昨日、夫が留守番をしているから山へ行って来れば、と言ってくれました。
毎日姑の面倒を見ているから息抜きをさせてくれようという気遣いが有難い。<優しい夫
しかし、ここ数週間、土日もなく出社、毎日遅い帰宅でいい加減疲れも溜まっているだろうと思うと(もう若くはないし)たまの休日に今度は親の食事の世話をやらせるのは忍びない。<優しい妻
一ヶ月に一度は山へ、という目標はあるけれど、まだオリンピックもあるし、昨日の雨で山道はぐちゃぐちゃだろうし。
で、行きたいがグッと我慢をしました。
ところが、姑は夫が休みだというと『待ってました』とばかりに必ずと言っていいほど、買い物を頼むのです。
昨日も
『○○さん(夫のこと)、どこかに出掛けるの?』
「どこも行く予定はないけど、何か欲しいものがあるの?」<優しい息子
『行くのなら、卵ボーロとエクレアを買って来て・・・』
そして夫は、お天気もいいし暖かいから運動がてら自転車で行ってくる、と言いデパートまで買物に出掛けて行きました。
元々夫の親孝行はご近所でも有名です。
お出掛けや買物のお付き合いはもちろん、絵の展覧会や鎌倉など連れ出しては一緒に歩いていました。
私も若いうちは、(何~?私と出掛けるよりお母さんと出掛けるほうが多いんでないの~)と悔しく思う事もありましたが、時が経つに連れ「お母さんを連れて鎌倉でも歩いてくれば」とけしかけるようになりました。
(亭主元気でなんとか・・・)
夫は元々出る事を苦に思わないので、誘われれば気軽に応じる。
私はどちらかと言えば出掛けるのを億劫に思うほうなので自然にそうなったのです。
事情を知らない人が、『ご主人、お母さんとお出掛けしたけど、奥さんも大変ね~』と気の毒がってくれることもありました。
そんな孝行息子だから、卵ボーロとエクレアだけの買物も大して嫌がりもせず出掛けます。
自分の運動不足解消も兼ねてということもありますが、元々の優しさと、後何年こうしてお使いを頼まれるかわからない、また自分で出掛けられない親を不憫に思う気持ちもあるのでしょう。
私としては最近では時に「疲れた~」と言う夫。せっかくの休みだから一日ゆっくりできればいいのに、という思いもありますが、夫が嫌がらずに行くことだから大きなお世話だろうと黙っています。
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