実家の母は検査の結果、『スキルス胃がん』と宣告されました。
家族誰もが思ってもみない結果でした。
事の発端は、去年の11月。
ウェストのきついスカートを我慢して穿いていたら胃がおかしくなって食べられなくなったと。
年明け早々、近所の医者で胃カメラを飲み、その時は異常なしの診断。???
お薬を出され飲んでいたが、ますます食べられなくなり体重もどんどん減るばかり。
そこで総合病院での検査となったのでした。
病院ではすぐ『ガンの疑い』となり、検査入院。
異常なしの診断をした町医者っていったい・・・。
しかし~、今の医者ってあっさりしているのね~。
家族の意向を聞くでもなく、本人同席の場でいきなりの告知です。
ま、おかげで家族も変に気を使わずに済んでいますが・・・。
一回目の組織検査ではがん細胞が見つからなかったそうで(それでも医者は100%確信しているのですが)、
母は『やっぱり、私はガンなんかじゃない!』と二回目の内視鏡検査を拒否。
スカートの締めすぎで胃が縮んだからだと言い張ります。
それに1回目の検査がすごく苦しかったそう。
これに困った医者との二回目の面談で
『このままでは三ヶ月。手術(全摘)をすれば一年は元気でいられます。』と命の期限を宣告。
このままでは食事もとれないのだから、もう一度胃カメラ飲んで組織検査をしてもらうようみんなで母を説得。
組織検査で黒と出ないと、外科でも手術を引き受けてくれるかどうか分からないという。
87才になった母に全摘手術というのもな~と思うのですが、今のままでは死ぬのを待つばかり。
幸いまだ他の臓器への転移も見られず、痛いところもなく、運動不足になるからと病室でスクワットをやっているそうです。
先生も母がこんなに元気だから手術を勧めるんですと言ってくれる。
結局2回目の組織検査でもガン細胞は見つからなかったのですが、外科で手術を引き受けてくださり
今は手術に向け高カロリー栄養を摂取、体調を整えているところです。
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