いよいよ、世界的な大不況が到来する予感ですね。
今回は、単なる株価の暴落というよりも大きな要因があるような気がします。
まず、コロナウィルスという突発的な要因があります。
そしてサウジ(OPEC)と米国とロシアによる原油の安売り競争による原油価格の暴落。
しかし、細菌によるパニックと原油価格の暴落は直接的には関連が薄いと思われます。
それらの要因から現在派生して起きている問題が株価暴落と為替の問題だと思うわけです。
なぜか、円高ではなくて対ドルレートでは円安傾向となっています。
これまでとは関連性が異なる事案が重なって経済パニックが発生しているという現実。
二年前にマイクロソフトのビルゲイツ氏が予言していたことが、現実に発生しています。
「次の疫病は遺伝子工学技術を持ったテロリストによって作られた合成バージョンの天然痘ウイルスかもしれません。
あるいは超絶的な感染力を持った致死性インフルエンザかもしれません」(ビル・ゲイツ氏)
今回はこれまでとは、形の異なる大恐慌だと思うわけですが、
どんな業種に直接的被害が出て、これからどんな業種に陽が当たるのか・・・
誰でも気になるところだと思うわけですが、
こんな乱世であればこそ時代の流れを読み切って新たな成長を見据えた経営展開もあるはずです。
バブル崩壊で、一度人生をガラガラポンして地獄を見てきた自分ですから、
時代を冷静に見極めながら仕事を進めるつもりです。
全体の「山」や「森」を観ながら、一本一本の「樹」を育てていく
経営とは、永い期間のかかる山林経営のようなものなのかもしれません。
自分が植林した木が何代か後の人間の役に立つ。
遠大なビジネス展開のスタートとなります。