私の仕事は、開発業務が中心で、しかもレアなビジネスですから競合する相手が比較的少ないわけですが、
それでも販売活動ともなれば、競う相手も多いわけです。
しかし、これまで永年にわたり懸命に開発を継続してまいりまして、
最近ではコンテンツにも磨きがかかってきました。
石油ビジネスではニッチ(隙間)のように思えたコンテンツなのですが、
いつの間にやら時代のニーズにあってきたような気がしています。
お金はなくても、少しだけ自信がわいています。
ところで、昨日の報道ですが、
JALの再生と再上場などの報道を見ていると、
あれだけ大きな企業が破綻して、その後こんな短時間で民事再生から立ち上がり、再上場できるということ。
経営の工夫と努力が短期間でこんなに大きな経営効果を生むことができるということに驚いています。
JALの社員の心意気も尊敬に値しますが、
やはり、苦労を積み重ねてきた「京セラの稲盛氏」の経営力とカリスマ性には脱帽です。
どんなビジネスでも楽に儲かる時代から、経営改善や工夫が必要な時代に入ったということですね。
現在は、赤字でも経営努力と工夫と意識改革により劇的な再生を図ることができるということが実証されたような気がします。
暗いニュースが多かった中で最近の明るいニュースですね。
我々が、全国各地のSS企業と面談していると、
確かに、「もう少し・・・・」といった感じの企業が多いですね。
ちょっとした経営者の意識改革や社員のモチベーションの変化と業務改善でⅤ字復活できそうな老舗企業がたくさんあります。
中小零細企業では、すでに削り取るものが少なくても、ある程度の規模になると改善すべき事項がたくさんあるようにも思います。
企業にぶら下がって生きている銭くい虫の「サラリーマン社員」がいるとその組織は腐ります。
ミカン箱のように一つが腐ると周りも腐るというわけです。
現在我々の企業は他の同一業態の企業から見たら驚くほどの少ない人数で運営されています。
特に、営業スタッフなどはゼロといった状況なのですが、
「一人が皆のために、皆で一人のために」といったところで以前よりも経営効率は向上しています。
自分が病気になったり、怪我をしたらみんなに迷惑がかかるので、日々の生活にも留意するようになります。
責任感や使命感を持てないダメな人間は、どこまで行っても本質的に変わらないという事なのかもしれません。
自分の立ち位置でしか物が見えない人間にはこの事は理解できないはずです。
最近JALによく乗りますが、少しもサービスが落ちたりしていません。
ですから、「今まで一体何をしていたんだ!!!」とも思います。
世の中、無駄な人間が多すぎる。
上杉鷹山公の言葉が身に沁みます。
なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり。
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