日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



2008年の山行記録。

 1/ 9(水) 大山 蓑毛~ヤビツ峠~大山へ。暖かく眺望もイマイチ。 

 1/17(木) 塔ノ岳 小丸尾根から登る。霧氷がきれいだった。

 2/ 7(木) 高尾~城山~景信山 雪の高尾山。4号路から登る。

 2/29(金) 入笠山 360度の眺め。久しぶりのスキーも・・・。

 3/12(木) 北横岳 スノーハイキング。眺望も樹氷も期待外れ。

 3/23(水) 裏高尾 去年はあまりいい写真を撮れなかったハナネコノメを探しに。

 4/12(火) 大塚山 奥多摩の鉄五郎新道でイワウチワが咲くという情報をゲット。

 7/19(土) 燧ケ岳 心身リハビリ登山。ちょっとハードだった。

 8/ 4(日) 四阿山~根子岳 嬬恋のゴンドラを利用。

 9/ 7(日) 御岳山~日の出山 薄紫のレンゲショウマを初めて見ました。

 9/13(土)~16(火)鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳 念願の八峰キレット越え。時間を掛けてクリア。

10/13(月) 秋田駒ケ岳 紅葉はイマイチ。お花の季節が一番のようだ。 

10/23(木)~24(金)那須高原 実家の母と妹と。軽く歩く。

11/ 2(日) 川苔山 人気の川苔山。鳩ノ巣駅から登る。

11/18(火) 高尾山 実家の母と妹と。平日だがすごい混みよう。

12/ 6(土)~7(日)北八ツ東天狗岳 雪の天狗岳へ。トレースもばっちり。樹氷がきれいだった。






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冬用ジャケットをせっかく買ったから、という訳で行ってきました~!

12月6(土)~7(日)日 北八ツ 東天狗岳

嵐のような低気圧が去った後、日曜日の予想気圧配置は日本列島の真ん中に高気圧!
これは是が非でも行かねばなるまい!
と予てから考えていた天狗岳に行ってまいりました。

八王子8時過ぎの特急に乗ると沿線の山々ははっきりくっきり!雲一つないピーカン!
胸が高鳴ります。
が、甲府を過ぎてから南アルプスは雲一つない晴天なのに、八ヶ岳は?というと山頂に灰色の雲がかかり、怪しいお天気・・・。
茅野から渋の湯までバスで行きます。
バスには17~8人の登山者。
ほぼ全員?が黒百合ヒュッテから天狗岳を目指し、翌日また同じバスに乗って帰るということになりました。

雪雲に覆われた登山口渋の湯に着くと白い妖精が舞っておりました。
一応登山届など書いてポストに入れます。
このコースは樹林帯で雪崩の危険もなく、冬でも人気のコースということでトレースもしっかりあります。
が、やはり大雪の後の平日などは雪も深くなって大変だと思うので、たくさん人の入る土日が安心です。

登山口からしっかり雪道。もう山はたっぷりの雪に覆われ冬ごもりに入っておりました。
土曜日は冬型気圧配置で、やはり八ヶ岳辺りまでは日本海側の様相となるそうです。
3時間ほどで黒百合ヒュッテに到着。
天気は回復することなく雪はずっと降っておりました。
明日の天気に期待します。

黒百合ヒュッテ~中山峠~中山~中山峠~東天狗岳~黒百合ヒュッテ~渋の湯

日曜日は予想通りの晴天!
素晴らしいお天気です。


昨年、天狗岳を目指した時にガスで何も見えず、途中で断念し中山展望台さえどこだったのかわからなかったので、まず中山にもう一度行ってみることにしました。
中山は樹林の中で展望はありませんが、途中の道から天狗岳がきれいに見渡せました。
左 東天狗岳 右西天狗岳

稲子岳

展望台まで行きたかったが、時間的に余裕がなかったので中山から引き返しました。
中山峠に戻り今度は天狗岳を目指します。
ほとんどの人は天狗岳だけを目指したようです。



樹氷がいろいろな表情を見せてくれて、とってもきれいです。


微風快晴! 最高のお天気です。
時々吹く風に粉雪が舞い、スノーダストがキラキラととてもきれいでした。

えびのしっぽ。
木の枝の片側だけに凍りついています。
浅間山が見えます。

先に天狗岳に登った人たちが下りてきます。
口々に「とってもきれいですよ!」と教えてくれます。

天狗岳への登りは少し急なところもありますが、アイゼンをしっかり効かせて登れば大丈夫です。
今回ピッケルは持たずシングルストックで行ったのですが、ピッケル、ストックの人は半々ぐらい?でした。

東天狗岳山頂に着きました~。
360度の展望です!
先ず真っ先に飛び込んできたのは南八ツの山々。(中央 赤岳)


パノラマ~。
右側 蓼科山の向こうに後立山連峰。~槍穂~乗鞍岳。


こちらは南八ヶ岳の向こうに南アルプス。遠く中央アルプス。西天狗岳。


佐久平の向こうに浅間山。少し煙が出ているように見えます。


いつまで見ていても見飽きない景色です。
写真を撮ったりして40分ほど山頂で過ごしましたが後ろ髪ひかれながら下山しました。
西天狗岳まで行ってみたいところですが時間的に厳しいということでまたの機会に。



ザックを預かってもらっていたので黒百合ヒュッテに寄り、お昼を食べて下山しました。


黒百合ヒュッテから渋の湯まで、下り2時間あれば大丈夫だろうと思いましたが、雪道でもあり少し時間に余裕をみて下山しましたが、特に急ぎ足にならなくても1時間半強で下ることができました。
バスの時間まで少しあったので渋御殿湯に入ってきました~。


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昨日、高尾山に行ってきました。
巷の噂で、高尾山の混雑ぶりを聞いてはいたけれど・・・
平日でこれでは休日はどれほどのものか!
ケーブルカーは30分待ちぐらいでした。

今回は実家の母や妹も一緒でした。
母が一度行ってみたいと言っていたのでケーブルカーに乗ればラクショーと思っていたのですが、階段が多くちょっと大変だったかな・・・。
でも元気に歩いてくれました。

ケーブルカー沿いの紅葉もだいぶきれいになっていました~。

高尾山初心者向けには、先ずは薬王院を通るメインルート一号路でしょう。
一応世間並にここを見なければ、と思ったのですが階段が多くけっこう大変!


参道。まだ色付きが浅いところもあります。




鳥居のもみじは真っ赤でしたがそろそろ見頃過ぎ。





山頂の紅葉もきれいでした。




それにしてもすごい人でした。
山頂のレストハウスあたりは休めるところなどありませんでした。

昨日は暖かくいいお天気になってくれましたが、霞んで富士山は見えませんでした。







もみじ台を通り、富士見台園地を回って4号路を通ってケーブルカー駅に帰ってきました。
もみじ台から先は人通りも急に少なくなります。


4号路辺りの北側山肌も色付いてきれいでした。

休憩含めて4時間ほどの歩きでした。


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そろそろ奥多摩の紅葉も見頃なのでは、と思い、以前から一度行ってみたいと思っていた川苔山に行ってきました。

11月2日(日)
鳩ノ巣駅~大根ノ山ノ神~舟井戸~川苔山~百尋ノ滝~川乗橋

数年前の秋、鷹ノ巣山に行った時、ほぼ満員のバスの乗客の大半が川乗橋で下車し川苔山に登って行ったのでびっくりしたことがありました。
その時鷹ノ巣山に行った人は5~6人でした。
川苔山はずいぶん人気があるんだな~と思っていました。
その時のイメージで川乗橋から登るルートはすごく混みそうだったので、今回は鳩ノ巣駅から登ることにしました。
案の定、こちらからの登山者は数人。マイペースで歩くことができます。


こちら側はほとんど植林帯を行く道でしたが、ほどほどに間伐されていて割と明るい道でした。
時々雑じる雑木林も紅葉にはまだまだです。



大した急登もなく歩きやすい道でした。

舟井戸の辺りから雑木林となり、黄葉もきれいになってきました。

奥多摩の黄葉は黄色主体で鮮やかな派手さはないけれど、淡いグラデーションの中の歩きは心地よいものです。








色付き半ばのかえで。
一方で葉の落ちた木々もあり、黄葉の時期は難しいものです。



緩やかに登りきったところが山頂です。

山頂には大勢の登山者! 5~60人はいたでしょうか。
広い山頂でみんなお食事中。
ほとんどの人が反対側から登ってきたようです。

山頂からの眺め。
富士山も見えました~。


                   鷹ノ巣山     雲取山


登る途中で廃屋となった茶屋跡がありました。
てっきり使えるトイレがあるものと思っていましたが・・・。
この人気の山にトイレがない!
お天気も良く絶好の登山日和。
本当なら山頂でもっとまったりとしたかったのですが、下山にも3時間かかる予定で、川乗橋のパスは15時1分の次は16時28分。
トイレ事情を考えれば何としても15時1分のバスに乗りたい!
幸いにけっこう汗になり我慢できないほどではない。
というわけで、食事後まったりする暇もなく大急ぎで下山を開始しました。



百尋の滝を目指します。
山頂直下はかなり急です。
落ち葉に敷き詰められ滑りやすい・・・。

黄葉のアーチ。
時折赤が混じると目をひかれます。
もっとのんびり歩きたい道ですが大急ぎ!




途中にりんどうが咲いていました。



百尋の滝。
ここまではけっこう急なところが何ヶ所かありました。

急勾配の階段を下りて滝の前へ出られます。


この辺りの紅葉はまだまだです。



対岸の崖がけっこうな迫力です。




川苔谷の沢の流れを見ながら、大小の橋をいくつか渡り川乗橋まで急ぎます。
ほぼ平坦で、途中小さな滝?もいくつかあり、この辺りの紅葉を見ながらのハイキングもいい感じです。


最後30分ほどは林道歩きとなります。

3時間のコースタイムを2時間半で下りてきたのでバスには間に合いましたが、おかげで足の付け根が痛くなってしまいました。
今日になって腿も痛いです。

交通整理のおじさんがいたので、川苔山にトイレのないことを話しました。
簡易トイレを設置してほしいという声もあるそうです。
ぜひ東京都にはお願いしたいものです。



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昨日今日と那須に行ってきました。
年に一度の親孝行の旅です。
よりによって一番最悪な日に・・・。
日に日に悪くなっていく天気予報。
風邪をひいてしまったこともありキャンセルも考えたのですが、また日程の調整をするのも大変なので強行しましたが、やはりお天気には勝てませんでした。

那須ロープウェイに乗り、2~3時間平らな所を散策するつもりでしたが・・・。
ロープウェイに乗った時はまだ周りが見えていて、斜面の紅葉に歓声も上がっていたのですが、だんだんガスに包まれ頂上駅に到着した時は真っ白け!
とにかく少し歩いてみようか、ということで、寒くないように身支度整えて歩き始めて1分後。
「やっぱりやめよう!」と引き返しました。
真っ白で何も見えず、風も強く寒い!
罰ゲームじゃないんだから~。
これでは歩く意味がありません。
その直後、同じ電車とバス、ロープウェイに乗ってきた女性4人組の方々も引き返してきました。
しかしバスのツァーで来た人たちもたくさんいて、添乗員さんが「時間は3時間で~す!」と叫んでいましたが、あの天候の中歩いたのでしょうか?
ツァーではイヤでも一緒に行動しなければならないから、やはりイヤですね。

ロープウェイで下りると山麓駅ももうガスで見えなくなってきていました。
宿に行くには早すぎるが、ここにいても仕方がないのでバスに乗ります。
下に降りるに従ってガスも取れ見通しがきくようになってきました。
バスの中から見る紅葉も色鮮やかになってきました。
少し明るくなってきたので途中で降りて散策コースを歩いてみようか・・・ということに。
八幡温泉でパスを降り、遊歩道を歩きます。
愛子さまおしるしのゴヨウツツジ群生地に木道が通っていました。
つつじの季節にはさぞ壮観だろうと思われますが、残念ながらゴヨウツツジの葉は枯れ枯れ。

淡いグラデーションの林の中の遊歩道を歩き、つつじ吊り橋へ。
高さ38m、全長130mの大きな吊り橋です。
歩くと少し揺れます。



橋の上より。
周りの紅葉も見ごろになってきれいでしたが、曇り空では色も冴えません。


ハィウェイを横切り殺生石、那須湯本温泉へ。
この辺りの見ごろにはもう一息でしょうか。
でも所々には鮮やかに色付いた木もありました。

数段の石段の道も数ヶ所あり、ちょっと危なっかしい母にヒヤヒヤでした。

殺生石は鹿の湯源泉近く、溶岩がごろごろしている場所。
色々伝説もあるようです。


温泉神社。


湯本温泉まで1時間半ほどの散策でした。
お腹が空いたのでバス停のそばのお蕎麦屋さんで遅い昼食。
なかなか美味しかったです。
食べ始めたとたんに土砂降り。食べ終わった頃には小降りとラッキーでした。

夕方から本格的に雨になり、今日はもうどこへも行かれず帰るのみ。
温泉組合の無料シャトルバスで那須塩原駅に送ってもらいましたが、偶然那須ご静養の両陛下が駅に到着された時間と同じになり、びっくり!
小降りになった雨の中、手を振ってほかのみなさんと一緒にお迎えしました~。

明日からお天気回復するようで、何でわざわざお天気の悪い日を選んだ?みたいでホントにガッカリ。
今年の紅葉狩りはついていません。

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東北の紅葉がまた見たいと思い、夜行バスなど時間的にも可能な秋田駒ケ岳に行ってきました。
最寄の田沢湖駅まで横浜から直通夜行バスが出ているが、問い合わせたところ連休中は全部満席!
いろいろ考え、盛岡まで夜行バスを使い盛岡から新幹線で田沢湖まで行けば、東京始発の新幹線で行くより早く着くしお金も安い。
ということで東京駅発盛岡行きの都市間夜行バスに乗り込んだのでした。

が、紅葉はすでに終盤・・・。
がっかり!

国見温泉~横長根~むーみん谷~男岳~阿弥陀池~男女岳~焼森~8合目パス停

国見温泉の紅葉はどうか?
タクシーで国見温泉まで入ります。(6850円)
タクシーの運転手さんは観光ガイドのようにいろいろ話してくれます。
『日本海からの風が農作物には適さないけど、花には都合がよくて標高は高くないけど二千メートル以上で咲く花がいっぱい咲くんです。』
『誰が名付けたんだかムーミン谷に花がびっちり咲くんです。』
『山頂の紅葉はもうたそがれているけれど・・・。』等々。

国見温泉の標高は860m。
山頂はたそがれていても登山口の紅葉はまだ大丈夫だろうと思っていましたが・・・。



白樺やダケカンパ、ブナなどの林を抜けていきます。

遠目にはきれいに見えますが、近くで見ると葉はちりちり、かさかさの茶色に枯れた葉が多く見られます。
前日の風で葉が散ったとのこと。ナナカマドなどは実だけが残っていました。

横長根の稜線には1時間ほど。
あとは緩やかな登りです。



第二展望台より、東に早池峰山が見えます。



田沢湖も。



いかにも火山という風景。

真っすぐは”大焼砂”
夏にはコマクサの群生が見られるそうです。

今回は左の通称”ムーミン谷””馬場の小路”に下る道を行きます。






木道が通り、夏なら両脇にチングルマが一面に花を咲かせるそうですが・・・。


たそがれてるどころか、もうドライフラワーになってしまっていますよ~!

ヤマハハコ


ムーミン谷、駒池を振り返る。

谷から男岳の稜線に出るのがけっこう急でした。
阿弥陀池への分岐点でもあり、阿弥陀池が見渡せます。
岩手山も見えました。

せっかくですので、男岳に登ることにしました。
ゴツゴツの岩々な道を少し登りますが、往復30分余り。
左手奥が山頂です。

男岳山頂より。
眼下に田沢湖。
ムーミン谷と面白い形の小岳。横長根の稜線。



阿弥陀池のほとりで昼食を食べましたが、この谷が風の通り道になっているらしく、冷たい風が吹いて寒かった~!
男岳山頂では風は吹いてなくてとても暖かかったのに。

秋田駒の主峰、女男岳に登ります。
ここも往復30分余り。

山頂からの眺め。
北に岩手山と八幡平。岩手山はいつも大きく見えていました。

午後は西日であまりきれいに写真が撮れませんでした。

帰りは焼森から8合目バス停へ。

”アルバこまくさ”までのバス道は紅葉の林の中を通ります。
が、やはりもう盛りは過ぎ、縮れたり枯れて茶色になっている木が多かったです。
これが見ごろの頃だったらさぞ見事なことだったでしょう。



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八月のお盆過ぎから行く機会を窺っていたが、ようやくお天気も良さそう。
ということで12日の夜行バスで扇沢に入り柏原新道~冷池山荘(泊)~鹿島槍ヶ岳~キレット小屋(泊)~
五竜岳~五竜山荘(泊)~唐松岳~八方と3泊4日で縦走してきました。

このコースは大抵の人は2泊3日で歩くコース。健脚の人なら一泊で歩きます。
実際、キレット小屋で出会った方(女性。50才前後ぐらい?)は、扇沢からキレット小屋まで一日で歩き、
翌日は遠見尾根か八方尾根へ下山という信じられない方でした。

しかし体力脚力に自信のない私は、5~6時間のコースタイムを1日で歩くこととし、4日かけて頑張ろうと思いました。
それ以上無理をすれば疲れから事故に繋がる可能性が高まります。
途中で出会った方々からは「のんびりでいいですね~。」と言われました。
「お一人ですか?」と度々聞かれ、きっとあとで「あのおばさん、無事に歩けたのだろうか?」と心配してくれているのでは?
と思います。

扇沢~爺ガ岳~冷池山荘

連休とあって夜行バスは満員。
冷池山荘の宿泊も定員オーバーとなるほどの混雑ぶりでした。
やはり連休は外して行きたいものです。

歩き始めから小雨が降り出しましたが風もなく、9時頃にはやみ、その後は時々降るといった具合でまずまず。
柏原新道は聞いていた通りとっても歩きやすい道でした。石畳の段差も大きくなく歩くのに余計な力が要りません。
種池山荘まで標高差1100m以上もあるとはとても思えないほど快調に歩けました。
種池山荘が見えました。

爺ガ岳は南峰、中峰、北峰と山頂が3つあったのですね。
せっかくだからと南峰、中峰は頂上を踏みましたが、
北峰に登る場所が分からず知らない間に通り過ぎていたようでした。
爺ガ岳南峰。

冷池山荘~鹿島槍ヶ岳~八峰キレット~キレット小屋

今日はいよいよキレット越えをする日です。
雨も上がり、ガスってはいるけれどまずまずのお天気。
鹿島槍ヶ岳に着くころにはガスが晴れてくれれば~と願いましたが・・・。

冷池山荘に泊まる人たちは鹿島槍ヶ岳を往復する人が多いようでした。
小さなサブザックを背負う人と、デカザックの人とで行き先がわかります。
途中で出会った人から
「お一人でキレット越えですか?頑張ってくださいね~」と声を掛けられます。
「新聞に載らないように頑張ります。」と答えます。
鹿島槍への稜線。

鹿島槍ヶ岳の南峰は案外広く人がいっぱいでした。
山頂の真上はそこだけ丸く真っ青な青空になっているのに、周りはガスで展望はなし。残念。
鹿島槍往復の人は北峰には行かず、南峰だけで帰って行く人が多いようです。
北峰への道からその後の険しい道程が始まったような気がしました。
鹿島槍北峰山頂。


南峰と打って変わって北峰の侘しいこと!
登る人も少なく山頂表示板もこの通り。
私が登った時には誰~もいませんでした。











いよいよ八峰キレットを目指して下ります。
400m以上の標高差をジグザグと下ります。
このコースは上りの方が大変そう。途中で喘ぎ喘ぎ上ってくる人たちとすれ違います。
クサリ場もありますがそれほど怖くはありません。










核心の八峰キレットですが!
はしごを登り降りするだけ!
はしごはしっかり付けられているので鎖より安全です。
それよりキレット小屋までのクサリ場の方が慎重になりました。
それでも拍子抜けするぐらい怖さを感じませんでした。


キレット小屋はきれいでいつでも空いていて、食事も美味しいという情報。
楽しみにしていました。
昨夜の冷池山荘の混雑でほとんど眠れなかった私は今夜こそ!と思いましたが・・・。
山小屋での泊まりは混む混まないに関係なく、この日もほとんど眠れず。
頭痛も起きてきて、できれば明日は下に下りたいな~と思ったが無理な願いでした。

夕方にはガスも晴れ、小屋の窓から剣岳のシルエットがくっきり!


星(金星?)も見えて明日は晴れそう!

そういえば今夜はお月見。
外に出て、信州側の見える場所まで少し登り、お月見ができました!












キレット小屋~五竜岳~五竜山荘

今日は朝から快晴です!
剣もばっちり!

のんびりしていたわけではないけれど、最後から2番目の出発になってしまいました。
そして最後の出発となったおじさんにも途中でとっとと追い抜かれ・・・。
厳しい道のり一人旅となったのでした。

キレット小屋を振り返る。

キレット小屋を出て間もなく、さっそく険しい下り。
これまでの道とは一味も二味も違う!
クサリ場など斜度も60度以上あるのではないか?と思われるような気がする。
クサリと岩をしっかり掴み、次に足を下ろす位置を確かめながら一歩一歩下ります。
こんな急斜面のクサリ場岩場だらけで北尾根の頭まで1時間半のコースタイムを2時間半かかってしまいました。

剣岳を見ながら・・・。立山も見えます。


信州側は雲海の向こうに、焼山、火打山、妙高山(中央)、乙妻山、高妻山。


五竜から来る人とすれ違うようになり、ちょっと元気がでます。
それでも10人にも満たない人でした。

このコースは岩場の合間に普通の道があるという感じです。
遠くから見ると普通の道に見えても実際は岩場の小さな上り下りがあったりと、気を抜けません。
岩場の登りはだらだらと登るより一気に高度が稼げるという点で嬉しくもあります。
ただ急斜面を目の前にして、ここをホントに登れるのかしら~と不安になったりもしましたが、
気合いだ~!と某選手ではないけれど覚悟を決めて取り付けば、ぐんぐん登れる爽快さも味わえました。
五竜岳への険しい道。

来た道を振り返る。



五竜岳のG5辺りから遠くに若者らしきグループが見え出しました。
冷池山荘から来たのでしょう。
見るたびに近づき、五竜岳の登りの途中でとうとう追い抜かれてしまいました。







北尾根の頭から五竜岳まで2時間半のコースを実に3時間半かかって、ようやく山頂に着いた時には、
これで何とか無事に帰れそうだとホッとしました。

山頂からのパノラマ。
鹿島槍の向こうには小さく槍ヶ岳も見えました。


こちらは唐松岳の向こうに白馬鑓、小さく白馬岳。


五竜山荘へ。

五竜岳からの下りも気を抜けません。
大分足も疲れてきています。ゆっくりゆっくり下りましたが、山頂で一緒になった五竜岳往復のおじさんが心配そうに私の様子を見てくれていました。
多分私の岩場の上り下りなど、他人が見たら見ていられないぐらいおっかない光景だったかもしれません。

結局、出来れば下山・・・などと無謀な願いはとっくに諦め、五竜山荘のお世話になることになりました。

五竜山荘~唐松山荘~唐松岳往復~八方
この日も眠れず・・・。
そして大失敗をしてしまいました~。
このことはまたの機会に・・・。

今日もいい天気です。
五竜岳。

こんな日にすぐ下山はもったいない。
それに遠見尾根はけっこう時間がかかりあまり好きじゃない。
初めの予定通り唐松山荘まで行って八方尾根を下り、八方の温泉に入って帰ろう。


なだらかな道を下ります。
こんな景色だったんだ~!
前にここを娘と歩いた時はガスで何も見えなかった。
こんな道もあったっけ?
まるで違う道を歩いているようでした。

最低鞍部まで下ると、いよいよ登りです。
最初はだらだら登りですが確実に疲れが足にきているのがわかります。


そして最後の難所、牛首。


前にここを下った時はそんなに怖く感じませんでした。
周りがガスに包まれていたせいでしょう。
今日はよく見えます。かなりの高度感!
それに前は下りだったが今日は上り。
私はどちらかといえば下りの方がいい。
登りはどんどん高くなって恐怖が出てきます。反対に下りは平地に近づくので安心感がある。
でも岩場などは下りの方が滑りやすく、より危険と言われています。





クサリ場をひょっこり越すと、思いがけなく雷鳥とご対面!
ホントに目と鼻の先の距離で、しかもびっくりする様子もなく仲良くそぞろ歩くカップル。
さらにイワヒバリ?
一人頑張るおばさんを慰めてくれました。


無事牛首を越え、唐松山荘に着きました。
晴れて唐松岳もよく見える。
これは山頂まで行くっきゃない!
これまで2回来ましたが、いつもガスだったのでここからの景色を見たことがありませんでした。


不帰ノ嶮はどんな様子なのか?
でもこちら側からはあまりよくわかりませんでした。

信州側からガスが湧きだしました。















すでにお昼の時間。
早く下りて温泉に入りたい。
唐松山荘の裏側から八方尾根に入ると、とたんにガスの中です。

上の樺、下の樺は少し色づき始めていました。


八方池には数人の人がいただけで何か寂しい。
季節には大賑わいを見せる場所だが・・・。

八方山荘に辿りつき、3泊4日の今回の縦走が終わりました。
思っていたより八峰キレットは怖くなかった。それよりキレット小屋から五竜岳までのコースの方が手強かった。

岩場で重いザックに振られたりしたらいけないと、極力荷物を軽くした。
他の人はすごく大きくて重そうなザックを背負っているけれど、みんな体力あるのよね~。
羨ましい・・・。

ちなみに、ザックは軽い補修したザックは、やはりやめました。



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奥多摩の御岳でレンゲショウマが咲いているという。
しかしこの時期の奥多摩はどうだろう?暑くはないだろうか?

8月半ばからずっとお天気が悪く、北アルプスが延び延びになってイライラが募ってきていました。
1ヶ月も歩いていないと身体も鈍ってきます。
どこかへといっても、パッと出かけるには近場しかないので、それならばまだ見たことのないレンゲショウマを見に行ってみようと出かけました。

御岳山はいろいろなコース取りができるのでどこに下ろうかと散々悩んだけれど、当日5時起きに目覚ましをかけたのに起きたのは7時!
行くのを止めようかと思ったが、花を見てちょっと歩いて温泉にでも入ってくれば~という夫の言葉に気持ちが動く。
また1日いつもと変わらない日常を過ごすことになるのはごめん、という気持ちもあり、遅出となってしまったがのこのこ出かけた。

御岳のケーブルを降りたのは11時過ぎ。
レンゲショウマの群生地は御岳神社方面と反対側、富士峰園地までの間にありました。
もう花の盛りはとっくに過ぎていますが、まだ花はいっぱい残っていました。
初めてみるレンゲショウマ。
つりぼんぼり(?)みたいなかわいらしい花です。
うすむらさきの上品な色合いが素敵でした。



晴れていればもう少しきれいな色に撮れたのかも・・・。
少し霧雨もありました。

やはりレンゲショウマ目当ての人がそこそこ来ていました。
8月31日までレンゲショウマ祭りだったそうですが・・・。




後ろ姿もかわいらしい。

ぐるりと回ってすでにお昼。
お手頃コースの日の出山からつるつる温泉に行くことにしました~。
日の出山まではほとんどアップダウンのない道です。
春に一度行きましたが、植林帯がほとんどであまり花を見かけない道・・・。
でも今日の目的は「レンゲショウマ」と「温泉」。
欲張ってはダメ。

日の出山に着くころには空も明るくなり、時折日も射してきました。

日の出山は人気の山なのでしょうか。
2~30人ぐらいの人がいました。

曇りがちだったこともあり、ほとんど汗もかかずにきましたが、中腹まで下りてきたらとたんに蒸しっとしてきて汗びっしょり!
「温泉、温泉。」とつぶやきながら下までくだりました。

山道の花々。

ヤマジノホトトギス                  キバナアキギリ
      

ハグロソウ                      シロヨメナ?


ツリフネソウ


フジカンゾウ                          ミツバフウロ

   一部お花の名前追加しました。
   makiさんに教えていただきました。
   ありがとうございました。

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夏山縦走に備えて、もう少し足を鍛えなければと思い、四阿山~根子岳を歩いてきました。

菅平から四阿山に登ると3時間かかるが、嬬恋からなら2時間弱で着くという。
日帰りで登山開始が9時10時となると、少しでも短い行程でと今回はパルコール嬬恋のゴンドラに乗り四阿山から根子岳を周ることにしました。

ゴンドラ乗り場のお姉さんは顔を見るなり
「50才以上のシニアの方は100円引きの800円となります。」とご親切に言って下さる。
特に証明は要らないようでした・・・。

しかしここで大失敗。
飲み物は上に行ったら買おうと飲みかけのお茶だけしか持っていなかった。
ところがゴンドラ頂上駅に着くと自動販売機にはビール、コーラ、ファンタ、缶コーヒー、アクエリアス(売り切れ)しか無かったのです。
仕方なくコーラのアルミボトルを買い、中身を捨てて水道水を入れ持って行きました。
冬になればスキー場のここではお茶など買う人はいないのでしょうか。
楽をしようと思わずにちゃんと前もって用意すればよかった。

ゴンドラに乗れば一気に2000m超え。
わずかなアップダウンはありますが、ほぼ平坦な道を四阿山目指して出発です。

浅間山の頭が見えます。

こんな平らな道では縦走の足慣らしになんかならないだろうと思っても、ちょっとの登りでヒーヒーフーフーと息が切れ、情けないこと!
おまけにお天気よいのはいいけれど暑いこと。

樹林の中の木陰がホッとします。

一部木道や木の階段も敷かれ、道はよく整備されています。
が、こちらのコースは見るべきお花もほとんどなく、ちょっとさびしいです。
(しかし楽なコースです。)


ようやく四阿山の頂上(北峰)が見えてきました。
頂上直下はちょっと急で鎖も付いていますが、そんなに怖くありません。

頂上は細長く岩がごつごつしてそれほど広くありませんでした。
たくさんの人が岩に腰掛け食事をしていました。

頂上から南側の眺望。

            浅間山        水ノ塔山、篭ノ登山   湯の丸山
だと思います・・・。
湯の丸山の向こうに八ヶ岳。

篭ノ登山のはるか向こうに薄~く富士山を見つけました~。


さて今度は根子岳を目指します。
根子岳方面。
肉眼ではわからなかったのですが、帰ってから写真を見て北アルプスが見えていたことに気が付きました。

わかるでしょうか?
左側に穂高、槍。右側は鹿島槍だと思うのですが。
う~ん・・・。
もっといいカメラが欲しい。

こちらは北側。志賀高原の方面?


根子岳へは一旦大きく下ってまた登り返します。


熊笹が生い茂り、足元が見えないところもあります。
木の根が張り、湿って滑りやすくなっています。


ようやく最低鞍部「大スキマ」に到着しました。

一面に笹原が広がっていて、とっても伸びやかな気分になる場所です。
子供たちは「ヤッホー!」と叫んでいました。

大スキマ越しに四阿山。

大分登ってきました。
この登りがかったるいと思っていましたが、それほどきつい登りではありませんでした。
笹原を渡る風が気持ち良かったです。


こちらがわでようやく花に出会えました。

マルバダケブキ。
笹原の中にいっぱい咲いていました。
夏を感じる花です。


マツムシソウが咲いていましたが、これからが本番というところ。
つぼみがたくさんありました~。


根子岳山頂。
石や岩がごろごろしていますが、広々としています。


 
ヒメシャジン                    ウスユキソウ

 
ハクサンオミナエシ                 イブキジャコウソウ


ヤマハハコ                     ハクサンフウロ


ヤナギラン               ツリガネニンジン            エゾシオガマ 

クガイソウ               クルマバナ

根子岳からの下りは西日が暑く、へろへろ~。
中腹辺りから白樺、ダケカンバの林になり、ようやくホッとします。


やっと菅平牧場に下山。

いい加減暑さにやられてしまって頭痛までしてくる始末。
お店でソフトクリームを食べ、ようやく人心地つきました~。
美味しかった~!

ところが!
マイカーを持たない者は、ここから更に30分以上バス停まで歩かなければなりません。
私のほかには歩く人は誰~もいません。

時々車が走り抜けていきます。
気の毒に思って
「乗りませんか?」
と声を掛けてくれる人は誰~もいませんでした。

ちなみに登山口は菅平牧場の私有地にあるため、入場料を一人200円払います。



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3ヶ月ぶりの山となりました。
最近はただダラダラと過ごしていたので、少しゆとりをもって登ろうと思ったのですが・・・。

最初は前から行ってみたいと思っていた会津駒ヶ岳を登ろうとバスを予約しました。
が、肝心の駒の小屋が満員とあっさり断られ、夜行日帰りで登るには無理があり、また会津駒に登ったのなら中門岳まで足を延ばしたいし~と、今回は断念。
それでは、桧枝岐の民宿に泊って燧ケ岳に登ろうかと思ったが、全部電話したわけではないけれど、これも連休ということでどこも満室と断られ・・・。
それでは久々の山だし、あまり無理せず行こうと沼山峠~尾瀬沼~尾瀬ケ原~鳩待峠のコースで行くことにしました。
が、途中で予定を変更。
結局燧ケ岳に登りへろへろになって帰ってきました。

御池(みいけ)からのシャトルバスの運転手さんの話では
「原のニッコウキスゲを100としたら、大江川湿原は50です。」と言う。
ところが大江川湿原に出てみるとびっくり!
50どころか0と言ってもいいのではないか?というぐらい。木道の両脇にわずかにぽつりぽつりと咲いているだけ。
まだ少し早いのか?とも思いましたが、つぼみもほとんどありません。
運転手さんの言うには鹿の食害もあるそうですが、年によって咲き方が大きく違います。
3年前は一面まっ黄色でした。
今年ははずれの年だったようです。
それでも初めて訪れたと思われる人は「わぁ~!気持ちいい~!」と歓声をあげていましたが、せっかく来たのにニッコウキスゲの群生を見られないのは残念でした。


タテヤマリンドウ        ヒオウギアヤメ

前の日に雨が降ったらしく、木道が濡れていました。
気をつけなければと思いながら歩いていたのに2回も滑って、イヤというほどお尻を打ちつけてしまいました。
前を歩いていた若い女の子たちはスニーカーだったのに転ばず、これも年のせい?
あまり気にし過ぎてこわごわ歩くのもいけなかったのかもしれません。


沼尻の休憩所まで行くとすごい人!
さらに原の方からもぞくぞくと人が来ている。さすが連休。
当初、尾瀬ケ原を抜ける予定でしたが、大勢の人ですっかり嫌気がさしてしまいました。
こちらのニッコウキスゲがあの程度なら、原の方も推して知るべしだろうし、ここまで案外快調に歩けているということもあって、急遽予定を変更。
燧ケ岳に登ることにしました。
(帰宅後チェックしたら、尾瀬ケ原のニッコウキスゲは何年ぶりかの豊作(?)だそうです。大江湿原の方が少し花期が遅いのでこれから咲くのだろうか?
それにしてもつぼみだって大して付いていなかった。)


ナデッ窪から燧岳へ。
このコースは燧岳への直登コースで、行く人も少ないようです。
下りより上りの方が高度も稼げるしいい、と思ったのですが・・・。

ごろごろの大きな岩超えまた岩超えの道でした~。
手も使い岩々を乗り越えていきます。
滑って打ちつけた尾てい骨が足を上げるたびにひびき痛みます・・・。

2時間ほど登ると尾瀬沼が見えてきました。







2時間のコースを2時間半かかって、ようやく長英新道との合流点に到着。
燧ケ岳の頂上も見えてきました~。

たくさんの人が登っているのが見えます。
お腹がすっかり空いてしまって頂上まで持たないので、ここで昼を食べることにしました。

休んでいたご夫婦連れに「よくここを登りましたね~。」と言われました。
「頂上まであと30分というけど、まだ1時間ぐらいかかりそうですよね~。」
このご夫婦は疲れたから頂上まで行かずに引き返そうかと言っていましたが、何とか登ってこられたようです。

気を取り直し頂上を目指します。
下から見た時はずいぶんかかりそうに思いましたが、何とか30分で到着~。


燧ケ岳の山頂は二つあります。
こちら側は俎(まないたぐら)といい2346m、あちら側は柴安2356mで柴安の方が高いのですが、往復30分、もう行く元気がありません。
今回は断念しました~。残念!
しかし、とても往復30分で行かれるようには思えませんが。

西側からガスが湧いてきて、尾瀬ケ原は見ることができませんでした。
もしかして柴安まで行けばぼんやりとでも見えたのかも。
残念。

30分ほど休んで御池へ下ります。
こちら側は途中にある熊沢田代と広沢田代の二つの湿原が楽しみでした。

が、しばらく行くと雪渓が出てきてびっくり!
まさか雪が残っているとは思わなかったので、軽アイゼンを持ってきませんでした。
かなり長い距離があり、ゆっくり慎重に下りました。
道も岩ごろでぐちゃぐちゃドロドロの悪路。
スパッツも持ってこなかったので、ズボンがドロドロになってしまいました。

しかし、一時間ほど下ると突然の展開!
ワタスゲの群生が素晴らしい!
こっちに来て良かった~。
下方に熊沢田代が見えてきました。


熊沢田代。
ここはホントに気持ちの良い場所です。
尾瀬ケ原のように大勢の人がごちゃごちゃしていないし、天上の楽園のよう。
ベンチで昼寝をしている人もいました。






また急なぬかるみの道を4~50分下ると、今度は広沢田代です。
ここもワタスゲの群生が見事でした。



この頃になると、さすがに疲れてきて休むと動けなくなってしまいそう。
早く着きたい一心で休憩もとらず歩き続けましたが、最後はヘロヘロになってしまいました。

久しぶりの山だったけれど、無事に歩き通して帰ってこられてよかった~。
今日はお尻の痛みと腿の筋肉痛で立ったり座ったりが大変です。
でもどうなる事かと心配だったけれど案外歩けたのでホッとしました。

今回は時間がなくお花をじっくり撮ってこなかったので、あまりきれいな写真がなくちょっと残念でした。
トキソウ
ウラジロヨウラク




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