入笠山は雪の季節に行くことが多く、花の山なのに花を見に行ったのは4年前の9月に行ったのが初めてでした。
スズランの季節にも是非行ってみたいと思っていたので晴れ予報の昨日行ってきました。
富士見駅で特急あずさを降りると、ビックリするほどの登山者が。
10時に走る無料シャトルバスには既に長~い行列。
スズランの時ってこんななの~?!
大型のバスには乗り切れず運転手さんが連絡して10分ほどしてマイクロバスが到着するも全員乗り切れず。
また来ますからとようやく3台目で乗ることが出来ました。
並ぶのが嫌だからタクシーでもと思ったけれど他の人たちに先を越され捕まえることが出来ませんでした。
ちなみに、今日は夫と二人です。
到着後もまだまだ混雑は続きます。
チケット売り場、ゴンドラ乗り場、車で来た人たちも加わり、またゴンドラはグループごとの乗車で行列は遅々として進まず。
山頂駅に着いて歩き始めたのは11時半、待ち疲れて歩く前からグッタリです。
先ずは早速日本スズランを見ようと湿原に向かいます。
日本スズランは3分咲きということでしたが少しは進んでいないかと期待します。
葉っぱに埋もれるようにして可愛いスズランの花。
這いつくばるようにして撮るけど中々うまく撮れません。
クリンソウも所々咲いていましたが
カゴメの森で群落
ズミも満開
ここに来てからずっとハルゼミが鳴いていましたが、まだ羽化したばかりなのか木の幹にハルゼミが動かずとまっていました。
マナスル山荘で評判のビーフシチューを食べるのを楽しみにしてきました。
が、この登山者の多さでイヤな予感がしていましたが、正に的中。
ご飯が無くなってしまいうどんメニューしか受けられないという。
昼食を持ってこなかったので仕方なく冷やしサラダうどんを注文しましたが、ここでも長く待たされ・・・。
でもこのサラダうどんもとても美味しかったです。
食べ終わったのが1時半でこれから山頂まで行ってドイツスズランの山野草公園を見たりしたら3時のバスに間に合わないかもしれない・・・。
昼食後ゆっくりする間もなく出発。
お腹パンパンで苦しいのと息切れで苦しいのとで2割増しのペースでようやく山頂に到着です。
八ヶ岳
硫黄岳 阿弥陀岳 赤岳 権現岳
右回りに南アルプス
甲斐駒ヶ岳 間ノ岳 仙丈ケ岳
中央アルプス
空木岳 宝剣岳 木曽駒ケ岳
乗鞍岳
槍穂高連峰
山頂も大勢の人たちで賑わっていました。
お花畑を通って下山します。
キバナのヤマオダマキ シロバナヘビイチゴ&ミツバツチグリ
ツマトリソウ サンリンソウ
レンゲツツジはまだ蕾
エゾノコリンゴ
湿原から登ったところの藪の中で野ウサギ発見!
冬にはうさぎの足跡いくつも見るけれど野ウサギ見るのは初めてです。
真ん中の黒っぽいの。この後藪の向こうへ行ってしまいました。
マイズルソウ ズダヤクシュ
山野草公園へ
ササバギンラン
ヤマシャクヤク 一凛だけ残っていました。
イチヨウランの保護地という立て札に従って見に行きましたが途中で行き止まりになり見ることができず。
ぐるっと回ってドイツスズランの群生地へ。
やっぱりドイツスズランは花が大きいので見栄えはします。
15時の無料シャトルバスにはとても間に合わず、のんびり山野草公園を廻ったがタクシーも4~50分かかると言われ1日中待つばかりで疲れてしまいました。
幸い30分ほどで来てくれたので何とか特急に乗ることが出来ました。
帰ってからホテイアツモリソウを見るのを忘れてたことに気がつきました。
一凛咲き始めたそうです。
でももうスズランの季節には2度と行かないだろうな~。