ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

尊敬するゴルフ仲間

2012年12月18日 10時01分52秒 | Weblog

最近。私のゴルフ仲間は80歳を超えるような高齢者が増えてきました。
長野県の大病院の院長先生などは85歳ですが、ホームコースがクローズするので、土曜日になるとお誘いの電話を入れてきます。
最近、私とよくプレーしている84歳のWさんは、先週ゴルフチャンネルのエイジシュート選手権に参戦していました。
彼は、エイジシュートを公式戦で27回も達成している猛者で、日本グランドシニア選手権に挑戦しています。

最近のゴルフ場は80歳を超える高齢プレイヤーが増えていますね。
あの年齢まで生きること自体が大変なことだとも思うわけですが、
普通にゴルフを続けてしかも自分の年齢以下でラウンドしてくるわけですから尊敬します。

先週は、66歳のプロゴルファーとグランドシニアの名プレイヤーとご一緒させていただきました。
全員がスコアカードなどつけなくても自分のスコアをホールバイホールで暗記しています。少しもボケていませんね。

時事放談のように、いろいろな話題で盛り上がりながら、皆さん粛々と淡々とプレーしておりました。
私などは、まだまだ「尻の青い、若造」といったところです。
スコアカードなどを付けているのが馬鹿みたいです。

ゴルフの上手なグランドシニアは、ビジネスでも成功している方が多くて勉強になります。
『家庭と仕事とゴルフが全部うまくなくては本当のシングルではない!』
というわけで、自分の父親のような方にしごかれています。

自分は、あと20年たってもあのように元気にプレーできるのだろうか・・・、なんて考えています。

よく見ていると、
皆さん健康には留意しています。
カートに乗らずに歩いていたり、お昼の天ぷらそばなどはコロモを食べずに残したり、
仕事でなるべくストレスを溜めないような工夫もしているようです。

さらによく聞いてみると、
人生で一度くらいは失敗経験があるようですが、同じ失敗を二度と繰り返さないという事が成功のポイントのようです。
さすがに、リスクテークを克服した「勝ち組経営者」の言葉は金言だと思いますね。
『銀行とは、お金の出し入れだけの付き合いにしろ、ゼロから事業を起こしても、極力、カネを借りないで仕事をしなさい。』
だから、バブルの泡まみれの経営者とは違うんだな・、優雅にゴルフができるわけです。
そして共通しているのは金融機関が大嫌いのようです。
いずれの方も、人生はキャリアを重ねた60歳くらいからが勝負だとおっしゃいます。

『四十、五十は洟(はな)垂れ小僧。』なんだそうです。

ゴルフ場は、「大人の幼稚園」のようなものですね、いろいろと教えられます。

人間は、自分が敗れたときこそ種々な教訓を得るものだ。
私は、勝った試合からはかつてなにものをも
学び得たことはなかった。

                     ボビー・ジョーンズ

 

過ぎた失敗は忘れ、目の前のショットに専念し
次のチャンスに賭ける

                     ジャック・ニクラス

 

ゴルフコースは女に似ている。
扱いようによって楽しくもあり、手に負えないこともある。

                             トミー・アーマー


政治の課題。

2012年12月18日 08時18分11秒 | Weblog

選挙が終わって、一段落といったところですが、安倍政権は「危機突破内閣」だそうです。
今回の選挙では「日本再生」、「復活」など現状打破を叫ぶ政党が多かったですね。

日銀の景気動向などでは微妙な言い回しで景気の推移を表現していますが、
これだけ、各政党が復活や再生、危機突破などの言葉を声高に訴えているという事は本当に日本は危機的状況にあるという事なのでしょう。
なんて気楽なことを言っている場合ではないと御叱りを受けそうですが、
現実、厳しい景気状況だと痛感します。

日銀の金融政策は政府とは別物で、異なる視点で動くという事ですが、
やはり、国民としては政治と経済は一体化していなくてはならないと思うわけです。
自民党安倍政権が大規模な景気対策予算を組むにしても国債発行を伴うものだと思いますが、
主に国債を引き受けるのが民間金融機関でしょうから、民間企業に融資という形でお金が潤沢に回ることになるのか、気になります。

SSの地下タンク問題などへの対応で、資金が必要なSS企業はたくさんあるはずです。
土壌に関する環境問題も、原発と同じだと思いますね。
全国のどこかで、漏油したタンクが爆発したり、地下水などが汚染されなければ政治が動かないという事なのかもしれません。

中央道の笹子トンネルのように老朽化した施設が二次災害を発生させるような事象が多発することで、初めて政治が動くという事です。

自民党の圧勝で、経済対策が最優先されることになるはずですが、
TPP問題などでは、財界と農業団体の意見が全く二分されており、輸出などの経済対策を優先させるのか、
内需の食品自給率を優先させるのか、いよいよ分岐点に入ってきたようです。

今後我が国の経済構造が変わることになるはずですが、
やはり、これからはグローバルスタンダードに地球規模で物を考える時代に入ってきたといえますから、TPPへの参加という流れになりそうです。

難しい時代になりそうですね。