コロナウィールスの発生により
「テレワーク」による業務遂行が注目されているわけですが、
SS業界においては、ある程度の経営規模を持つ一部の大手企業や特約店においてのみ行われています。
経営規模の小さなSS企業では、来店接客が中心であり、
そもそも本社管理業務などは不要なわけで
発生したPOSデータを送信するだけのシステムが中心ですから、
「テレワーク」という概念そのものが理解できていない中小零細業者がほとんどだと思われます。
しかし、
今後は5G通信の時代ですから本社管理業務の圧倒的な省力化が実現します。
さらに、SSビジネスを統合的にリアルタイム管理できるシステムが普及することになりますから
経営規模によるスケールメリットが顕著となります。
大手企業であっても
システムを駆使すれば、圧倒的な人員削減が実現するわけです。
管理コストの大幅削減により企業としての収益性は圧倒的に向上します。
すなわち、SS運営コストの格差が収益格差に直接反映することになるわけですから
例えば、リッター当たりの収益が同等だとしても、
販売数量が多い分だけ企業としての利益を出せるということ。
今後のSSビジネスは、自動車用燃料に特化した「ポンプスタンド」の方向に進む可能性が高まるはずです。
中途半端な油外販売を推進しても、「労多くして利が少ない」といった傾向になることが否めない。
むしろ、
「売れれば、儲かる」という油外販売を行うとしたら、
専門の事業部門を開設してビジネスに専念するくらいの覚悟と心意気が必要だと思います。
異業種転換に近いような、油外ビジネスとなるのかもしれません。
いま、SSビジネスに関する原稿を書いておりますが、
なにせ、コロナ騒ぎの真っ只中なので難しい局面であり筆も進まない状況で苦しんでおります。
現在、当社ではSSビジネスの次の時代に向けた開発を実行中です。
SS業界の多くの方から色々なご要望や意見をとりまとめながら
新たな時代に向けたシステムを開発しています。ご期待ください。