×放射性物質の漏洩(考えられる)原因
1号機 2号機 3号機 4号機
ベント(排気) ベント ベント -
水素爆発 - 水素爆発 水素爆発
プール燃料棒露出 圧力抑制室損傷 燃料棒露出 -
==========================================================
福島第一原発
×1号機 運転開始1971(昭和46)年 出力:46万Kw 地震時運転中
■建屋 ×破壊
※冷却装置 ×不全
※炉内燃料棒 ▲損傷の疑い
※炉格納容器 ○安全と説明している
※プール燃料棒 ?損傷不明 292本有
--------------------
*電源復旧 22日送電線と配電盤接続
24日午前11時半頃中央制御室の照明点灯。
△23日圧力容器400℃になる、海水量を増やし322℃へ下げる
*24日午後10時現在(も)引き続き原子炉への海水の注入を実施
◆海水冷却で炉内に塩(分)が溜ってきて、限界が近づく?
×2号機 運転開始1974(昭和49)年 出力:78.4万Kw 地震時運転中
□建屋
※冷却装置 ×不全
※炉内燃料棒 ▲損傷の疑い
※炉格納容器 ▲(圧力抑制室)損傷の疑い・大
※プール燃料棒 ?損傷不明 587本有
--------------------
*電源復旧 20日午後3時46分負荷側電源盤で受電開始
電気機器調査実施中
*24日午後10時現在(も)引き続き原子炉への海水の注入を実施
◆海水冷却で炉内に塩(分)が溜ってきて、限界が近づく?
*22日(も)16:07~17:01東電で放水≒18t(累計:≒58t)
×3号機 運転開始1976(昭和51)年 出力:78.4万Kw 地震時運転中
■建屋 ×破壊
※冷却装置 ×不全
※炉内燃料棒 ▲損傷の疑い
※炉格納容器 ○安全と説明している
※プール燃料棒 ▲損傷の疑い 514本
--------------------
*電源復旧 22日送電線と配電盤接続
22日午後10時45分中央制御室の照明点灯。
*24日午後10時現在(も)引き続き原子炉への海水の注入を実施
◆海水冷却で炉内に塩(分)が溜ってきて、限界が近づく?
*23日(も)11:00~13:20東電で放水≒35t(累計:≒3,927t)
×24日タービン建屋1階・地下1階で協力企業作業員3名、約170mSv以上被曝
×4号機 運転開始1978(昭和53)年 出力:78.4万Kw 地震時定期検査中運転無
■建屋 ×破壊
※冷却装置 ×不全
※炉内燃料棒 炉内には無
※炉格納容器 ○安全
※プール燃料棒 ▲損傷の疑い 1331本
--------------------
*電源復旧 22日送電線と配電盤接続
電気機器調査実施中
*24日(も)14:36~17:30東電(特殊車両)放水≒150t(累計:≒685t)
△5号機 運転開始1978(昭和53)年 出力:78.4万Kw 地震時定期検査中運転無
□建屋
※冷却装置 19日午前5時より使用済燃料プール冷却開始
※炉内燃料棒 ○20日午後2時30分炉内冷温停止状態
※炉格納容器 ○
※プール燃料棒 ○ 946本有 *(プール水温22日午前1時現在35.8℃)
--------------------
*電源復旧 22日現在非常電源から外部電源切替完了
△6号機 運転開始1979(昭和54)年 出力:110万Kw 地震時定期検査中運転無
□建屋
※冷却装置 19日午後10時14分使用済燃料プール冷却開始
※炉内燃料棒 ○20日午後7時27分炉内冷温停止状態
※炉格納容器 ○
※プール燃料棒 ○ 876本有 *(プール水温22日午前1時現在30.0℃)
--------------------
*電源復旧 22日現在非常電源から外部電源切替完了
△使用済み(原子炉建屋とは別棟の)核燃料保管プール
このプールは3号機、4号機に近いため現在管理下にない。
6,375本/6840が貯蔵されている<17日現在、冷却装置は故障したまま>
*21日プールに注水午前10時37分~午後3時30分≒130トン、東電消防車
------------------------------------------------------
福島第二原発
○ 1号機 運転開始1982(昭和57)年 14日午前10時15分「冷温停止」状態になる
○ 2号機 運転開始1984(昭和59)年 14日午後3時52分「冷温停止」状態になる
○ 3号機 運転開始1985(昭和60)年 自動停止後、安全性が確認されている
○ 4号機 運転開始1987(昭和62)年 15日午前7時15分「冷温停止」状態になる
============================================================
25日:電源復旧は急がれる作業ではあることは諸報道でわかりますが、
作業員の3名が規定以上の被曝をしたと報道がありました。
24日:1号機12日午後3時36分水素爆発。3号機14日午前11時1分水素爆発。
4号機15日午前6時14分(水素?)爆発で放射能が広域に拡散下のでしょうが、
放射性物質が出続けているその状態を止めなくては広がるばかりでしょう。
聞くところによると、電源が入り、空調設備の復元することで
放射性物質を除去するフィルターが稼働することで放射性物質放出が大幅に軽減されるはずとか、
原子炉の「冷温停止」へは難題が山積しているようですが
最近になってやっと、一つづつ解決する技術の総合力が
発揮できるような体制が整備されてきているのではと感じることができます。
災害の復興については、まだまだ後手後手、泥縄式の対策のように思えてなりません。
政治主導、おおいに結構ではありますが、それを固守してはならない時と思います。
それは、官僚と云われる優秀な人材を集めている諸官庁の知恵を集約できていないのではと、
(わたしは)感じています。
あえて東日本と云わずに日本の復興の総合力になるのが民間活力をも含めたオール日本ではと思えてなりません。
当地の新聞にも各原子炉の状況が報道されるようになりましたので、
(わたしの)狭義のこの記事はそろそろ終わりだなと思っています。
23日:22日午後10時45分3号機の中央制御室の照明が点灯したということで、
やっと原発事故の収束に小さな光が射したように(わたしも)思いますが、
まだまだ収束が約束されたわけではないのですから
気を緩めることなく技術の総合力を発揮していただきたいと思っています。
深刻化する放射能汚染は、そのもとである原発事故の収集なしには止められないのですから。
22日:(3月)14日から付けたし付けたしで各原子炉の状況を記述していましたが
みずらくなりましたので、(わたしがわかった)現状を整理しこの記事にしました。
以前までの経緯は、概略ですが下記の記事にしています。
http://blog.goo.ne.jp/yutaka901/e/4252bb8da8a859f2c6deb0f10e99ff34
============================================================
□
首相官邸災害対策の頁があります。(ブログの資料に利用)
A href=http://www.kantei.go.jp.cache.yimg.jp/saigai/index.html
□
東京電力プレスリリースがあります。(ブログの資料に利用)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2010/2010-j.html
□
朝日新聞・原発最新ニュースがあります。(ブログの資料に利用)
http://www.asahi.com/special/10005/index_npp.html
3月25日、朝ボタ雪、曇り
3月24日、曇り
3月23日、晴れ、曇り
3月22日、(雨上がり、晴れ)曇り