東日本〇〇〇グループの灯油スタッフによる「研修会」が軽井沢で開催されました。
先日に引き続き熱の入った勉強会です。今回は具体的なシステム運用に関する工夫やデータ分析などかなり専門的な研修です。
最近では大手ディーラーがSSフィールドを飛び出しての「外販・宅配」に力を入れております。
九州のIDEX(新出光)グループなども本格的な取り組みを開始しており、当社スタッフは頻繁に出かけています。
元売り販社系企業や商社系ディーラーも積極展開に入りまして、
昔の灯油配送スタッフとはだいぶ業務スキルも意識も変化しており一気に人的資質が向上しています。
軽井沢では、薪ストーブがブームなので、「ストーブ用の薪配達」販売も盛んです。
最近別荘建築が増えておりまして、建築業では不景気なんて関係ないようです。
別荘客に対する灯油配送は「定期配送」が中心ですから価格面でも他地域とは異なる様相で展開されています。
別荘客の高級車は「お預かり洗車・給油」が多いようですし、SS業務とは関係ないサービスまで展開中です。
タクシー業界では、運転手さんが奥様のお買い物にスーパーまでついて行って、ポーターサービスまでしているようです。
風呂場のボイラーの調子が悪い、電球がが切れた、テレビが映らない。パソコンがインターネットにつながらない。
夏の軽井沢は例年、まさに「ホームライフサービス」の真っただ中となります。
「ゆきんこサポートセンター」も真夏のシーズンに向けてパソコンレスキュー隊でも編成して商売しようかなんて考えています。
最近の石油業界では、
大手企業による「直売部門」や「外販・宅配」部門などでの新たなビジネスモデル開発が進んでおり
『ホームライフ事業』に力を入れているところが多いですね。
エコカーの普及により、SSへの来店頻度が急速に低下していることから先進的な企業では「SS店頭の待ちの商売」から脱却して
「SSフィールドを飛び出してのセールス活動」に力を入れているようです。
ですから、SS店頭を基軸とする「顧客管理」よりもより細分化したエリア戦略なども工夫されています。
「車検販売」などまでドアツードアでの営業となっていますから、従来のSS店頭オペレーションとはだいぶ業態も異なってきました。
まるで、カーディーラーのようなきめ細かいセールスプロモーションが展開されようとしています。
そこから、何が派生してくるのか新たなビジネス展望が楽しみですし、可能性も膨らみます。
セルフ化やSSの拠点集約などにより、優秀な販売スタッフのビジネスフィールドを外販ビジネスに振り向けるという考え方です。
「人的資産」の有効活用により大きな経営効果を上げることが可能となっています。
もはや、仕入れ情報だけに固執してガソリンの価格競争のみに振り回されているような思考の一般業者は置き去りにされてしまうかもしれません。
今後のSSビジネスでは、個別的な拡販ツールや胆略的ビジネスモデルだけで勝ち残ることは不可能だと感じます。
SS業界そのものの、社会的ポジションや構造的変化を見据えながら次世代に向けての工夫が大事だと思うわけです。
その点では、「すでに、これまでのガソリンスタンドの時代は変わってしまった。」ともいえるわけです。
ところで、
昨日、、用事がありまして会社の裏の山の手の『ビル君の別荘』工事現場の近くにいきました。
あの憧れの美人女優の別荘の上です。あのエリアは古い資産家や有名芸能人の隠れ屋が多い地域です。
知らぬ間に自分が野次馬に変身してしまいそうです。
完成は来年以降になるような大きな工事のようですが、関係者の話では、あのエリアは御用邸も近いのでヘリポートの建設は無理のようです。
そうすると、ビル君は当社の前を通って車で別荘へ行くのでしょうか・・・・?
昨年、天皇皇后両陛下がお越しの際には、社員全員会社の前に立って手を振りながらお出迎えさせていただきましたが、
ビル君が来たら、どうしよう、なんて考えています。若手のK君は門番でもしていましょうか・?
(以上、現場からのリポートでした。)
石油ビジネスとビルゲイツ、あまり関連性のない話題ですが、
みんな「ウィンドウズ」の中で生きているわけです。変な感じです。