日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。




夏山縦走は今年は南アルプスに行ってきました。
2年前に北岳に登った時、同宿の方から
『今度来るときは8月の20日ごろがいいわよ~。背の高いお花がいっぱい咲いてきれいだから~。』
と言われたのです。

白根三山も歩いてみたい、北岳や仙丈ヶ岳から見えてた塩見岳にも行ってみたい・・・。
長い縦走ができるのも今のうち・・・。
天気予報を見ればこの先しばらくは晴れマーク。
これは今行くしかないでしょ!
ということで、今回は北岳から間ノ岳、農鳥岳に寄って塩見岳に縦走してみようと思いました。

どちらから入山するか?
交通機関の都合や自分の体力などから、朝出発で広河原から入り初日は白根御池小屋泊まりとすることにしました。
ほんとは一気に北岳山荘まで行きたいところだけれど、何せ体力がない・・・。

甲府からのバスはやはり夏山最盛期ということで臨時のバスが出て全員が座れました。
前回のバスでは立っている人もいたと聞いていたので、駅から一目散に走って行ったけれど・・・。

今回は写真が多いので分けてアップします。

コース  広河原~二俣~白根御池小屋(泊)
     御池小屋~草すべり~小太郎尾根分岐~北岳~トラバース(お花畑)~北岳山荘(泊)
     北岳山荘~中白峰~間ノ岳~三峰岳~三国平~熊ノ平小屋(泊)
     熊ノ平小屋~北荒川岳~北俣岳分岐~塩見岳~塩見小屋(泊)
     塩見小屋~本谷山~三伏峠~鳥倉林道登山口

広河原山荘の前で少し早目の昼食をとり、11時半ごろ出発です。
今回も前と同じく、大樺沢を二俣まで行くことにしました。
が、これが失敗~。

お花を見ながら登ります。
レンゲショウマを見つけました~。

レンゲショウマ        クサボタン


オオハナウド         ソバナ

秋の花、トリカブト。


センジュガンビ

昼近くの出発だからガスって来るのは仕方ないけれど、何だか怪しげな雲。


『二俣まで1時間』という道標のころ、大粒の雨がポツリ・・・ポツリ・・・
でもまだ降ってきたというほどではありません。
が、15分ぐらい歩いたところでだんだん雨が降り出してきてレインウエアを着込む。
そのうち雨脚も強くなり、遠くで雷鳴も。
イヤだな~。こっちに来ないでほしいな~と神にも祈る心地。
しかし自然は厳しい~。
だんだん近づいてきて頭の上でゴロゴロと鳴りだしました。
怖いよ~!

30分ほどでようやく二俣に到着。
御池小屋まで樹林帯の中をあと30分!
雷もドッカーン、ドッカーンと鳴るようになり、樹林帯だから大丈夫だよね~と思うものの
怖くて怖くて・・・。

何とか無事に御池小屋に到着しました。
大樺沢でなく、樹林帯コースを歩けばよかった。
初日に雷の洗礼を受けたことで、最後までトラウマになったのでした。

白根御池小屋の夕食。
今回は携帯で山小屋の夕食を撮ってきたのでご紹介します。
それぞれの山小屋の個性がでていて楽しかったし、美味しかったです。

白根御池小屋は前回泊まった時とほぼ同じでした。

二日目。
この日は北岳山荘までの歩きです。
1日で一気に北岳山荘まで登れる体力があれば日程も縮めることができるのだけれど・・・。

今日はいいお天気です!


草すべりをお花を見ながら登ります。

ヤナギラン       クガイソウ


エゾシオガマ       何とミヤマハナシノブが咲き残っていました。


シモツケソウ      ヤマハハコ


キオン?        イブキトラノオ


○○トリカブト      グンナイフウロ


セリバシオガマ      ミヤマコゴメグサ?


ウメバチソウ          ウサギギク&ムカゴトラノオ


ハクサンフウロ


今回の道中、マルバダケブキの群生があちこちにありました。

7月に来た時はこの斜面はミヤマキンポウゲなどで一面真っ黄色に覆われていたけれど。
やはり晩夏のお花はちょっとさびしい・・・。




稜線にのって、富士山が見えてきました。



甲斐駒ケ岳と八ヶ岳


仙丈ヶ岳と中央アルプス


鳳凰三山


トウヤクリンドウ


チシマギキョウ ミヤマミミナグサ


タカネツメクサ         シコタンソウ

北岳山頂到着~!
前回よりだいぶ早く到着できました。

頂上ではたくさんの人が歓声をあげています。
雲は多いけれど、360度見渡せます。

ふと見上げると彩雲が~!


今夜の宿、北岳山荘、そして明日歩く間ノ岳への道、そして今回目的の塩見岳も見えます。


雲が多いのが気になり、お昼を食べて眺望を堪能したら下山開始。
トラバースのお花畑も目的なので、池山吊尾根分岐から折れて下ります。

さっそくお花~。

 
ミネウスユキソウ           イブキジャコウソウ


キタダケトリカブト          キンロバイ

キタダケトリカブトとミネウスユキソウ
たくさん咲いていました。


キンロバイもたくさん。



ミヤママンネングサ         タカネナデシコ




キタダケヨモギ

イブキトラノオがいっぱい咲いて、風に一斉に揺れる様がなんともいえません。




ピンク、紫、黄色、白と入り混じってきれいでした。


北岳山荘に到着です~。
少しガスってきましたが、雷に遭わなくてよかった~。恐怖です。


この日の北岳山荘は『布団一枚にお二人でお願いします』とありました。
そうだった~、今日は土曜日だったんだ・・・。
覚悟をして割り当てられた一番奥の部屋へ。
ここは女性だけの部屋となって、結局布団一枚に一人ずつ寝ることができました。ラッキー!

北岳山荘の夕食。
白身のお魚のみぞれ煮?これも美味しかった。


夕食後、部屋の窓からふと外を覗いてみると晴れている!
夕焼けが奇麗~。


カメラを持ってあわてて外に出ましたが、日没には間に合わず・・・。


夜になって星が出ていたので星撮り。
月が明るい夜だったので、満天の星という訳にはいきませんでした。

夏の大三角形。


北岳山頂の上にカシオペア。


北斗七星とこぐま座(北極星)


きっと明日も晴れてくれる・・・。


(続く)

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『また山に行きたい』という長女のリクエストがあり、
それならまだ長女が行ったことのない立山に連れて行こうか~
別山からの素晴らしい剱を見せてあげよう
ということで、立山に行ってきました。

思い出せば、子供たちがまだ小学生だった頃
合戦尾根を登り表銀座を縦走し、槍ヶ岳に登って上高地に下りた時
あまりの人の多さにびっくりした長女。
『何でこんなに人がいるの?』と聞きました。
景色が奇麗だからみんな見に来るんだよ、と答えると
『お山の上の方がもっときれいなのにね。』と言いました。
小さい子供たちを連れて山歩きをしてきたけれど、
こんな風に思ってくれていたんだとわかって嬉しかったのを覚えています。
大人になってもまた山に行きたいと言ってくれることが嬉しくて、
ほいほい!とその言葉に乗ってしまうのです。
ただ、長女の場合、それだけなんですよね~。
それ以上でもない、ただ連れて行ってもらえばそれで満足。自ら動き出すことはしない。
それがちょっぴり不満ではあります。

前置きが長くなりました。
前日の夜行バスで室堂入り。
日程的にはお天気がよさそう~と期待して行きましたが、室堂についてみればガスで真っ白・・・。
ショックで言葉もありません。

コース 室堂~カルデラ展望台~浄土山~一ノ越~雄山~大汝山~富士ノ折立~真砂岳~内蔵助山荘(泊)
    内蔵助山荘~別山~剣御前小屋~新室堂乗越~雷鳥平~室堂

今回は立山三山縦走ということで、浄土山~雄山~別山と歩いてきました。
駅構内の休憩所で朝食を食べ身支度を整え出発です。
まだ早い時間でお店も開いていません。
階段を登り屋上出口へ。

真っ白・・・。
でもやっぱり北アルプス。一面にチングルマ。


一ノ越へ直接登る道と分かれ、展望台に向かいます。
わずかですが青空も覗いてきました。
お天気が良ければ展望台からは五色ヶ原や薬師岳が見えるのですが・・・。


景色の見えないときはお花を楽しみます。

チングルマ                ウサギギク


イワイチョウ               ミヤマダイコンソウ


アオノツガザクラ             ?この種類は分かりにくい

展望台に行ったけれど何も見えませんでした~。
浄土山への登り口に戻ります。
雪が残っていますがザクザクで問題なし。
真っ白で向こうの斜面も見えません。


浄土山への登りはちょっと急です。
斜面にはお花が咲いています。


オヤマソバ


ミヤマキンポウゲ          ヨツバシオガマ


クルマユリとミヤマトリカブト     ミヤマダイモンジソウ

初っ端の登りはきつい~!
ようやく浄土山に到着。ガスも晴れてきて雄山が見えました!
と喜んだけど、まだまだ不安定。すぐ白く包まれます。
でも徐々に晴れていく気配。

そばにいたおじさんが雷鳥がいた、と言っていたけれど、気が付きませんでした。
でもお天気悪くなるので雷鳥にはあまり会いたくないな~。


イワギキョウ            ミヤマアキノキリンソウ


何と!ハクサンイチゲ        ミヤマリンドウ

一ノ越まで下って登ります。
晴れてきました~!



イワツメクサ            タカネツメクサ





一ノ越は賑やか。
雄山往復の登山者もいっぱいいます。
この日は小学生中学生の団体さんもいて渋滞気味。
ザレザレジグザグの道を登ります。

雄山到着~。


すっかり晴れてくれました~。
室堂平もきれいに見渡せます。大日岳。


槍ヶ岳も見えます。
槍ヶ岳        水晶岳       笠ヶ岳      黒部五郎岳




五色ヶ原と薬師岳も見えました。


去年縦走した蓮華・針ノ木岳~赤沢岳、鳴沢岳




雄山でお昼を食べて先に進みます。
雄山を過ぎると人がぐっと少なくなります。


立山は雄山、大汝山、富士ノ折立の三つの峰の総称です。
大汝山が3015mで最高峰ですが、長女は特にピークに立つというこだわりがなく全部パス。
たまの山歩きでちょっと疲れてきたのでしょう。
私もすでに2回ほど登っているので別に頂上に立たなくてもよしとします。
でも私がこのコースを歩いた時はいつも雨だった・・・。
晴れの時に歩くのは初めてです!

何と別山の向こうに剱岳が見えました!


後立山連峰。
旭岳 白馬岳         唐松岳    五竜岳     鹿島槍ヶ岳


真砂岳を越えた先に今夜の宿、内蔵助山荘が見えてきました。


富士ノ折立からの下りはザレザレの急な下りで、長女はけっこう足に来た様子。
右のとんがりは雄山神社。


内蔵助山荘は数年前にリニューアルしたとかで、きれいでした。
そんなにぎゅうぎゅう詰めになることなくよく寝られました。

夕方、今夜の星空はどうだろう?と思って外を見ると、真っ白~!
明朝のご来光はちょうど鹿島槍ヶ岳の頂上から朝日が出る、『ダイヤモンド鹿島槍』が見られるらしい。
明日には晴れてくれるかな~。

という願いもむなしく・・・。

別山頂上。
ほんとなら、ここからど~んと聳える剱岳が見えるはずだった・・・。
それを見せてあげたくてここに来たのに・・・。

内蔵助山荘のオーナーのお話では、今年は例年に比べ4~5度気温が高くガスが湧きやすいそうです。
でも昨日のように昼ごろには晴れてくるでしょうと・・・。

こういう日には雷鳥が出てきます。


ガスが晴れるか少し待ったけれど晴れそうもない・・・。
また機会があったら来るといいよ~。

剣御前から新室堂乗越~雷鳥平に下山します。
お花がいっぱい咲いていました。

トウヤクリンドウ          チングルマ


ミヤマコゴメグサ          エゾシオガマ


オヤマリンドウ
お花は初夏の花から秋のお花まで咲いています。

下の方は少しガスが晴れて雷鳥平が見えてきました。


オヤ?あそこに雷鳥が。




そばにもう1羽。つがいのようです。


今年はどこもコバイケイソウの当たり年。




ミヤマキンバイ          ツガザクラ

チングルマがまだ生き生きしていました。
標高だけのせいではなく、この辺りは雪解けが遅かったみたい。


イワカガミも!


下りは雪渓が二ヶ所ありました。
上の方の雪渓は全く問題がなかったのですが、この雪渓は一か所凍った部分があってちょっと怖かった。
雪に慣れていない長女にアイゼンを付けて下りました。


雷鳥平に到着~。
山の上はまだガスに包まれて見えません。

雷鳥平から室堂までの登り返しが辛い!
石の階段ののぼりが一時間も続くのです。

途中から、地獄谷。


登りきったみくりが池温泉で汗を流し、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーと乗り継ぎ黒部ダムへ。

土曜日だったので登山者はぞくぞく登ってくるし、上りの乗り物は混んでいたようですが、
下りは待たされることなく乗れました。
しかしやっぱり乗るのに並んだりして時間もかかり何だかすごく疲れる・・・。
お金も高いし~。

黒部ダム放水。


黒部湖から見上げても立山はまだすっきりと晴れていませんでした。
下ったとたん晴れというよくあるパターンも癪だけど、二日目は全く景色が見えなくてほんとに残念でした。






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北陸、東北地方の梅雨もようやく明けて、いよいよ山にも夏が~
と思いきや、まだ2~3日はぐずつくらしい。
この際、宿やバスの手配をしなくても済む日帰りの山に行こう。
GPSのお試しもしてみたいし~。

ということで、車山から八島湿原をぐるりと歩いてきました。

霧ケ峰って二十歳のころ行ったきりです。
ただ行っただけ・・・。

観光地というイメージだったので、山歩きの対象にはしていませんでした。
湿原がありお花もたくさん咲いているらしい。
お花といえばニッコウキスゲが有名ですが、もう見ごろも終わってしまって残念だけど、
ほかにもお花はいっぱい咲いているみたい。
前に行った時はたしかマツムシソウが咲いていた・・・。
たまには軽いハイキングもいいだろう。
な~んて考えていたら甘かった・・・。

雲の多いお天気。雷に遭わなければいいけど~というような灰色の雲。
でも照りつける日差しは強く、遮るもののない草原歩きは拷問みたいでバテバテ。
大したアップダウンでもないのにほんとにくたびれてしまいました。

コース  車山高原~車山~車山乗越~蝶々深山~物見岩~八島湿原~沢渡~車山肩

茅野駅から上諏訪行きのバスに乗り、車山高原には10時半に到着。
1日券2000円の割引で車山高原まで行かれます。
(帰りは車山肩から乗ったので、プラス430円となりました。それでも割安です。)

土産物店の先から歩きだす。
ほとんどの観光客はリフトに乗り山頂まで行き、下りは歩くという人たちも。
スニーカーならまだしも、サンダルやヒールで歩く人もいてびっくり。

何だか怪しげな雲。
帰りまで雨や雷に遭わないように~。


お花がポツポツと咲いています。
 
ウツボグサ              ヤマハハコ

こんななだらかな道で楽ショー。
だけど日差しが暑くてたまりません。



ハクサンフウロ            ヤナギタンポポ


ノアザミ               ノハラアザミ
アザミも種類が違うらしい。

咲き残りのニッコウキスゲを見つけました~。
花の終わった茎がいっぱいありました。



コオニユリ

今年はどこでもコバイケイソウが当たり年らしいですが、コバイケイソウではないけれど
白くて(薄ピンクもある)背の高い花が一面に咲いていました。



ヨツバヒヨドリ

蓼科山から八ヶ岳の山々の稜線は残念ながら雲がまとわりついています。


気象レーダーのある車山山頂に到着しました。
たくさんの人が休んでいました。


山頂で見つけた花。

イブキジャコウソウ           ミネウスユキソウ

雲が多くて山頂からは遠望が利きません。
少し休んだら先に進みます。
車山乗越まで戻り、蝶々深山を目指します。



オカトラノオイブキトラノオ             オトギリソウ

あちらは?車山の肩?
大草原の小さな家、みたいなおとぎ話の世界を思わせる風景。
何だかのどかでいいな~。


蝶々深山到着。
広々とした山頂で遅い昼食をとります。
それにしても暑い!
時折吹く風が気持ちいい~!


ちょうど団体さんも休んでいて、前後して出発しました。
まずいな~。
左手前方に八島湿原が見えていました。右手奥は美ヶ原?


物見岩。


八島湿原まで下ります。


シカ避けのゲートをくぐり湿原に入ります。
けっこう広々していますね~。




お花の数も増えました。

濃いピンクはタカネグンナイフウロでしょうか。
ハクサンフウロより大きくて立派です。



アカバナシモツケ


クガイソウ             ツリガネニンジン


ノハナショウブ           ヤナギラン


エゾカワラナデシコ

湿原の向こうに車山。


車で来る人がいっぱいで、みんな気楽な格好で歩いていました。


 
キンミズヒキ           チダケサシ



ヤナギランの群生。



オオバギボウシ          オカトラノオ

暑くて暑くて、こんな木陰の中はホッとします。


またシカよけのゲートをくぐり、八島湿原終了。
このあと、ヒュッテ御射山でちょっと道間違い・・・。
沢渡~車山肩を目指します。
もういい加減暑さにやられてしまって、ここの歩きは辛かった。



クサフジ

ようやく沢渡に到着~。
しかしここはちょっと分かりにくいです。
車山肩に行く道を探しました。


八島湿原を振り返る。(右上)
大した登りではないのだけれど、最後にきてここの登りはきつい~!


蓼科山山頂も雲が取れかかってきていました。


もっとのんびり歩けるかと思っていたけれど、ぐるっと回ればけっこう時間もかかり、
真夏の太陽を浴びると暑くて、ここは夏に来る場所ではない~?
そんなことないのでしょうけれどね~。
もっと風があったらよかったな。

ちょうどよいバスの時刻に合わせて最後は急ぎ足。
最初は車山高原まで戻るつもりだったけれど、車山の肩で時間切れ体力切れでリタイア~。
バテバテの一日でした。

一部、間違っていたお花と不明なお花の名前をtsubasaさんに教えていただきました。
ありがとうございました。




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7月初めに狙っていた越後の山は、お天気と都合が噛み合わず
結局また来年に持ち越しとなりました。
それではこの時期どこに行くか?
今年は海の日の連休が早め。
ばっちり連休ということになれば乗り物も山小屋もすでに満員状態。
で、1日早めの行動開始で混雑は回避できるしお天気もその方がよさそう。
それに毎日アルペン号が八ヶ岳入口の美濃戸口まで山荘仮眠付きで出ているので、
それを利用することにしました。

一昨年八ヶ岳に行った時はツクモグサ目当てに6月に行ったけど、
今回はその時と一ヶ月違ったお花を見に行くのが目的。
横岳にはたくさんのお花が咲いているというのでとても楽しみでした。

燕岳登山口の中房温泉行きマイクロバスに同乗でした。
夜中2時半ごろ、25~6人(?)の乗客のうち、半分ぐらいの人が美濃戸口で下りました。
バス停側の八ヶ岳山荘で仮眠です。女性は若い方と二人でした。

朝5時半過ぎ出発です。
バスの中でうとうとし、仮眠でぐっすり寝てけっこう調子よく、便利なパスだと思いました。

コース  美濃戸口~美濃戸~行者小屋~阿弥陀岳~中岳~赤岳~赤岳展望荘(泊)
     赤岳展望荘~地蔵の頭~日ノ岳?~地蔵の頭~行者小屋~美濃戸口

今回は阿弥陀岳~中岳経由で赤岳に登り、赤岳展望荘に泊まることにしました。
早朝出発なので時間はたっぷりあります。
が、体力がたっぷりある訳ではないということを忘れていました。
美濃戸口から赤岳まで標高差1400m・・・。
累積標高差はそれ以上。
大丈夫なんだろか?

美濃戸から南沢に入ります。
苔むした樹林帯の緩やかな登り。
コミヤマカタバミの葉っぱがかわいい~。




キバナノコマノツメ


シロバナノヘビイチゴが群生していました。


行者小屋に到着。
平日だけどそこそこ登山者がいます。
やっぱり丸々連休は避けようという考えなのでしょう。
横岳。


赤岳。


右 阿弥陀岳と中岳。今回は時間があるので阿弥陀岳にも登るつもりです。



ミツバオウレン          コガネイチゴ


マイズルソウ           オサバグサ












ようやく中岳のコルに到着。(バックは赤岳)
この中岳道はそれほど急登ではなかったので、歩きやすかったです。


阿弥陀岳の登りはけっこう急登。


ハクサンイチゲ。


編笠山の向こうに南アルプスも。
下りてくる人が『360度ですよ~。』と声をかけてくれる。


斜面にいろいろな花。

コケモモ               イワベンケイ


タカネグンナイフウロ         ミヤマダイコンソウ

最後の急登をよじ登り阿弥陀岳山頂に到着。
360度です。


         北岳       甲斐駒ケ岳    仙丈ヶ岳


富士山も。


中央アルプス。

北アルプスは雲が多くてよく見えませんでした。

さて、360度の景色を堪能したら下ります。
重なって見える中岳の向こうに、赤岳が立ちはだかっています。


中岳から。
行く手のジグザグコースを見ると辿り着けるのかしら~と心配になります。
でも一歩一歩歩かなくてはなりません。


ミヤマシオガマ


コマクサ



ツガザクラ           チョウノスケソウ


イワヒゲ            イワウメ

えっちらおっちら登り、とうとう最後の岩場に来ました。


赤岳山頂~!
なんとか辿り着けました。


手前から、権現岳、編笠山、南アルプス。


富士山。


蓼科山       天狗岳  硫黄岳  横岳


さっき登った阿弥陀岳。

前回はガスで景色が全く見えなかったけれど、今日はバッチリです。
今夜の宿は、30分ほど下ったところにある赤岳展望荘です。
お天気の心配もなかったので、しばらく山頂でのんびりしました。

夜になって、すごい風が吹き荒れてきました。
山荘が吹き飛ばされるんじゃないか?と心配になるぐらい。
明日の朝もこんなだったらイヤだな~。

しかし、夜中程ではないけれどやはり強風は収まりませんでした。
しかもガス・・・。
それでも富士山は見えていました。




今日は横岳から硫黄岳を廻って赤岳鉱泉から美濃戸に下る予定です。
お花の本番は横岳!
雨が降ってこなければいいけれど・・・。
いつ降られてもいいように雨具を着込み完全武装で出発しました。

5~6分歩くと地蔵ノ頭。
ここから地蔵尾根を行者小屋まで下れます。



ミヤマオダマキ           チシマギキョウ

先行する人たちがいると心強いです。


が、お花の写真を撮っているとみんなどんどん先に行ってしまいます。

シコタンソウ

どのぐらい歩いただろう?
前行く人たちはもう見えない。
ガスで周りもあまり見えない・・・。
梯子、鎖場を何箇所が通過し、登ったところで踏み跡を行くとその先は崖。
あれっ?こっちじゃない・・・。
じゃあこっちかな~?と別の方にも踏み跡。
だけどやっぱりその先は崖。

周りをよく見ると鎖があった~!
あっちだ!
そしたら上からも人が降りてきて、そっちに下って行きました。
私も続きます。

ガスっているけれどさっきまで右手後方だったはずの富士山が前方に見える。
縦走の向きが変わったからかな~なんて考えた。
もうそろそろ三叉峰に着いてもいい頃だよね~と思っていたら、立て札か見えて着いたのは


地蔵ノ頭!!

さっき迷ったところでUターンじゃなくて、Iターンしてきちゃったんだ~!
本当は下りてきた人のところへ登らなくちゃいけなかったのに、方向感覚狂っちゃってまた元の道を
戻ってきちゃったんだ~!

ショックでいっぺんに疲れてしまいました。
約1時間のロス。
どうしよう?もう一度行こうか~?

以前にも朝日岳で道間違いをしたことあったけれど、あの時はもう一度登らなければ帰れない状況だった。
今度はここから下ることができる。
でも横岳のお花を見に来たのにどうしよう~。

でも吹き飛ばされそうな強風の上、ガスっていつ降り出すか分からないお天気。
これはここから下りなさい。ということかな~?
またお天気のいい時来ればいいか・・・。

ということで地蔵ノ頭から地蔵尾根を下ってしまいました。

結局、雨は時々パラパラっと降る程度で、1時間のロスぐらいバスを一台遅らせれば十分間に合った。
やっぱりもう一度行けばよかったかな~とすごく後悔。
何のためにここに来たんだろ・・・。

でもね。迷った場所。踏み跡ばっちり付いていました。
きっとあそこで迷う人いっぱいいると思う。
素直に踏み跡たどればきっと迷っちゃう人いる。
そういえばどこらへんだっただろう?
『八ヶ岳で道迷いが起っています。気をつけましょう。』みたいな立て札が来る時あった。
その時はえぇ~っ?八ヶ岳で道迷い~? 
って思ったけれど、やっちゃった。
山って往復で道の感覚違うのです。
ピストンで登っても、帰りはこんなところ通ったっけ?ということもしばしば。
一昨年縦走してるけど部分的にしか覚えてないし・・・。


地蔵尾根を行者小屋まで下りたはいいけれど、バスの時間が中途半端。
少し遠回りをして赤岳鉱泉から北沢を歩いて下山することにしました。とほほ・・・。



北沢も南沢とほとんど同じお花が咲いています。

ヤマオダマキ           ズダヤクシュ


ミヤマカラマツ



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平標山(たいらっぴょうやま)のお花畑が今満開だという情報をゲット。
9年前に一度登っているのだけれど、けっこうきつくて・・・
でもあのお花畑を見に、もう一度登りたいと思っていた。

新潟地方はまずまずのお天気らしいということで昨日行ってきました。
が・・・

越後湯沢駅からのバスは登山者は私一人。
あとは観光のおばさん二人組。
車で来る人も多い山だから、今の時期平日でもきっと何人かは入っているだろう。

平標山登山口でバスを降り、少し戻って駐車場にあるトイレを借りてから登ります。
駐車場には7~8台ぐらい?
昨日は満車だったそう。

コース  平標山登山口~鉄塔~松手山~平標山山頂~平標山の家~林道出会~登山口

私の先に若者4人組が出発していきました。
この先再び出会うことはないな~と思いながら、こんな看板を見て鈴をチャリンチャリン鳴らして登ります。


あの鉄塔の場所まで、ひたすら樹林の登りが続きます。


ヤマツツジ


タニウツギ


ヒメウツギ
サワフタギ  (tsubasaさんに教えていただきました~。)


それにしても蒸し暑い。
平標山はコース中こんな階段がずいぶん続きます。


ようやく尾根が見えてきました。
右の三角が山頂です。
まだまだです・・・。

何だか灰色の雲が広がってきました。
午後から曇りの予報だけど、雨にならなければいいな・・・。

ようやく松手山。
雪の残る苗場山が見えます。


コース沿いに群生するアカモノ




エチゴギジムシロ?


イワカガミはもう終盤


ツマトリソウ


松手山を振り返る。
苗場山はこのあとガスで見えなくなってしまいました。


ハクサンチドリ


オノエラン


最初のピークに乗るまでもけっこうきつい・・・。
ジグザグと階段もあります。


でも、お花を見ながら頑張ります。
ミヤマカラマツ


ウラジロヨウラク


ヨツバシオガマ


そして、ハクサンイチゲのお花畑。






コバイケイソウ


もうすぐ山頂です!


山頂に着きました。(写真無し)
9年前とほぼ同タイムで登って来れました。

お花畑は山頂の東側斜面にあるので、先ずは写真を・・・。
仙ノ倉山に続く登山道。


そしてお花畑。


ハクサンコザクラ


チングルマはもう終盤。花びらの散ったものも多かった。。。


ミヤマキンバイ












ハクサンイチゲがすごく元気。


ピークは先週ぐらいかな~と思っていたけれど、ちょうど満開で間に合ってよかった~。
ハクサンコザクラが少ないと感じたけれど、こんなもの~?

15分ぐらい写真を撮ったけれど、ポツリポツリとしてきた~!

山頂に戻り、お昼を食べる時間あるかな~と思いながら一口食べ始めた途端。
パラパラパラッと来ました~。
そして雨脚はどんどん強くなる。
あわてて雨具を着こみ、下山開始。

平標山の家まで30分。
強い雨に打たれながら階段の続く道を滑らないように注意しながら下ります。

平標山の家でトイレを借り、軒下で身支度整えていると
山の家のご主人が「土間を使っていいですよ。濡れたものをあげないように。」と言ってくださいました。
有難く土間を使わせていただき、お昼も食べることができました。
次々下りて来る人たちが土間に入ってきます。
中には濡れたものを板の間に乗せている人も・・・。

バスの時間を見ながら出発することにしました。
ここからは樹林の下り。
林道出合までほとんど階段です。
でも雨は少し小降りになってきていました。よかった~。

林道歩きが長くてイヤになってしまいますが、雨はほとんど止みました。
バス停で雨具を脱ぎ、荷物を整えます。
雨が止んでてよかった~。
びしょぬれでは座ることができませんから。

バスに乗りしばらくするとまた雨が強くなり、越後湯沢駅に着くころには土砂降りになっていました。
でも雷鳴らなくてよかった。



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貴重な梅雨の中休み(?)
夫が谷川岳に行く、と言うので久しぶりに一緒に行ってきました。

夫は私と一度、友人たちと一度登ったのですが、
私と行った時は歩き始めから雨降りで”天狗の留り場”で途中敗退。
友人たちと行った時も曇天で眺望もなく肩の小屋直下まで行って下りてきてしまったそうで、
今度こそ登頂すると言って出掛けました。

私はその後、秋に登頂し10年ぶりの谷川岳です。

コース  天神峠~熊穴避難小屋~天狗の留り場~肩の小屋~谷川岳トマノ耳
     ~熊穴避難小屋~巻き道~天神平

谷川岳ロープウェイのホームページによると、天神平からの巻き道コースはまだ雪が残り危ない個所があるので、登山は天神峠から歩くようにとありました。
ロープウェイとリフトを乗り継ぎ天神峠まで上がります。

天気予報の通り、いいお天気です。
雪がまだ少し残っています。


笠ヶ岳 朝日岳 白毛門


この季節お花も咲き始めているだろうと楽しみにしていました。
早速ツマトリソウ。


イワカガミがたくさん咲いていました。


オオカメノキも盛り。


ムラサキヤシオツツジも。




タムシバもきれいでした。


マイズルソウ    


ミヤマキンバイ


熊穴避難小屋を過ぎて、ゴロゴロ岩々の道が続きます。
ロープやクサリもついていますが、それほど危険ではありません。
が、岩が濡れていたりすると滑りやすそうです。
お天気がよいのは有難いけれど、気温もずいぶん上がっているようで暑くて暑くてパテ気味。
特に夫はメタボ体形で身が重く、ちっとも歩が進みません。

天狗の留り場を過ぎて見晴らしもよくなりました。
オジカ沢ノ頭と爼山稜。


山頂ももうすぐ?

肩の小屋直下はやはり雪上歩行になるようです。


ナエバキスミレ


ミツバオウレン


ショウジョウバカマ


登ってきた道を振り返る。


雪渓の下に着きました。
登り始めが案外急なんです。
アイゼン着けずにキックステップで登り始めたのですが、何だか滑りそうで恐くなり戻ってアイゼンを着けました。
下って来る人たちはアイゼンを着けない人は時々滑ったり転んだりしながら下りてきました。
アイゼン着ければ楽々です。


雪渓が終わるとすぐ肩の小屋に到着です。
たくさんの人が休んでいて賑やかでした~。
ここでお昼を食べてから山頂に行きます。

トマノ耳到着~。
左手に巻機山 奥に越後三山  


茂倉岳    一ノ倉岳        オキノ耳


武尊山。左手奥は日光白根山。


オジカ沢ノ頭~万太郎山~仙ノ倉山~平標山と苗場山。


ミネザクラが満開でした。


谷川岳は双耳峰で肩の小屋からトマノ耳まで10分ほど。
オキノ耳までは更に20分ほど。
夫はトマノ耳に到着で満足し、自分はピークハンターではないからオキノ耳は行かないと言います。
せっかくだから行けばいいのに~!
ま、でも今回は10年前よりやはり少し時間がかかったし、私は一度行ってるしでオキノ耳はパスすることに。

帰りは天神平に下りる山腹の道を行ってみました。
雪が残り危険ということだったけれど、大丈夫だろうと・・・。
が、3ヶ所ぐらいほんの短い区間だけれど雪が残りちょっと滑りやすくなっていました。

でもこのトラバース道で行きには見られなかったお花発見!

ベニサラサドウダンはこれから。


ツクバネソウ


ミネカエデ


新緑の道。


そして何とイワウチワ!






コヨウラクツツジ


タニウツギもこれから。




ミヤマスミレ


エンレイソウ


途中で会った人が、肩の小屋の反対側の斜面にシラネアオイがいっぱい咲いていたと話していました。
私たちは全然気がつかなくてその話を聞いてガッカリしていたところ・・・。

天神平にシラネアオイが!
行きはリフトに乗ってしまったので気がつかなかったのです。
数は少なかったけれどシラネアオイが見られて嬉しかった~。




お天気に恵まれ、景色を堪能してきました。
でも暑かった~。
10年前とは岩々の登りに時間がかかってしまったけれど、あとはそう大した差もなく登れました。
あと、今の時期、これからも樹林帯は虫の洪水!
虫除けパッチはこれからは必需品です。


※ お花の名前など違っているものもあるかもしれません・・・。



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今年もお墓参りのついでに六国峠ハイキングコースを歩いてきました。
こんな時期になってしまい、もうお花も咲いていないだろうと思っていたけれど、
季節が違えばまた違ったお花や果実など、初めて目にするものもありました。

コース 京急金沢文庫駅~能見堂跡地~金沢動物園~上郷森の家

このコースにはけっこう桜の木が多く、去年は桜を見ながら歩いたのだけれど、
今年はその桜がいっぱい実を生らせていました。

どんな味だろう?と思って一粒食べてみました。
苦い~!
すごく苦くて酷い目に遭いました。

この季節はいろいろな実のなる季節だったのですね~。
桜の他にも・・・。

ヘビイチゴ

ヘビイチゴは毒ではないそうですが食べませんでした~。

キブシ。
私はキブシにこんなブドウみたいに実が生るなんて初めて知りました。


イヌビワ。この木も初めて~。


桑の実。
これは食べてみましたよ~。甘かったです。
子供のころはよく採って食べました。

桑の葉ってこんな形だったっけ~?と思って調べてみたら、大きな木はハート形に近い楕円形で
若い木はあらい切れ込みが入る場合があるとのこと。へ~。

これは名前がわかりません。
透き通ったような朱色の実でした。


暑い時期は里山ハイキングには向かないけれど、木陰は涼しく風も少しあって気持ち良く歩けました。
ポツポツと歩いている人もいました。

トキワツユクサ。初めてみました。

葉はツユクサみたいだけれど、何だろうね~と思っていたのですがトキワツユクサと知りました。
南アメリカ原産。日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化しており、外来生物法により要注意外来生物に指定されているそうです。

オカタツナミソウ。


シロバナマンテマ。


これは初めて見る花ですが名前がわかりません。
肝心の開いた花はボケてるし・・・。


ハコネウツギ。これも初めて~。
白い花が赤く変化して行くそうです。


ヒメウツギ。


金沢自然観察の森の『ヘイケボタルの池』では水草が一面池を覆っていました。
そして可愛い黄色の花が~。
アサザ。




花びらの周りに細かい切れ込みが入っています。


この時期の里山歩きは初めてで知らないお花ばかりでけっこう楽しめました。

出発が遅かったので、能見台跡地も横浜市最高峰の大丸山もパスしてしまいました。


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昨日はお天気が良かったので奥多摩の鷹ノ巣山に行ってきました。

鷹ノ巣山は10年前の秋に稲村岩尾根から一度登りました。
その時は標高差が1100mもあり、稲村岩尾根は急登で知られているなんて知らないで登り、
ほんとにバテバテで(シャリパテもあった)大変な思いをして登ったのでした。
その後、もう一度いつか登りたいな~、今度はパテないで登れるかな~と思っていたのですが
今しか登れないのではないかと、思い切って出掛けました。

奥多摩線の電車はラッシュアワー並みの混雑。
駅から溢れんばかりでこの登山者たちはいったいどこから湧いて来たのかしら~。
東日原行きのバスは2台停まっていたけれどすでに満員のぎゅうぎゅうづめ。
もう一台臨時が出てもまだ乗れない人がいっぱい。
私は何とか臨時に乗り込みましたが、残った人たちは何時頃バスに乗れたんだろうか~?
バスはそう何台もないみたいだった。
ぎゅうぎゅう詰めだったけれど半分以上は川乗橋で降りました。
相変わらず川苔山の人気は高いです。

コース  東日原バス停~巳ノ戸橋~稲村岩分岐~ヒルメシグイノタワ~鷹ノ巣山山頂
     ~鷹ノ巣山避難小屋~浅間尾根~奥集落~峰谷バス停

腹ごしらえ身ごしらえをして出発です。

いい~天気。
稲村岩。


巳ノ戸橋を渡るといきなりの急登。
こんなだったっけ~?

クワガタソウ。


新緑もだいぶ濃くなってきています。


お花はほとんどなし、なので今回は葉っぱばかりです。










とにかく緑がきれい!

今回も稲村岩尾根はやっぱりきつかった~
それに気温も高くて暑かったけれど、新緑がとっても気持ち良く登れました。

ヒルメシグイノタワをようやく越え、最後の急登。
これが最後、これが最後と何回も騙され、ようやく山頂に到着~。




山頂ではたくさんの人が景色を見ながら休んでいました。

山頂からの眺め。気温が高く、霞んでいます。
大岳山                    御前山


富士山が何とか見えていました~。
富士山     雁ヶ腹摺山                      大菩薩嶺




日陰名栗峰                           雲取山


10年前とほぼ同タイムで登って来られました。
と言っても登りは遅いのでみんなに抜かされていきますが。
食事をして景色を楽しんだら下山です。

一度石尾根を奥多摩駅まで歩きたいな~とは思っていたのだけれど、下りでも4時間ぐらいかかる。
今は日が長いから6時ごろでも明るいけれど、初めてのコースはもっと時間の余裕のある時にしようと
また以前下った浅間尾根を峰谷バス停まで下ることにしました。

山頂付近はまだ緑も浅い。






数少ない花。


ハウチワカエデの花






こんなに気持ちの良い緑の林が続くのです。


中腹ではまだミツバツツジがちらほら咲いていました。




ヤマツツジも。


浅間尾根は中腹西側がカラマツ林になっていてとてもきれいです。


カラマツの新芽もきれい。


植林帯をジグザグと下り、奥集落に出る手前。
10年前は杉林が密集してこんなに真っ暗だったのです。
全く日が差し込まない林。
向こうの明るい出口に向かって歩く・・・。

ところが、6年ぐらい前に間伐事業が行われたらしく今回は見違えるぐらい明るくなっていました。
木も空き空き~。
写真撮らなかった・・・。




奥集落のフジ。
とても大きな木で満開でした。


奥集落に出てもバス停まではまだ30分ぐらいかかります。
下りではさすがに膝がガクガクしてきました。
でも10年前とそんなに変わらない時間で歩いてこられました。
新緑がほんとに気持ちの良い歩きでした。





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去年、一昨年とこの二年、春山に行かれなかったので、今年は是非行きたいと思っていました。
年々体力も衰え、いつまで登れるかわからない・・・。
お坊さんの都合でずいぶん早目だけれど母の四十九日も済んで落ち着いたので、
ムーンライト信州号の切符をとり、三年ぶりに唐松岳に行ってきました。

八方尾根からの唐松岳は、ゴンドラとリフトで上がってしまえば遮るものもない素晴らしい展望の広がるコース。
ただ心配は、去年の夏に膝を痛めて以来大した山に登っていないので果して辿り着くことができるのか?
細々だけどウォーキングを続けているから大丈夫かな~。
素晴らしい景色を眺めながら時間を掛けて登ることにしよう。
四日は午後から崩れるかもしれないという予報だったので、それまでには何とか辿り着きたい・・・。
いろいろ心配がありましたが、何とか無事に行って来れました。

ゴンドラ乗り場にはやはりスキーボードの若者たち(?)が大勢。
でも7時半からゴンドラが動き出し、おまけに『お一人様専用』入口から半端に空いたゴンドラに早めに乗ることができました。
八方のゴンドラ乗り場には地下にトイレや更衣室もあり、夜行で来ても更衣室でサポートタイツを穿くことができ、とても便利です。

リフト二つを乗り継ぎ八方池山荘から登り始めます。
土もかなり現れていて雪の部分もアイゼン無しで登れます。

白馬三山。
頭上は青空が広がっていますが、稜線には雲が・・・。
そしてこの日はとにかく風が強い!
絶えず風が吹き付け、時折突風。そういう時は耐風姿勢でやり過ごします。


五竜と鹿島槍。


不帰峰。
怪しげな雲行き・・・。


下の樺から雪も多く傾斜がきつくなってくるのでアイゼンを着けます。
コブのような山(?)を何度か登りながら頂上を目指します。


五竜、鹿島槍も大きくなってきました。


丸山への登り。
お砂糖の山にアリンコがたかっているみたい~。


丸山からの眺め。
北信の山々。
火打山    妙高山     乙妻山 高妻山 黒姫山    飯縄山   


丸山からも小さなコブ越えが何回か続きます。
左手は牛首。山荘到着ももうそろそろ。


もうすぐ到着~という時になって、とうとうガスで覆われてしまいました。


3年前とほぼ同タイムで登ることができました。
これもウォーキングのおかげかな。
でも風がすごく強かったのでのんびり休憩時間もとらずに来たのです。
この日はこの後吹雪になりました~。
完全に崩れる前に到着してよかった~。

吹き付けられてたおかげで身体も冷え切っていました。
山荘に到着後、中にもう1枚着こみ布団に入ってもちっとも身体が温まらない。
ようやく温まったのは夜中になってからでした。

翌朝、目は覚めていたのだけれど・・・。
昨日あんなに寒かったのでもう星とか日の出とかどうでもよくなっていた。
同室の元気な若い子が、早くから支度をして出て行くのを感じながら、何時までも布団の中でぐずぐずとしていました。
でも、せっかくなのだから~。
思い切って起き出します。

外に出てみれば素晴らしい天気!

山荘裏手の高みからみんな日の出を見ています。

もう日の出には間に合わなかったけれど、山々がモルゲンロートに染まりとってもきれい。
唐松岳。


牛首と五竜岳。


白馬三山。




そして剱と立山。


五竜~立山、剱。


朝食を食べてから唐松岳頂上を往復。
頂上に着けば素晴らしい景色にみなさん歓声を上げています。

五竜岳。


立山      別山             剱岳


不帰峰と白馬三山。
白馬鑓ヶ岳の向こうにチョコンと顔を出す白馬岳。



五竜岳の向こうには、去年行った針ノ木岳と蓮華岳。


そして蓮華岳の向こうには・・・。


槍ヶ岳と穂高も見えました。(右端の山が針ノ木岳。)


充分景色を楽しんだらそろそろ下山です。

エビのしっぽ。


雪の造形が面白い。


日に当たってキラキラととてもきれいでした。


どっしりと貫禄のある五竜。


八方尾根への下り口は狭くなっている場所もあり、ちょっと気をつけます。


鹿島槍と五竜。


白馬三山ともお別れです。




9年前、母と二人で八方池まで登りました。
その時はガスっていて白馬三山を見ることができませんでした。
今回母の写真を胸に一緒に登り、山を見せてあげることができ、よい追善山行となりました。



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久しぶりに山を歩いてきました。

母の入院中は、毎日病院の往復で5~6000歩になったので、
改めてウォーキングをと考える必要もなかったのだけれど、
病院行きがなくなり、また歩く努力をしなければならなくなりました。
隣町まで歩いて買い物に行くなど少しずつ始めているのですが、やっぱり自然の中を歩いてみたいという気持ちになって、取りあえずは軽く高尾山に行ってみようとのんびり出掛けました。

コース  日影バス停~いろはの森~高尾山~一丁平~四号路~リフトで下山

高尾駅北口から出る小仏行きのバスに乗ります。
こんなにのんびりだから山歩きの人はいないだろうと思っていたけど、いました7~8人!
3~4時間の歩きなら、昼近くから歩き始めても日の長くなる季節はそれほど心配ないですからね~。

春先に咲く花はもう終わっています。
日影沢はちょうどニリンソウが満開。


マルバスミレ。


タカオスミレ。葉がまだ褐色になり切れていないみたい~。


沢沿いにヤマルリソウの群落発見。


いろはの森ではもうナガバノスミレサイシンは葉っぱばかりになっていましたが、ようやく一株発見。
でも高尾山の登山道ではまだたくさん見ることができました。


タチツボスミレは飽きるほど咲いています。
集団で一斉にこちらを見て『撮って撮って!』って言っているようで仕方なく一枚。


きれいな色のエイザンスミレ。


高尾の山頂は平日でも人がいっぱい。
ちょっと曇りがちだったので富士山も見えません。
桜の花は散り始めていました。


イロハモミジ(多分)の花。
若葉の緑に紅色の花が目立ってとてもきれいでした。


一丁平まで往復します。
春色の景色が何とも言えずいいですね~。








紫の濃いスミレ。


アケボノスミレ。一株だけ見つけました。


クサイチゴ。


モミジイチゴ。


帰りは四号路を歩きました。
イヌブナ(多分)の若葉。


これは何の木?
葉にはぎざぎざがあります。


新緑の枝越しの山肌。






4時間ほど歩きました。
まだ大丈夫でした。
お花を探すのに夢中になって歩きました。



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