。
彼は、エイジシュートを公式戦で27回も達成している猛者で、日本グランドシニア選手権に挑戦しています。
最近のゴルフ場は80歳を超える高齢プレイヤーが増えていますね。
あの年齢まで生きること自体が大変なことだとも思うわけですが、
普通にゴルフを続けてしかも自分の年齢以下でラウンドしてくるわけですから尊敬します。
先週は、66歳のプロゴルファーとグランドシニアの名プレイヤーとご一緒させていただきました。
全員がスコアカードなどつけなくても自分のスコアをホールバイホールで暗記しています。少しもボケていませんね。
時事放談のように、いろいろな話題で盛り上がりながら、皆さん粛々と淡々とプレーしておりました。
私などは、まだまだ「尻の青い、若造」といったところです。
スコアカードなどを付けているのが馬鹿みたいです。
ゴルフの上手なグランドシニアは、ビジネスでも成功している方が多くて勉強になります。
『家庭と仕事とゴルフが全部うまくなくては本当のシングルではない!』
というわけで、自分の父親のような方にしごかれています。
自分は、あと20年たってもあのように元気にプレーできるのだろうか・・・、なんて考えています。
よく見ていると、
皆さん健康には留意しています。
カートに乗らずに歩いていたり、お昼の天ぷらそばなどはコロモを食べずに残したり、
仕事でなるべくストレスを溜めないような工夫もしているようです。
さらによく聞いてみると、
人生で一度くらいは失敗経験があるようですが、同じ失敗を二度と繰り返さないという事が成功のポイントのようです。
さすがに、リスクテークを克服した「勝ち組経営者」の言葉は金言だと思いますね。
『銀行とは、お金の出し入れだけの付き合いにしろ、ゼロから事業を起こしても、極力、カネを借りないで仕事をしなさい。』
だから、バブルの泡まみれの経営者とは違うんだな・、優雅にゴルフができるわけです。
そして共通しているのは金融機関が大嫌いのようです。
いずれの方も、人生はキャリアを重ねた60歳くらいからが勝負だとおっしゃいます。
『四十、五十は洟(はな)垂れ小僧。』なんだそうです。
ゴルフ場は、「大人の幼稚園」のようなものですね、いろいろと教えられます。
人間は、自分が敗れたときこそ種々な教訓を得るものだ。
私は、勝った試合からはかつてなにものをも
学び得たことはなかった。
ボビー・ジョーンズ
過ぎた失敗は忘れ、目の前のショットに専念し
次のチャンスに賭ける
ジャック・ニクラス
ゴルフコースは女に似ている。
扱いようによって楽しくもあり、手に負えないこともある。
トミー・アーマー