小池都知事の口から「首都閉鎖」のような言葉が出たら
都内のスーパーへお客が買い物に押しかけてカップラーメンが消えたのだそうですが、
実は、翌朝から軽井沢の別荘にも孫を連れた人が都内からたくさん出かけており
街の有名なスーパーはレジがつながりすぎて大変な状況のようです。
家内は買い物に出かけて
真夏のトップシーズンよりも混みあっていて支払いが大変だと云います。
孫を連れた高齢者は、
こんな時とばかりに孫が食べたいものを買ってあげる。
聞いたところによると、高級な牛肉や魚が安くて半値ぐらいになっているようです。
ホテルやレストランに客がいないので、高級な食材が売れずに安くなっているようです。
拙宅の冷蔵庫をみたら
赤い値札のついたいつもは買わないような高級な食材が一杯です。
確かに安い。
マスクやアルコールは少ないようですが、
食べ物、特に鮮魚や野菜、牛肉などは潤沢にしかも安くなっているようです。
グルメにはありがたい、おかしな事態が発生しています。
それにしても、
新幹線を使わずにクルマで軽井沢へ疎開する人たちがこれほど多いとは・・・
現在、軽井沢には海外から帰還した人などが別荘に滞在しているケースも多いようなので、
定住の別荘客は感染が怖いと隣町のスーパーへ出かける人もいるようです。
とにかく、広い駐車場が一杯です。
今回は未曾有の緊急事態発生だと思うわけですが、
テレビなどを見ていて感ずることは、
わが国の政府や官庁などの対応の遅さですね。
国民も平和ボケで馬鹿が増えすぎたように感じます。
外国はすでに外出禁止令を出して
街をウロウロしていたら罰金を取っている国さえあるようです。
中国やロシアなどの共産圏では国民に強制的な外出禁止令。
破れば、牢屋に入れられる。だから武漢は平静を取り戻しつつあるのかもしれない。
(本当なのかな??)、こんな時だけは共産党国家は徹底しています。
日本では自粛要請で国民にお願いしているわけです。
イデオロギーとウィルスの感染は関連性がないとは思いますが、
こんな事態の時だけは、
わが国でもある程度の強制があってもしかるべきだと思うわけです。
テレビを見ていたら、
若い女性が桜の花を見ながら並んで座ってヘラヘラ笑いながら缶ビールを飲んでいる。
渋谷の交差点もまだ人込みで遊んでいる若い人も多いようです。
外国のテレビ局で放送され、日本の呑気さに外国は驚いているとのこと。
桜は、来年も咲きますし、盛り場は平時となればいつでも遊びに行けます。
平和やゆとり教育のせいで、今の若い人はボケているようです。
平和ボケもいい加減にして、
部屋に籠って、少子化対策にでも専念していろと叫びたい心境です。
恥ずかしい・・・
JXTGが3000億円の赤字だそうですが
これだけ原油価格が下落すれば、さすがに元売りの在庫評価損も大きいですね。
しかし、これはリテール部門における収益性にはあまり影響はないと思われます。
一般的なSS企業では在庫をさほど保有していませんから、
冷静に市況に沿った販売を心がけるべきです。
一部消費者からは
原油価格下落による値引きを求められるケースがあるかもしれませんが、
ここは、落ち着いた価格対応が求められます。
一般的には、原油が下がれば原価が下がると思われがちですが
石油製品には備蓄と精製過程、流通在庫、さらにはタンカーで輸送中の原油もありますから
元売りの原価をリアルタイムな為替と絡めて確定することは非常に難しいと思われます。
まあ、国際的な相場商品なのですから
国内のリテール業者は元売りからの仕切りに沿って収益を鑑みながら
それぞれの企業が販売価格を設定するのが当然だと思います。
国内では、地域性により配送コストなどもあり販売価格はまちまちですね、
例えば、ここ軽井沢では常に群馬よりもガソリンが10円/㍑程度高い設定になっています。
上信越道はトンネルが多くてローリーの通行が出来ず配送効率も悪いためコストが掛かります。
まあ、全国各地で流通コストまで勘案すると多様な仕切りが存在すると云う事。
これからの石油ビジネスでは、今までの業界常識は通用しない時代が到来しそうです。
まずは、それぞれの立場と経営規模などを考慮しながら
「着眼大局着手小局」で行きましょう。