先日、高尾の帰りの横浜線の電車に乗っていた時のこと。
私の近くで立っていた中年女性二人組がおりました。
何やらおしゃべりをしていましたが、最初は気にもしていなかったのですが、
何かの話題がきっかけだったのでしょう。
一人の方が
「同じこと何回も聞くのよ~。」と言いました。
悲しいかな、こんな言葉にピピッと耳が反応してしまうのです。
『お姑さん?』
もう一人の方が聞きます。
そして
『さっき言ったでしょ、なんて言ってはいけないのよね。』と言いました。
更に
『よく看てあげて~。そうすれば自分に返ってくるから。順ぐりだから。』
『一生懸命看てあげれば子供たちがちゃんと見ていて、同じようにやってくれるから。』
愚痴をこぼした方はこんなこと言われるとは思わなかったのでしょう。
そのあと何も言えず黙って聞いていました。
この方が言っていることは分かります。
その通りです。
理屈では誰でも解り切っていることなのです。
解っているけれど長い間のことだと、やっぱりイヤになっちゃう。
いつもいつも同じこと聞かれてうんざりする。
愚痴の一つもこぼしたくなる。
これは実感です。
たぶんこの方はそういう経験がまだ無い方なのだと思います。
そうなの~?ってただ相槌を打ってくれるだけでいいのに・・・。
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