ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ガソリンは二桁に逆戻り

2008年12月22日 11時18分08秒 | Weblog
北関東のガソリン販売激戦地高崎ではすでにガソリンは二桁価格に下落してきました。
消費者も驚く下落スピードです。

主婦にとっては嬉しい価格下落のようです。
家内などは「もう少し待ったら、もっと下がるかしら・・」なんて言いながら、最近では燃料ゲージに電気がつくまで燃料補給をしていません。

昔の仲間から電話がきて、とにかく下がりすぎて運転資金がどうなる事やら、資金繰り対策が大変だということです。

これだけ税金で国家に貢献し、国も当てにしているガソリンと軽油の税財源なのですから、いっそのこと販売価格は統制にでもして今後は国や県が決めたらどうでしょう。
なんて言ってみたくなりますね。

メディアなども100年に一度の不景気だと言ってますから、未曾有(みぞゆうう)のことなのです。
これから、まだまだ、何が起こるか分からないようです。

ところで、ニュースでリストラや首きりで大騒ぎしているときに当社では「求人広告」を出すことになりました。一体どんなことになるのやら、

本日から、早くも会社では大掃除を開始しています。

それにしても、求人倍率が愛知県に次いで全国第二位の群馬県でも、求人は急激に少なくなっているようです。
不景気なんですね。
なんて、他人事のようなことを言ってる場合ではありません。

腹が立ちます。「無責任な噂話」の石油業界掲示板

2008年12月22日 09時15分22秒 | Weblog
あの石油業界の超優良企業が破綻するという噂が流れています。
人の噂話ですから、どうなんだろうということで確認できませんでした。
私にはにわかに信じられません。
私もH社長も昔はあの系列では一応名物人間でした。
昔なら、その会社には元売りから移籍した知り合いの人間がたくさんいたのですが最近では少なくなりました。そこで昔の友人に聞いてみました。

石油業界のある悪質な掲示板情報が原因だということです。

昔から、石油業界の同業者の噂話というものは無責任なものが多くて困ります。
しかし、掲示板の書き込みというものは無記名ですから本当に無責任なものも多くて時には腹が立ちます。
今回のようなものは時節柄、腹が立つだけで済むものではありません。ガソリンスタンド業界を代表するような企業の信用不安をねつ造して話題にしているわけですから本当にひどい話です。一般社会からみたガソリンスタンド業界自体の経営ポジションも問われますね、「あの企業がダメなら、他のガソリンスタンドも推して知るべし・・・」と思われてしまいます。実際昔からそのくらいガソリンスタンドという商売に熱心な企業できちんとした結果も出している優良企業です。

しかも、明確に企業名を出しているわけではなくて、思わせぶりにしているところが余計に卑怯に感じますね。「問い合わせが多くて困る」なんて書いている知ったかぶりの馬鹿ものまでいます。

掲示板の責任者も、きちんとした企業の信用不安情報を垂れ流しにしておいて「間違いのようです。訂正してお詫びします」だけではとても済むものではないでしょう。自分の会社のことならどうするつもりなのでしょう。
本当に腹立たしい限りですね。

あのような全国的に著名な手の届かない規模の優良業者がもし破綻したら、それは広島あたりの零細業者にとっては痛快なのかもしれません。
しかし、広島のあの業者は「あの噂の企業」の本当の経営姿勢を見たことがあるのでしょうか?、比較にはならないはずです。
無責任にもほどがある。いかに掲示板でも情報管理者としての責任と節度という物があるはずです。のぼせあがるのもいい加減にしろと言いたいですね。

まさに、ガソリンスタンドの業界人が自らの業界の首を絞めるようなことは止めるべきです。真面目なガソリンスタンド業者にとっては「百害あって一利なし」の悪質な無責任情報です。

被害にあった企業には本当にお気の毒ですね。

すでに復活、これから破綻、徐々に衰退?、それとも悠々自適

2008年12月22日 06時04分09秒 | Weblog
すでに前回のバブル崩壊から十数年が経過しているわけですが、石油ショックと同様に後になったら「第一次バブル崩壊」、今回が「第二次バブル崩壊」なんて呼ばれることになるかもも知れませんね。

「歴史は繰り返される」と言いますが、
浅井隆氏の「全世界バブルが崩壊する日」(上)を読んでみましたら、まあ、予測が当たっていること。本当に怖いですよ。

オランダの「チューリップの球根のバブル」から、かつてのアメリカのフロリダにおける不動産バブルなど人類は自らのお金に対する欲望でいろいろなルールを考え出しては大暴騰の市況を造り上げそして下落しての「バブル崩壊」により大混乱をしてきた歴史がよくわかりました。

今回は世界的なバブルのようです。
まだまだ何が起こるのか、よくわかりません。

ところで、昨日は古い付き合いの人と再開しましてゴルフに興じました。
年金をもらって田舎で本当に平和に過ごしている人もいるんですね、
久しぶりにのんびりした夫婦と会いました。

人間なんてものの生き方は本当に人それぞれですね。
お金がなくても、田舎に住んで、豊かさを感じながら退職金と与えられた年金で夫婦でゴルフを楽しんでいる人生。久しぶりに心が和みました。

人の人生なんてものは本当に多様なんですね。

資産があって親の事業を継承していても、いつも赤字で、貧相に稼いでいる人。
それで、晩酌が楽しみ程度では人生の豊かさなんて感じられるはずもありません。

破綻した民事再生企業の再生に必死で取り組んでいる人たちもいます。
それでも、目標があるから生き生きと頑張っています。

何とか、破綻せずにきたけれど、今でも苦しい資金繰りにあえぐ人。
必死で生きています。

身の回りには本当にいろいろな人生模様があるわけです。

ところで、前回のバブル崩壊で一度破たんした友人の何人かはすでに再び立ち上がって凄いビジネスをしています。

私も十年たってこうして生きています。

最近、ある事を学びました。
親から多くの資産を相続しさらに事業も継承をして、現在でも事業改善もせずにのうのうと生きているある経営者が、アクティブな若い経営者に「失う物がなければ、何でもできるよ」とうそぶいていました。

自分の事業は衰退していても何の課題も感じない人間が、「失う物がなくなったら」一体何ができるというのでしょう。
こんな時代です。経営者たる者、は「いつ裸一巻になっても再生して立ち上がって見せる」というくらいの心意気が欲しいものです。

親から継承した大した資産でも無い物を盾に「失う物がなければ、何でもできる」とはとんでもない負け惜しみです。人生の敗北者ですね。

今の日本を、いや世界をご覧ください。
アメリカのビッグ3が倒産の危機に、そして世界のトヨタ、ソニーでさえも赤字に転落して労働者の首切りをする時代なのです。
常に、緊迫した心構えを持たなければ事業なんてできるはずもありません。

街の商店クラスの経営者が「失う物」なんてそんなに大きいはずもありません。
常に「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり」と考えるべきでしょう。

経営に対する危機感があればこそ、「次の時代」の到来が見えてきます。

ノウノウとした、二世、三世経営者には、それが見えて来ません。
そんな人間に共通していることは、適当な学歴があって経済の理屈だけは達者なのですが、行動力がないこと。したがって改善意欲も不足しています。

そんな若手SS経営者なんて、後ろからケツを蹴っ飛ばしてやりたくなりそうです。

あなたは、どんなタイプの経営者でしょうか?

これから、しばらくのあいだ、私は野人に徹します。


長い夜です

2008年12月18日 23時29分41秒 | Weblog
今夜も徹夜で構想を練ったり、原稿を書いたりしています。
昔、今から十数年も前のことですが、システム開発の仕事を始めた時に、ある大企業の社長に言われた言葉を思い出して考え込んでいます。

「システム開発を全国展開するということは、全国を相手に喧嘩するくらいの覚悟が必要です。色々なことを犠牲にしなくてはなりません。」

時間や家庭や身の回りのことについてかなりの自己犠牲を払う覚悟が必要だということです。
その方は、今では超有名なある経営者の方がアメリカから帰国してビジネスを開始したときのことをよく知っている方なのです。
確かに、思いついたり、閃いたり、モチベーションが高まったその時が勝負です。

この仕事の宿命です。

今夜も長い夜になりそうです。

ビジネスの構想を取りまとめています。

2008年12月18日 15時00分24秒 | Weblog
月刊ガソリンスタンド誌、2009年2月号の原稿を早くも書き上げました。
私の頭は、もうすでに年越しをしたわけです。
連載ですから、締め切りに追われるのは辛いので書ける時には一気に書いておこうという作戦です。

年明けには、大手企業様との打ち合わせスケジュールが入ってきまして忙しくなりそうなので今のうちに時間を稼いでおこうというわけです。

オフィスの窓際のデスクで外の景色を観ながらアイデアを練っています。
かなり内容の濃い原稿になったはずです。

今まで、無かった企画ですから、ご覧になる方は興味を持つでしょう。

今年のお正月は原稿を書いたり、落ち着いてビジネスの構想を練って過ごしたいと考えています。
頭の中で自分のビジネスフォームが固まったら一気に行動に移るわけなのですが、それまでが大変です。
ゴルフでもしながら夜中に独りで構想を練ってみようと考えております。

自分の今までの習性と言いますか、ライフスタイルは思考と行動が同時進行みたいなところがあったわけですが、今回からは行動の前に一歩だけ立ち止まるということです。私も年をとりました。(笑

以前は、軽井沢の山荘にたった一人で籠ってフローチャートなどを書きまくっていたわけですが、今は新幹線の駅前のマンションで作業中。
私は、やはり山の中が懐かしいです。

雪に埋もれた山荘は本当に音がしないのです。雪が音を吸収してしまうからです。
友達は猿の群れでした。
当時も時々山小屋まで来ていたAなどは、「社長はボスざるみたいだ」と言ってました。
ミカンやピーナツで餌付をして、子猿を捕まえようとしたら母猿に飛びつかれて怖かった。

本当は山に籠って作業をしたいのですが、
どうも家内はそんな趣味はなさそうです。寒いのは大嫌いとのことです。

夜中に、晴れた雪山の中で見上げる夜空の星を見ていると幻想的な気分になります。
それに月夜のあの蒼い景色は本当にきれいなのです。

懐かしいです。

みのもんた 「ほっとけない!!」

2008年12月18日 09時07分01秒 | Weblog
今朝のTBS「みのもんた、朝ズバッ!」で「ガソリンスタンド存亡の危機」と題して青森県の家族経営のガソリンスタンドの厳しい経営状況を取り上げていました。

ちょうど朝食の時間でしたので、ご覧になった方も多いはずです。

地域に根ざした灯油配送は過疎地域などの一人住まいの老人世帯などにとって生活の生命線となっており、単にビジネスの採算性だけで論ずるわけにはいきません。

私自身も全国一の高齢化の村のSSを運営していたこともありますし、全国各地の過疎地域や辺境のガソリンスタンドを巡回した時期もありますので厳しい現実は痛いほどわかります。

改めて「ガソリンスタンド」というビジネスの存在意義をメディアが取り上げて問題提起する時代になったのですね、このことはいい傾向です。

全国には安売り競争に明け暮れる市場もあれば、存在そのものに意義があるガソリンスタンドもあるわけです。本当に皮肉なものです。
販売業者としてのモラルとダンディズムを是非感じて頂きたいものです。

ガソリンスタンド経営者もこれだけ淘汰が進みますと何時かはプライドを持って石油販売ビジネスに取り組める時代が来るはずだと、若干の光明を見出したような、爽やかな気分になれた朝の一瞬でした。

正直なところ、眼がウルウルしてしまいました。
頑張ってください。


月刊ガソリンスタンド誌 「変わるビジネス、変わるシステム」 連載スタートします。

2008年12月18日 05時51分33秒 | Weblog
月刊ガソリンスタンド誌。2009年新年号から
連載で「変わるビジネス、変わるシステム」として連載シリーズがスタートします。

石油流通ビジネスの直売最新ソリューションシステムに関する情報を連載でご覧いただけます。

現在、検討中の企業の皆さん。構築中の担当者の方々にとって御役に立てれば幸いです。

「新仕切り体系」に伴う卸売価格そのものは依然として市況に依存する石油製品ですが、販売最前線における価格設定業務への対応など直売部門の社内管理は複雑化しています。

実際には、買う側よりも、販売する側の販売価格管理や請求単価管理設定作業のほうが複雑化しているわけです。その辺の課題をどのように解決するかが、大きなポイントです。

申しあげるまでもなく、現状の石油流通ビジネスではSS店頭販売業務よりも「直売・卸売部門」のほうがシステム化により確実な収益体制を構築することができるわけです。その辺のノウハウについて大手企業では既に具体的な手法に着手しているわけですが、業界全体ではかなりの業務コスト格差が発生しているのが現実です。

どのようにしたら、ミスのない正確な処理が可能で省力化を実現することができるか、具体的な手法をご紹介していきたいと考えています。

雑誌をご覧になって、より詳細な情報を知りたい方やアドバイスが必要であれば、ブログをご覧の皆様には直接お答えいたします。

お気軽に、お問い合わせください。

今朝は、すでに2月号の原稿に着手しています。
内容は「石油流通ビジネスにおける「与信限度額管理」の具体的手法」となっています。

夜も寝ないで、昼寝して頑張っています。

不景気で人手が余ってリストラ、しかし一方では人材不足

2008年12月17日 09時38分34秒 | Weblog
世の中は派遣社員や正社員の人員整理で大騒ぎです。

しかし、一方では人材不足で困っている企業もあります。
人材とはすなわち人的資質や能力が備わった人的経営資源という事。
一言でいえば、語弊があるかもしれませんが「有能な人材」という事でしょうか。

近年の日本の教育レベルが下がったために、とてつもない「お馬鹿さん世代」が発生しておりテレビ番組などでもブームともなっています。
一国の総理大臣の漢字読みの能力があの程度なのですから、クイズなどでの若手芸人の珍回答を笑ってばかりにはいられません。

ところで、最近感ずることなのですが、
企業の管理や情報システム部門などでもだいぶ雰囲気が変わった社員が増えているようです。
一概に若手が悪いという訳ではありません。
むしろベテランの方が自分の職務領域に固執してしまって改善の障害になっているケースも増えているようです。これは企業における「老害」です。

大企業になればなるほど、組織も官僚的になって硬直化してきます。
ですから、常に組織の流動性を維持しなくてはなりません。

注意すべきは中小零細企業などの情報システム部で、部署の業務が完全に特定の人間に依存しすぎているケースです。
社員数が少ないため仕方がないとはいえ業務継承や退職などでかなり経営的なダメージを受けるケースも増えています。

最近では、オフコンなどの旧泰然としたシステムから最新のオープン系への移行が進行中の石油業界ですが、若手の方が対応力も理解力も完全に上回っていることが多いわけです。
特にシステム部門などで世代交代がスムーズに行っている企業の成長が目立ちます。

特約店や卸売段階での石油ビジネスでは流通概念などの理解が必要な部分もあるわけですが、一度理解すればとにかく若手の頭の回転は速いですね。

大手企業などではもうすでに、30才台の世代が中心ですね。

どうも、ベテランがやたら業務を複雑化したり、業務を囲い込み過ぎているケースが多いようです。

こんな時代です。思い切って、若手に仕事を任せてみる事も大切です。
意外と能力ある若手スタッフの経営資源が車内に眠っていることが多いですから、経営者の方はもう一度車内を見渡して発掘してみましよう。

最近実際に合った話です。

北陸の某老舗特約店で、いまだに「電算室」なるものが依然として存在していました。
元売りからの出向社員もいました。
その出向社員は以前私と他の特約店において外販部門と配送システムを立ち上げた経緯がありまして、その会社でも同一の手順での導入立ち上げを指導することになったわけですが、人的資質が全く異なり本当に苦労しました。

何しろ、電算室の専任がオフコンを占有し、系列計算センターも手を焼いていたわけです。自社コンと系列計算センターの二本立てなんて聞いたこともありません。
とにかく、無駄なことこの上ありません。

元売りの出向社員などは、頭にきて「いつか、あのガラス張り電算室とかの部屋をぶち壊してやる」と怒っていました。

何度打ち合わせをしても、スタッフに改善意欲が見られず、手を焼きました。

その会社がどうなったか?

近隣の同系列の特約店に、最近吸収されとしまいました。

吸収した側の特約店様も当社のクライアントですが、とにかく若手スタッフがキビキビとした機動的な対応でシステム構築も素早く、機動的な運用にも長けていました。

本当に、「人材」の格差というものを感じた次第です。

自分も、以前企業経営で人材による大きな失敗というものを経験しています。
ですから、この部分では絶対に妥協できない部分もあるわけで、時々クライアント企業でも大きな声で叱りつけてしまう事もあるわけです。

不景気で失業者があふれる時代のようです。

こんな次節ですから、有能な人材を確保するチャンス到来だと思います。

同時に、不要な「余る人材」も社内に存在しているかもしれません。

リストラクチャリング(リストラ)の後には、

企業のリエンジニアリング(企業再構築)の時代です。

今こそ、人材補強のチャンスです。

「企業は人なり」

「人は石垣、人は城」

当社も人材募集中!!

外見と実際の仕事は違うものですね

2008年12月15日 17時00分33秒 | Weblog
年末はゴルフ場が暇なので、システムの調整やら現場オペレーションの勉強にちょうどいいというわけで、ここ数日はゴルフ場で支配人と業務システムのオペレーション勉強会。

たまには石油業界とは異なる業種の業務オペレーションを勉強するのも為になります。

どんな仕事でもお客としての立場で見るのと現場業務の実際の中身の仕事では違うもので本当に勉強になります。
サービス業というものはそんなところまで気を使っているのか、なるほどなるほどというわけです。

それで、そんなポイントをシステムに反映しようとするとこれがまた大変なことなのです。基幹統合系ソリューションということでこれで完成というところがないためアドオン開発には手間がかかります。どこまでいっても完成ということはないようです。

仕事が大変なほど達成感というものが高いわけです。
我々のゴルフソリューションはすでに既存の各社システムの領域を超えているようです。


こんな年の瀬、ありませんね

2008年12月15日 09時36分21秒 | Weblog
少しも年末が感じられない年の瀬です。
昨日もゴルフ仲間と忘年コンペでしたが、ほとんどの方が忘年会という気がしないという事です。

製造業の経営者は本当に元気がありません。
特に自動車関連なんて春先の勢いがどこかに吹っ飛んだ感じです。
どうしてこんなに急に景気が冷え込んでしまったのでしょう。

石油業界はSS店頭の小売は相変わらずですが
直売部門を中心に結構潤っているところが多いようです。
業界の友人にもちょっと勢いが出てきました。

昔から、石油流通ビジネスは世の中の動きとは反比例することが多いわけです。
石油の値動き自体がマクロ経済に大きな影響を及ぼしているからでしょうね。
石油は値上がり、値下がりの価格変動の値動きの間隙をぬっての利ザヤ稼ぎが意外と大きな収益になるわけですから、今回のような値動きではチャンスが多かったわけです。

しかし、原油価格を含めリテール市況までの低迷が長期化するととんでもない安売り競争が長期化するわけです。

ユニクロのようにどんな業界にも「安売り」でマーケット制圧を狙う業者が存在するわけですが、
石油ビジネスだけは「一人勝ち」は絶対に不可能なのです。
その事に気がつかない独りよがりの販売業者が多いのが石油業界です。
その事がリテール業界で大きく伸びる販売会社が少ない大きな原因となっています。
いつまで経っても、足の引っ張り合いが続きます。

今回もすでにバカ値販売が出てきたようで困ったものです。

こうなったら来年こそは真の意味で「経営格差拡大」を実現して優勝劣敗が明確になった方が石油業界も安定するはずです。
優良な業者だけが勝ち残って、早く安定したビジネスができるような経営環境が構築できることを祈ります。

来年がそのスタートの年になればいいですね。