ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

仕事をするための、ライフスタイルとサイクルを整備

2012年08月17日 04時33分09秒 | Weblog

お盆休みも終わって、ようやく仕事モードにシフトチェンジです。
昨日は、まだ頭の切り替えがうまくいかなくて苦労していました。

企画や創造的な仕事が中心ですから、
自らのモチベーションと集中力が伴わないと仕事が進まないのがこの仕事の一番大変な部分です。
惰性では仕事が進みません。

旧盆の休み明けなのにまだまだ猛暑が続きそうですね。
夏バテせずに頑張りましょう。

私のライフサイクルは、早寝早起き。
夜中から早朝には起きだして、業務管理や計画立案、原稿執筆などに精を出しています。
来店客があるような仕事ではないので、自分の好きな時に仕事ができることはありがたいことです。

そんなわけで、早朝から夜明けが一番の仕事タイムとなっています。
最近日中は、昼寝をしたりして過ごします。
快適なリゾートオフィスといったところです。

仕事を完全にリタイヤした優雅な友人もいますが、少しばかり退屈そうです。
しかし、私のようにこの年になっても仕事に追い回されていると大変です。
休み明けには、プレゼンのスケジュールも立て込んでおり、また全国各地を飛び回ることになります。
忙しすぎるとアイデアも浮かんでこないわけで、企画立案や原稿執筆などが遅れてしまいます。

自ら能動的に活動しなくてはならないビジネスは、
SSやレストランなどの来店客を待つ仕事とは異なり自分自身の怠慢さが明確になります。
サボって遊んでいれば、必ず後から自分自身につけが回ってくるわけですから自らのペースを作ってマラソンランナーのように頑張ります。

最近、犬を飼いましたので結構癒されています。
私が作業するディスクの横で、朝から付き合ってくれるので退屈しないで仕事ができます。
一段落つけたら、朝の散歩となるわけです。

今後は、スタッフにも自主的な業務管理を徹底させるために朝の打ち合わせを綿密にして、
仕事を自ら創り出せるように進めていくつもりです。
ただ漫然と出社して、時間を消化するような業務体制ではなく、常に自分自身に課題を与えながら仕事ができるよう工夫する必要があるわけです。

理屈だけで、食べられるような甘い仕事ではありません、
自らのライフスタイルやライフワークを工夫しながら創りあげる努力をともなってから仕事も人生も楽しくなるということ。

昨日、どんな仕事をしたのか。。。。
今日はどのように課題と立ち向かうのか、
自分自身で考えながら仕事ができるようになればいいですね。

今日は、息子が主催する「高コン」とやらの地域起こしのイベントで忙しいようですから、
孫娘を預かりながら楽しく仕事をするつもりです。

まだまだ、軽井沢の夏は続きます。


目線を変えて

2012年08月13日 05時11分01秒 | Weblog

11日から夏休み連休を取っています。
頭をリセットするために、パソコンにも触れずに過ごそうと考えているわけですが、
「習性」というものは怖いものです。

頭を完全に自分のビジネスから切り離して、根底から時代の流れを見直し、
自らのライフスタイルも見直すことで自らの「次の時代」を考える。

異なる業種の友人や新たなジャンルの人達と触れ合うことで知らない世界も見えてくる。

野暮な理屈や安易な情報を捨てて、
今の世の中の流れを肌で感じながらリアルタイムな時代感覚を掴むことが大切です。
昔は、目の前の仕事に追い回されてこんな時間をとることはできませんでしたが、
最近では、生活の中に「動」と「静」のアクセントを付けながら、
自分の人生や仕事を見つめなおす「充電タイム」を取ることが非常に大切だと感じています。

何も考えずに、スポーツで汗を流すことで見えてくるものもあります。
朝は、5時から愛犬を連れて散歩しながら、近くのコーヒーショップのベランダで爽やかな空気を吸い込みながらの朝食です。
近くのゴルフ場では、早朝からゴルフをしている方も多いですね。

一昨日はコーヒーショップで同席した、某大学の教授とエネルギービジネスに関する話題で二時間も盛り上がりました。

昨日は、半導体の製造ラインを設計しているエンジニアの方と情報交換をしました。
最前線の話題は臨場感があって、新聞やインターネットではわからないことが多いですね。

早朝からそんな時間を過ごして、いざゴルフ場へ出陣となるわけですが、
昨日は、ホームコースで定年間近な小学校の先生と、今話題の大手半導体メーカーの若手社員の方とご一緒させていただきました。
先生は独身で退職後の生活を考えながらのゴルフ。
そして、若手社員はリストラの問題で、休み明けに上司と話し合うのだそうです。

人間、生きているとどんな人にも悩みがあり人生の「分岐点」というものがあるものです。
本当に難しい時代なのだと痛感します。

現在、自分の生きている環境やビジネスの世界が全てなんだと感じている人間は不幸ですね。
人間なんてものは、自分が生きている間に知りえる知識や体験なんて、ほんの一部なのだと思います。

人それぞれが、さまざまな職業で多様な生活体験をしながら生きているわけです。
そのこと自体を知るということは、簡単そうで実は非常に難しいということです。

かつて、歴史小説作家の童門冬二先生と話したことがありました。
ケネディーが尊敬していたという「上杉鷹山」。あの小説の人物描写は、すごいですね。
「歴史はすべて、人間のドラマだ。神話もこの例外ではない」ということです。
小説なのですが、人間の生き様を真正面からとらえています。

実は、昔、先生の講演をすることになり、
私は自分の車を運転してご自宅まで迎えに行き、
車中でいろいろな話をしながら過ごしたり、一緒にお酒を飲んだ楽しい時間がありました。

自分自身でドラマチックな人生を創りあげられたら、本当に素晴らしいことだと思います。
「夢」ですね。


「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」 ゴルフマニアの話題です。

2012年08月08日 09時28分08秒 | Weblog

出勤途中に「軽井沢72ゴルフ・北コース」があります。
いよいよ、10日から「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が開幕です。
昔の「東急女子オーブン」から続く歴史のある試合です。
戦いの場も、ゴルフのメッカ、避暑地軽井沢ですし、ギャラリーも多くて、一番華やかな試合です。
大手企業の社長なども多数観戦しますから、女子プロも張り切っています。

家の近くでもありますから、犬の散歩をしていたら朝早くから有名女子プロが数人ランニングしていました。
早朝から大変ですが、昨日の帰りには、6時以降まで全美貞(ジョンミジョン)も練習場でボールを打っていました。
みんな、プロですから仕事となれば大変なことだと思います。

我々のような、お楽しみゴルファーとは違って、先週の北海道ツアーから軽井沢へ移動して頑張っているわけですから、
本当にハードで凄い努力の世界なのだと思います。

数日前から、ギャラリースタンドやテント張りで多くの作業員が準備していました。
ゴルフマニアとしては、トーナメントの準備や女子プロの練習なども気になりますね、
今回のトーナメントの練習場は道路からすぐですから、車からでも見えるわけで、つい車を止めて見てしまいます。

それにしても、ウェアも華やかな若い女子プロが勢ぞろいしていると、いつもの通勤路も花が咲いたようです。
練習を観ていると、外人のキャディーやレッスンプロのようなスタッフが多いですね。
一打ずつ、アドバイスを受けながら練習している選手もいます。

道具屋さんのサービスカーも勢揃い。
各メーカーごとにカラーリングされてレースのサーキットのサービスチームのような状況ですが、
よく見ていると、シャフトやクラブ調整などで、選手がそれぞれの所属企業のサービスを受けています。
素人のクラブとどこが違うのか・・・・、なんて考えながら見ていました。

数年前に、群馬で男子メジャートーナメントがあった際に、
私のホームコースで某メーカー所属の一流プロが勢ぞろいしてドライバーのテストをしていたのを思い出します。
クラブもボールもいろいろなものを取り揃えて、翌日使用するドライバーとボールのマッチングのセットをしていました。
一般は出入りできないわけですが、ゴルフ場の社長と一緒に見ていましたら、
男子の一流プロがドライバーをフルショットすると300ヤードなんて軽くオーバーしてしまうわけです。
あの時は、「やっぱり・・・、道具なんだ・・!、」と思って、後日某プロの道具を借りてみたわけですが、
現実は、「やっぱり、腕なんだ。・・・」という事を痛感したことがあります。(笑

トーナメント用の練習場は、基本的に実際の芝の上でボールを打ちます。
昨日まで、きれいに整備されていた芝生も今日からはターフ跡だらけになるわけです。

プロゴルファーには、仲間や友達も多いわけですが、華やかなトーナメントに出場できるのはほんの一部です。
不景気で主催企業が少なくて男子プロのトーナメントは試合数も減って大変なようです。

試合が始まったら、家内と二人で涼しい木の下でも見つけて、観戦しましょうか。
あんな若い非力そうな可愛い女性でもできるのだから、俺にもできるはずだと思って頑張ってみましょうか、
それとも、あの努力を見ているとできるはずもないと諦めるのか・・・・

それが、素人の浅はかさだといってしまったら、すべてはお終いです。
まだまだ、同じ道具を使えば・・、と思ってゴルフショップへとんでいくのか・・・・、
だから、道具屋さんの思う壺。と解っていてもまた、買いに行く。

まあ、いずれにしても、ゴルフは楽しいものです。
 


歴史は、繰り返す。構造変化の本質。 ②

2012年08月06日 09時39分53秒 | Weblog

①.の続きです。

これまで、アメリカで起きたことは数年後には日本で起きるといわれてきましたが、
現在の日本が、まさに「その時期」なのかもしれませんね。

アメリカは、IT関連ビジネスの勃興であの不況から蘇生したわけですが、
どうも日本ではそんなわけにはいかないようです。
今頃、システムの「オープン化」が叫ばれているわけですから遅れているような気がします。

というよりも、中国や韓国のほうがシステム環境の変化を先進的に取り入れているといわれます。
WEBの活用から運用面では進んでいるという見解をもつ方も多いですね。

ところで、日本の石油流通業界の関連システムはどうでしょう。
依然としてPOS処理から後方の「勘定系データ処理」による請求書作成業務中心で、
データの活用麺面などはまだまだといった状況で、む
これから本格的な基幹系システムの「オープン化」が進行するといった状況だと思います。

系列ごとの「しばり」などもあり、なかなか思うに任せないといったところもありますが、
ここにきて、有力な独立系企業や商社などでは基幹業務統合系システム改善などを基軸とした業務改革を進めるところが増えています。

私は、これらの業務管理ソリューションによる業務コスト削減が、今後は最大の経営格差要因になるはずだと考えています。
店舗数が増えても、管理業務コストやオペレーションが変化しないわけですから、「スケールメリット」を充分に生かすことが可能となるからです。 
実は、これらのコストは「仕切り価格」を上回る収益格差を生むともいわれています。

来年の3月からの地下タンク問題などで、閉鎖するSSが増えるはずですが、
一方では、原単位が増加する「勝ち組企業」も増えてくるはずです。

日本のSSビジネスは、戦後の創生期から、第一次オイルショックまでの「成長期」、
そして、短かった「成熟期」を経て「淘汰期」に突入しています。
依然として、激しい販売競争にさらされているわけですが、
SS数の減少と、エコカーや軽自動車の増加による減販がさらに追い打ちをかけてきます。

しかし、専用ソリューションを駆使した業務改善による経営コストダウンにより、
先進的企業の採算ラインは大幅に低下して必ず勝ち残ることになるはずです。

石油ビジネスの本質を見つめながら、
構造的変化を先取りするための具体的手法があるわけですから、
「システムが石油ビジネスの未来を拓く。」ことになるはずです。


歴史は、繰り返す。構造変化の本質。 ①

2012年08月06日 01時38分04秒 | Weblog

最近、大手メーカー系企業に勤務しているゴルフ仲間などが、リストラで厳しい状況が発生しており相談を受けることがあります。
新幹線の長距離通勤などで頑張ってきたのに気の毒なことなのですが、
身の周りでこのような話を聞くと、報道されている大手メーカー系企業などの厳しさが本当に身近に感じられてきます。

かつて、米国などでも産業構造などの変化により、ホワイトカラーと呼ばれる人達の多くが失職した時期がありました。

ちょうどその頃、日本はバブルの好景気で、我々中小企業経営者もアメリカなどに視察旅行と称してよく遊びに行っていたものです。
石油業界などでも「海外視察旅行」が多かったですね。

大手特約店企業がアメリカのマンハッタンのビルを買収したなどということで驚かされたものですが、
今では、当時のアメリカと日本が、日本と中国に置き換えられてしまったようです。

最近では、夏の軽井沢でも中国人旅行者が急増しており、アウトレットなどは「歓迎光臨」などの張り紙が目につく時代です。
投機目的なのか、別荘などを購入する中国人も多いようです。
顔が似ていて、服装も日本人と変わらないのですが、フードコートなどでは中国語が飛び交っています。

「あの頃」、私もアメリカへ何度か出かけて、「ジョバー」と呼ばれた独立系石油流通企業を視察したことがありました。
その後、SSにおけるセルフの解禁、自由化、新仕切り体系などの流れのなかで現在の日本の石油ビジネスがあるわけですが、
時代の流れは、本当に早いものですね。

Microsoft Windows が、3.xとして日本語版を発売開始したのが1991年ですから、すでに21年が経過しています。
その後、あの「Windows 95」が発売された頃の「ウィンドウズ・ブーム」は、すごかったですね、あれから17年たちました。
秋葉原に販売開始を待つ人たちが並んで、先を急いで購入したものですが、
今になって思うのですが、あの時期が構造変化の本当のスタートだったように感じます。
ですから、あれから17年が経過したわけです。

当時、「Windows 95」を購入するために並んだ人たちは、一体どんなものなのか、本当に理解していたのか・・・・
一部の人たちは理解できていても、多くの人たちはよく理解できていなかったようにも思えます。
かく云う私も、その一人なのですが、
当時、田舎の自宅でインターネットを初めて接続使用した頃のことを想い出しています。

それ以前から、私は沖電気の「IF800モデル10」というパソコンを購入して、自宅でいじっていました。
パソコンは、非常に高価なものでしたね。
「パステル」とかいうデータベースソフトで独学で勉強をしていたのを覚えています。
その後は、「桐」で現在の「へトロマスター」の原型を創ってテストしたり、
「アクセス」でテストを繰り返したり、いろいろ苦労したものです。
パソコンは、個人用だけでも今までに数十台も購入しています。

その後、本格的なSQLデータベースにたどり着いたわけです。
その頃になると、とても自分だけの知識だけではどうにもならずに、専属のプログラマーを身近に置いての開発となりました。
それが、現在まで続いています。

石油流通ビジネス最前線の実務に携わりながら、開発を進めてきた石油流通ソリューション開発が本業になろうとは・・
今になって、考えると失ったものも大きいわけですが、『時代を先取りした』という点では、少しだけ自己満足しています。

現在でも、システムの構造的な改善や変化は進行しているわけですから、毎日が戦争です。
いつまでたっても時代と追いかけっこをしているわけですがから、疲れますが、それが生きているという事なのでしょう。
こんな時間に飛び起きて、パソコンと向かい合っているわけですから大変です。

秋田犬の仔犬の「雪丸」君と夜中に、話しながら仕事をしています。


地域SS企業、頑張れ!!!

2012年08月03日 09時53分05秒 | Weblog

昨日は、、北陸方面へサポートをかねての出張。
猛暑の中、来シーズンの灯油商戦に向けての準備体制が早くもスタートしています。

「サポート契約」をいただいている企業様からの要請に応じて飛び回っています。
まあ、全国どこへ行っても暑いですね、最近は灯油商戦も非常に熱いです。

昨日は、地域を市場制圧している有力特約店。
SS部門とは別に、住宅設備部門、特に石油配送外販を中心としてガス販売までの強化を推進してきた企業です。
自動車関連では修理工場から販売、洗車ビジネスなども積極展開中。
地方都市の、地域ナンバー1企業は安定していて強いですね。

漁港なので、船舶給油から土木のパトロール給油まで対応しています。
SS店頭外の外販配送の強化により地域外販は独占といったところです。

もう、「雪ん子」をご利用いただいて、10年以上が経過しています。
現在では、3代目のご子息が頑張っていて、力強い限りです。

元気印の企業は、前向きで、スピーディーで気分がいいですね。
地域には、こんなSS企業が必要だと思います。

やればできるのに、何もしない経営者が多いわけですが、
変化に対応するというよりも、地域ニーズを先取りすれば何でもできる。

SSビジネスは、店頭での『待ちのビジネス』から大きく変化しています。
まずは、地域ニーズの掘り起こし、仮にトライ&エラーの繰り返しであっても、その中から『何か・』が見えてくるという事です。
「人真似」ではだめですね、まずは、自ら考えて行動できる企業体質を作ることが大切です。

我々のソリューションビジネスでも、大手企業にはできないことが我々のような零細企業で簡単にできてしまうこともあるわけです。

やはり、日本は、地方の企業や中小企業が元気にならなければ再生できないという事。
創造的な精神と行動力を失ったら、お終いという事です。