先日、17日の未明、実家の父が亡くなりました。
この4月、92才になったばかりでした。
2年前のお正月に肺炎で入院、脳梗塞も併発し、もうおしまいかと思われたけれど、
驚異の回復力を見せリハビリ後、半年後に家に帰ってきたのです。
高齢の母が弟夫婦の助けを借りて面倒をみていたけれど、トイレでひっくり返った父を母が起そうとして腰を痛め、面倒を見られなくなったので、その後はホームにお世話になっていました。
実家にいた間は、私も1週間に一度は手伝いに行っていたのですが、ホームに行ってからは少しずつ間が開き、最近では行くのはひと月に一回程度になってしまいました。
この間、昔患った胆管結石が悪化して何度か入退院を繰り返し、そのたびに今度こそ最期かと覚悟したことも何度か。
このごろでは徐々に食欲も無くなってきていたらしく、家に帰れば気分も変わり食欲も出るのでは?とちょうどタイミング良く一時帰宅をしていたところでした。
夜中にトイレに起きた母が、息をしていないのに気付いて大騒ぎになったそうです。
まさか誰もが、周りの家族はもちろん本人も、この日に死ぬとは思っていなかったでしょう。
でもずっと家に帰りたがっていたから、念願叶い、子供や孫たちにも会えて夜中に眠っている間に逝くことができ、いい死に方だったのではないかと思います。
最近では、以前のようにあまり元気に話ができなくなっていた父に会いに行くのが、少々辛くなってきていたところでした。
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