朝晩のあっしゅのお世話がなくなって、何か忘れ物をしたみたいです。
特に連休のころはあっしゅに付ききりになっていたから、手持無沙汰です。
部屋中にあっしゅのにおいがまだ残っている気がします。
でもいつものところにあっしゅはいない。
どこに隠れたの?
「あっしゅや~!あっしゅくんや~!」
いつものように声を出して呼んでみます。
でもどこにもいない。
母がお勝手に立てば、かすかに風を感じたと思うと足元にあっしゅが座っています。
のんびりソファに座り寛いでいると、閑そうだなと察したあっしゅが寄ってきて、母の足の間に挟まります。
母が2階に上がれば、和室の敷居のところで下りてくるのを待っています。
母がお風呂からあがると、ちゃっちゃっと爪音たてて何故かしら必ず玄関に走ります。
母がお使いに行こうとして立っただけでわかり、先回りしてビスケを貰にくるあっしゅ。
なでなでを途中でやめると、怒ってホリホリを始めるあっしゅ。
寝る時間がわかるのか、時間になるとキューブの催促を始めるあっしゅ。
賢い子だった。おりこうだった。
可愛かった。凛々しかった。
母の相手をたくさんしてくれました。
母が落ち込んでいる時も、いっぱい慰め癒してくれました。
ほんとに孝行息子でした。
鎌倉のペットクリニックに行く前に、お腹がすくといけないからとペレット少しとイチゴのすりおろしを食べました。
一生懸命食べてたあっしゅ。
イチゴはこれまで丸のままあげたことが何度かありましたが、見向きもしなかったのです。
でもつぶして細かくしてあげたら喜んで食べてくれました。
まだ食べるものたくさん残っているんだよ~!
いちごもりんごもブロッコリーも青梗菜も。
ビスケだってゼリーだってキューブだって牧草だって、ついこの前買ったばかり。
2~3日、一生懸命食べていた。
それにだまされてしまった。
食欲が戻ったわけじゃなかった。
うさぎは体の小さな弱い動物なので、弱ったら身の危険なので、ギリギリまで食べたり動いたりするそうです。
知識としては知っていたけど、今度のことでこういうことだったのかと初めて実感しました。
何も母にそんな強がって見せなくてもいいのに。
そんなに頑張ることなかったのに。
究極の脱水だって!
お水をあげてもペロペロとするだけだった。
一度スポイトを使ったけど、噛み切られてしまった。
それでも野菜のすりおろしやペレットをお水でふやかしていたから、水分が足りてないと思わなかった。
家へ帰ってきたとき、お腹に残っていたシッコがたくさん出ました。
もう水分を吸収する力も残っていなかったのでしょう。
ほんとに無知でバカな母だった。
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