憧れの北海道のお山に生涯一度は登りたい。
一番登りたいのはトムラウシなんだけど、とてももう無理なのでせめて大雪山に登りたい。
去年は計画を立てていた矢先に地震があり断念しました。
今年こそお花の時期に行こうと毎日天気予報とにらめっこ。
数日お天気が続きそう!というので、前日に宿の予約と行きの新幹線と帰りの飛行機のチケットを取り、7日の朝一で出発しました。
山でなくても北海道に行くのは初めてなんです。
ちょっと不安もあるけどワクワク。
どうせなら黒岳石室に泊まり縦走したい。
今年になってあまりしっかりと山登りをしていないので、どのぐらい歩けるのか?
縦走も今年が最後のチャンスだろう。
もしコースタイムを大幅にオーバーするようなら途中で戻って観光するもよし。
荷物をなるべく軽くするために、黒岳石室では貸しシュラフがあるというのでシュラフとマットは持たずに行きました。
これがずいぶん助かりました。
しかし、1日中鉄道で北海道入りというのも疲れます。
いい時間帯の飛行機はもうチケットがなく、もしあったとしても高額。
初日は現地に入るだけなので我慢です。
6時32分のハヤブサで函館北斗まで、スーパー北斗で札幌まで、ライラック号で旭川まで、バスで2時間層雲峡まで。
着いたのは夕方6時半、実に12時間の旅でした。
撮り鉄~
特急スーパー北斗 特急ライラック
層雲峡の泊りは立派なホテル、ではなく、層雲峡ホステルというゲストハウス。
一昨年槍ヶ岳の時に新島々で泊ったゲストハウスはあまりよくなかったので、次にはゲストハウスに泊まるのはやめようと思っていたけど、翌朝の銀泉台行きのバスがホステル前から発車するというので、我慢することにしました。
夕方着いて寝るだけだし、でも頼めば夕食はカレーを出してくれて朝はおにぎり弁当を作ってくれるというのでそれは好都合でした。
ホステルはけっこう居心地の良い施設でした。
コーヒー紅茶の飲み物はいつでもどうぞ、シャワーも使えるけどそばのホテルの温泉割引券もありますという。
わざわざ出掛けるのも面倒なのでシャワーで済ませてしまいました。
部屋は8人用のかいこベッドの部屋で欧米人女性と二人でした。
お布団には糊のきいたシーツと枕カバーもあり、ぐっすり寝られました。
翌朝6時のバスに乗るために5時に起き、おにぎりを一つ食べて出発です。
ホステル前にはもうバスが待機していました。
ホステルから乗ったのは4~5人ぐらいだったか・・・?
次のバス停層雲峡バスセンターでは20人ぐらい乗ってきました。
銀泉台まで1時間。
私はよく見える一番前の座席に座っていましたが、途中で前方に動物がパッと茂みに逃げていくのが見えました。
キタキツネ?ちょうど犬ぐらいの大きさ。
でもキタキツネはもっと薄い色だよね~。
こんなところに犬なんていないだろうし・・・。
焦げ茶色してたあれは、もしかして子供のヒグマ?
バスを降りる時に運転手さんに聞いたら『私は見ていないから分からない』ですって。
でもあれは絶対ヒグマの子供に違いない。
山の中ではキタキツネにも出会ったし、エゾシマリスにも会いました。
ヒグマも遠くにいたって聞いたけど肉眼では見えませんでした。
ナキウサギには出会えなかったな~。(涙)
お天気も良くお花もいっぱいで素晴らしかった。
昨日は夜中遅くに帰宅し、今日は1日中グダグダと過ごし写真の整理もできていません。
レポはちょっと時間がかかってしまうかも~。
また後程・・・。