雪の山に行きたい行きたいと思っているのだけれど、お天気と都合がなかなか合わず。
昨日は安定した晴れという予報で、ようやく行ってこられました。
またお馴染みの北八ヶ岳ですが、ここは平日でもバスが出ているのでやっぱりお手軽で有り難いです。
いつも北横岳ばかりなので、久しぶりに縞枯山の方に登ってみようと思いました。
コース ロープウェイ山頂駅~雨池峠~縞枯山~展望台~茶臼山~展望台~五辻~ロープウェイ山頂駅
茅野駅発のバスには10人に満たない登山者。
バスの道々は雪が少ない印象でした。
果たして樹氷は?霧氷は?どうだろうか?
山頂駅で支度をし、出発はもう12時。
駅の外に出れば、何とか間に合ったか・・・。
シラビソの枝の雪はやっぱり少し落ちています。
縞枯山荘
縞枯山荘の先の雨池峠から縞枯山への登りになります。
この登りが30分余りの登りなのだけれど、直登急登で辛い。
雪で登山道が覆われ、よく踏まれているのだけれど、雪の坂道になっていて
段差がない分アキレス腱が伸びるしふくらはぎが痛い。
登り切ったところが縞枯山山頂。
しばらく平らな尾根道が続きます。
紺碧の空!
少し開けた場所から、樹氷群の向こうに北アルプス。
穂高連峰と槍ヶ岳。
そして八ヶ岳連峰。
やっぱり来てよかった~と思う瞬間。
南アルプス。北岳、甲斐駒、仙丈。
少し下って展望台。
ここでお昼にします。
手袋を取ると手がかじかんできます。
微風快晴だけれど気温は低い。
中央アルプスと御嶽山。
正面に茶臼山。
一旦大きく下って登り返します。
縞枯のシラビソ(オオシラビソ)。
縞枯れ現象とは、シラビソ、オオシラビソが一斉に立ち枯れ、その跡に稚樹が一斉に成長して、
またある年月で一斉に立ち枯れるというサイクルを繰り返すため、その立ち枯れが標高に沿って帯状に見え、
なおかつ、その帯が年々わずかずつ移動していく現象、だそうです。
また茶臼山への急登。
茶臼山山頂も樹林で囲まれ、見晴らしはないので展望台へ。
北横岳、蓼科山と北アルプスの遠望。
南八ヶ岳。
南アルプス。
五辻。
エビのしっぽ
同じような写真を何枚も撮ってしまいます。
ここの展望台は風の通り道なのか?
エビのしっぽも発達し、昨日はずっと風がなかったのにここでは蓼科側からすごい風が吹き寒い。
さぁ、そろそろ行かないと最終ロープウェイに間に合わなくなってしまいます。
五辻まで急下り。
ところが、五辻からの緩やかな登りが辛い辛い~。
短いけれど急登と急下りを繰り返したせいか?はたまた年のせいか?
この帰り道が一番しんどかった。
何とか最終に間に合いました。
ロープウェイから見下ろす雪原には小動物の足跡がいっぱい。
スキー場が終わり静かになったから出てきたのか?
バスの中から鹿の親子が雪の林の中で遊んでいるのが見えました。
昨日は夕方まで快晴で、夕日に赤く染まった八ヶ岳がとてもきれいでした。
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