日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



お天気が悪く暫く山に行けていません。
もう泊りでなんて考えないで、日帰りで軽く歩ける所と考え、入笠山に行ってきました。
まだお花も残っているらしい。
実は雪のない季節に入笠山に行くのは初めてです。
お花の季節に行きたいと思っていましたが、これまでなかなか行く機会がなく、
それなら一度歩いてみようと思って出かけました。
今回は夫にも声をかけ二人で行ってきました。

中央線富士見駅から富士見パノラマリゾート行きの無料送迎バスが一日往復一便ずつ出ています。
9月中までは平日も運行してくれています。
富士見駅には大型のバスが待っていてびっくり!
が、乗客は5人。貸し切りでなくてよかった・・・。

ゴンドラのチケット売り場では次回の割引券やソフトクリームの割引券、散策ガイドブックなど貰い、
帰りのゴンドラに乗る時には熱いおしぼりを出してくれてサービスにとても力が入っていました。

ゴンドラを降り、ゴンドラ乗り場裏手の林道から入笠湿原へ。
冬はいつも右手の林の中を通って行くので、この道は初めて。
この林道に『アケボノソウ』が咲いているとの情報でしたが見つけられず。

入笠湿原。平日だけどそこそこの登山者(?)がいました。


ワレモコウ         マツムシソウ

斜面一面にワレモコウが咲いていました。
マツムシソウはもう終盤。

湿原まで下りてくるとエゾリンドウが湿原一帯を埋め尽くすように咲いていました。




ウメバチソウとエゾリンドウ。ウメバチソウも盛りです。




トンボがいっぱい。


入笠山山頂。
雲が多く、アルプスや八ヶ岳は見られませんでした。


八ヶ岳も雲がかかって稜線は見えず。


シナノオトギリ            ホソバトリカブト


秋の色


タムラソウ


ハクサンフウロが咲き残っていました。ヤマハハコは元気。


帰りのゴンドラから、ようやく雲が取れた八ヶ岳。


晴れ予報で出かけたけれど、アルプスや八ヶ岳の稜線には雲がずっとまとわりつき、
眺望はイマイチでしたが、高原の爽やかな空気の中で気持ちよく歩くことが出来ました。
お花にはやっぱりちょっと遅かったけれど、湿原のエゾリンドウはすごい数でした。
また季節を変えて気軽に訪れたいです。





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往復3時間ほどのお花松原。
クロユリはまだ蕾も多く、あと1週間と言う方もいました。
ハクサンコザクラとミヤマキンバイのお花畑は正に満開でした。




さあ、これから300メートル余りを登り返します。


帰り道にもよく見ればクロユリが咲いていました。


ナナカマド        キヌガサソウは終わり


恐怖の急登がどこから始まるか?
もうすぐもうすぐと思っているうちにいつの間にか尾根の台地に着いてしまいました。
なぁ~んだ。そんなに怖がることなかった。


ミヤマリンドウ


ヒメクワガタ


帰りに大汝峰に登ろうか迷ったけれど、ガスっていて頂上に行っても景色は見られない。
疲れたし登らずに戻ろう。
後は山荘に戻りのんびりと過ごしました。

3日目。この日は展望歩道を南竜山荘まで下り、南竜分岐から黒ボコ岩まで登り返し
観光新道を別当出合まで下ります。
同室の方に『えぇ~っ?』と言われました。我ながらちょっとハードなコース。
迷ったけれど雲一つない快晴できっと展望新道の眺望がいいだろう。
しかし、この遮るもののない日差しが登山者を苦しめることに・・・。

別山が立派です。


室堂山荘とお別れ。




御前峰ともお別れ。しかし素晴らしい天気。


ハクサントリカブト         ノアザミ?      


アルプス展望台。
ここまでとても歩き易い道でした。北アルプスが見えるということですが・・・。


立山、後立山方面


槍穂高方面


乗鞍岳方面


御嶽山方面。それらしき姿が見える。

残念ながら薄雲がかかり北アルプスは見ることが出来ませんでした。

南竜ケ馬場のキャンプ場が見えてきました。

南竜山荘でポカリを買う。
ペットボトルではなく粉末だと言う。水道もあり使ってよいとのことでポカリを作る。
が、ここで大失敗。
もう一本お茶が8分目ぐらい残っていたので、500ミリリットル作れば間に合うだろうと
粉末を半分残してしまいました。
しかし、水は余分目に持っておかなくてはいけなかった。
この後、標高が下がるにつれ暑さが半端なく、水分の心配をしながら下山したのでした。
南竜山荘は暖房便座付きの水洗トイレでした。ビックリ。

南竜山荘にもお別れをして


あのジグザグ斜面は来るときに登ったエコーライン。


あちらは下山する観光新道の尾根。


観光新道に乗るには、黒ボコ岩まで小一時間登り返さなければなりません。
土曜日のこの日、砂防新道から登ってくる登山者がひっきりなしでした。


最後の急登。右手上の尖った黒ボコ岩まで登ります。辛い登り。


周囲はお花畑。


ミソガワソウ


ようやく黒ボコ岩まで登り返しました。沢山の人が休んでいます。
ちょうど日陰で休んでいた方が立ち上がり、その日陰で休ませてもらいました。
石の間から冷たい風がきてとても助かりました。


登りは砂防新道を使う人が多く、観光新道はたまにすれ違う程度でほぼストレスなしに下れます。
取りあえずはあそこに見えている避難小屋まで。


ハクサンシャジン        タカネマツムシソウ


ハクサンフウロ






観光新道は別当坂分岐まで、ほとんど日陰のない尾根道で
直射日光に照り付けられほんとに辛い下りでした。
登山道自体はそれほど厳しいものではなかったのですが、
水が足りるか?暑くて堪らない、日陰で涼みたい
ほんの小さな日陰があればクールダウン。
水分が足りるかどうかがほんとに心配でした。
この暑さで熱中症や脱水になってしまったらという恐れも・・・。
ちょうど日光が真上から照らされるお昼前後の下山となってしまったのが悪かった。

別当坂分岐からは少し木陰の道もあり急坂ではあったけれど、
何とか水分も間に合い無事登山口に戻りました。


もっと早い時期なら、もっともっとたくさんの花が咲き誇っていただろうけれど
お花松原を優先したのでそれは仕方がありません。
弥陀ヶ原や室堂平のお花の最盛期にもう一度来れたら来たいものです。

シャトルバスに乗り市ノ瀬で温泉に入り、さっぱりとして帰ってきました。



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毎年、行きたい行きたいと思いながら中々行かれなかったお花の山、白山。
今年こそ絶対この夏中に行こうと決めて、お天気や小屋の条件が揃いようやく行くことが出来ました。
北アルプスのその向こうということで、すごく遠いイメージだったけれど
北陸新幹線の開通で時間的にはずいぶん近い印象でした。

行くのなら、お花松原のクロユリの群生を是非見てみたい。
お花松原の満開時期は室堂や弥陀ヶ原のお花の時期より1~2週間ほど遅いみたい。
他の山との兼ね合いもありちょうど良い時期に行って来られたかな~と思います。

例によって金沢駅近辺のビジネスホテルに前泊です。
前日のうちに『白山登山バス』の停留所や、帰る時のお土産の下見など済ませておきました。

朝6時のバスで登山口別当出合到着は8時15分予定。
新幹線の時間と大した違いがないバスの乗車時間て、どのぐらい山奥なのだ?
30分ほど前に停留所に行ったけれど、既に20人ぐらい並んでいました。
これなら座れるだろうと安心しましたが、土日など人数によっては増発便も出たようでした。

コース  別当出合~(砂防新道)~甚之助避難小屋~南竜道分岐~エコーライン~室堂(泊)
     室堂山荘~御前峰~お池めぐり~室堂山荘~大汝峰分岐~お花松原~室堂山荘(泊)
     室堂~大倉尾根分岐~展望歩道~南竜山荘~黒ボコ岩~観光新道~別当出合

別当出合はトイレに更衣室もついて、帰りには着替えもできますが
帰りはそれより温泉に入ってさっぱりしてから着替えたいですね。
バスには40人ほどの登山者でした。
そのほか自分たちの車で来る人たちがすでに出発の準備を整えていました。
すごい登山者です。やっぱり人気の山なんですね。


割と緩やかに歩き易い道が続きます。
気温が高く暑くなりそう。木陰の道は助かります。


ミヤマアカバナ        サンカヨウ


センジュガンピ        ミヤマアキノキリンソウ


カンチコウゾリナ        ミヤマキンポウゲ          タマガワホトトギス


お天気がいいのは嬉しいけど暑い!


甚之助避難小屋到着。みんなここで一休みです。
この砂防新道は中飯場、甚之助避難小屋と水場とトイレがあって助かります。
甚之助避難小屋の少し上には立派な水道が設置されていました。
向い側の尾根は岩肌が剥き出し。谷筋では砂防工事の音がしていました。


南竜道分岐まで来るとお花も増えたような。
シモツケソウが咲き誇っていました。




甚之助避難小屋を見下ろす。




ハクサンフウロ          エゾシオガマ


室堂へのコースはいくつかあり、南竜道からお花が多そうなエコーラインを行くことにしました。
でも沿道はもう秋のお花が優勢。




南竜山荘やキャンプ場も見えてきました。
あちらもいい雰囲気の場所。下山は展望歩道を南竜山荘に下ろうと思います。


エコーラインは草の斜面にジグザグと大きく道が付けられており、とても歩き易い。
ニッコウキスゲの咲き残りが。


ニッコウキスゲ        カライトソウ


ガスってきました。


まだ新鮮なチングルマが。


ガスが切れて山頂らしき山が・・・。


弥陀ヶ原の台地に乗りました。
時期が時期ならもっと素晴らしいお花畑が広がっていただろうと・・・。
7月の半ば頃はすごかったって聞きました。


シナノオトギリ        モミジカラマツ


イワイチョウ         コバイケイソウ


黒ボコ岩からのコースと合流し、室堂へ。
振り返って  左)エコーラインコース    右)黒ボコ岩コース


もうひと頑張りで室堂?


室堂山荘到着~。暑くて疲れました。
宿泊手続きをして案内された部屋へ。
女性ばかり定員20人のところ、この日は10人ぐらい?
更衣室もあったので、汗びっしょりの衣類を取り替えます。
元気な人はこのあと山頂を目指したりするのですが、私はそんな元気はなし。
どうせ連泊して明日登るし~。


部屋で休んでいると、自然観察員が山荘周辺の自然観察案内をするという放送がありました。
まだ時間もあるし、話を聞きながら歩いてみようかと思い外に出るが・・・。
疲れちゃって大勢のペースについて歩くのがすごくしんどくなり参加を見送る。情けない・・・。

白山神社と山頂。夕方になりスッキリと晴れてきた。


展望台より別山と雲海。






2日目。この日はご来光(白山では『お日の出』)を見て、お池めぐりをし、山荘に戻って朝食。
そのあとお花松原に行きます。

地元(?)の子供会が一緒に宿泊していたので夜も朝も賑やか。
もう朝3時過ぎからバタバタと音がして目が覚める。
支度をして3時45分、まだ暗い中を出発。
富士登山みたいに一列になって皆で山頂を目指します。
8月1日の日の出時刻は4時58分だそうだけど、山頂に着いた頃には明るくなっていました。
山頂お社。 皆でお日の出を待つ

沢山の登山者、恐らく100人近い人が登っていたのではないだろうか?
神社の方がお日の出の前に白山にまつわるお話を皆に聞かせます。
残念ながらお話の内容はあまり覚えていませんが
お日の出の後、皆で万歳三唱をしましょうと声がかかりました。
山裾の雲が多く、予定の時間より10分ほど遅れて雲の上にお日の出。




ひとしきりの写真撮影の後、みんなで万歳三唱。
初めての経験・・・。
そして山頂標柱の前で延々と記念撮影が続く・・・。


あちらは剣ヶ峰?


室堂山荘


お日の出の後にも、自然観察員の方がお池めぐりを案内するとのことでしたが
集合場所を見つけられず、気がつくと既に下を歩いていました。結局一人で歩くことに。
池と大汝峰。


左)油ガ池   右)紺屋ガ池    奥)翠ガ池


油ガ池。


イワツメクサ






山頂を振り返る。あちらは青空だけど・・・。


翠ガ池。残念ながら灰色の雲が垂れ込め翠ではなく灰色池。


青空ならば素晴らしいエメラルドグリーンの色の池が見られるはずなのに。


血の池。


巻道を山荘に戻ります。お花がいっぱい咲いていました。
ハクサンコザクラ


クロユリも咲いていました。




ハクサンボウフウ? チングルマ


ミヤマリンドウ


クルマユリ


すっかりお腹が空いてしまいました。
朝食を頂いて、今度はお花松原に出発です。
山頂は行かず、近道へ。


室堂と別山


イワギキョウ


大汝峰。帰りに寄ろうとこの時は思っていましたが・・・。


緩やかに下りその先に急下り。

見るとすごい下り。
ちょうど下から男の人が登ってきました。
話を聞くと、今年のクロユリは去年ほどではないという。
あんまり急下りでどうしようか迷う。
でもこのために来た。行かなければ今日1日が無駄になる。
そう考え意を決して下り始めました。
途中でご夫婦連れが休んでいるのに出会い、『今日泊りなら大丈夫だよ』
『沢山咲いてきれいよ』と励まされる。
その先で女の人に会い『下まで降りて更に10分ぐらい先に行くと一面に咲いているから』と
皆さんに励まされながら下る勇気を貰う。
お花にも励まされながら。 アオノツガザクラ


ツガザクラ        ミヤマタンポポ


シラネセンキュウ?     ヤマハハコ


大きな雪渓があり道が分かりにくいという情報でしたが、雪渓は小さく印も分かりました。


雪渓の先に最初のお花畑がありました。


ハクサンコザクラ一面に。


更に行くとびっしりと咲き誇るハクサンコザクラ。


クルマユリ       オオヒョウタンボク


聞いた通り更にそこから10分ほど歩くと、
ハクサンコザクラとミヤマキンバイの競演!思わず声が上がります。












そしてそのちょっと先にクロユリのお花畑がありました。
テレビか雑誌か?大きなカメラを持った人たちがクロユリを撮影していました。
マイクもついていたからテレビ?
邪魔にならないように写真を撮りまくります。
















切りがないので撮影終了~。
後ろ髪を引かれながら戻ることにしました。

続く




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翌朝、ご来光を見に外輪山に登っていく人は4時前に小屋を出ていかなくちゃならないけど
どうせ七高山行くつもりだからとご来光はパス。
小屋前で影鳥海を見ることに。
何となく薄く映ってる?


さあ、朝食を頂いてから出発です。
先ず七高山へ。とガレ場を印通りに登っていくけど、途中で分からなくなっちゃって・・・。
このザレを歩くのかしら~。滑りそうで怖い。
ザックを背負いカメラもガンガン岩にあてて疲れるぅ~。
こんなところで体力使っちゃったらバテて怪我をしそう。
無理せず七高山は諦めてあっちに登ろう。先は長い。


向い側の外輪山に登っていく人が見えました。
あの真ん中の棒が立っているところまでの登り。
七高山は左側に行けば行かれるけれど、ここで30分のロス。大人しく右の外輪山を下ろう。


反対側に登って見てみたら、真ん中辺りの茶色い部分が少しざれていてあそこでビビったのでした。
印だって見えなくてホントにここでいいんだろうか?と不安でした。
でもこんなことなら早起きしてご来光を見に七高山に登っておけばよかった。


尾根の向こう側、南側は素晴らしい景色でした。
下は雲海。山々の重なりが美しい。


もしかしてあの山は?


登りにこちらを歩いてきたというご夫婦が
『鳥海山の花が全部あったんじゃないかと思うほど花だらけだった。』
と小屋で聞いていました。稜線歩きが楽しみ。
下から見た感じの外輪山のイメージとは違う、気持ちの良い尾根歩き。


ホント!イワギキョウいっぱい。


ウサギギク         アオノツガザクラ
 

ミヤマリンドウ       オトギリソウ
 

カンチコウゾリナ      ヨツバシオガマ


もうあんなに遠く・・・。


平和~。海岸線が見える。


やっぱりあれは、きっと月山。


ハクサンシャクナゲ


ミヤマダイモンジソウ


鳥海湖が見えてきた。左側の尾根、笙ヶ岳もお花がいっぱいだとか。
時間の許す限り寄ってみようかと思います。


ハクサンシャジンはほんとにいっぱい咲いていました。






ハクサンフウロ        ヤマハハコ
 













チョウカイフスマ






昨日の分岐点、七五三掛に戻ってきました。


昨日通った道だけど、昨日よりお花がいっぱいの気がする。
行きと帰りでは道の印象も違ってきます。






チョウカイアザミ         オクキタアザミ


鳥海湖の分岐まで来ました。ここから左手へ。


ニッコウキスゲの群落


ハクサンイチゲはまだ新鮮




ミヤマリンドウ       チングルマ
 

アオノツガザクラ




鳥海湖。人もいず静かな湖畔。
日影がなくて暑い。少し早いけどここでお昼。 




ウラジロヨウラク         キンコウカ


イワイチョウ           ヒナザクラ




さて、笙ヶ岳に行くのだけれど、昨夜小屋で2本のペットボトル買ったけれど
暑くて暑くて、残り少ない。水分無くなったら万事休す。
ここから少し登って御浜小屋まで往復40分ほど。トイレも借りたいし・・・。
時間がなければ笙ヶ岳は途中まででもいい。
そう考えてザックを分岐にデポして御浜小屋に向かいました。
アクエリアスとお茶のペットボトルを一本ずつ購入。
冷たいのを出してくれました。有り難い~。
小屋までの登山道もお花畑でした。


ひときわ鮮やかな色の濃いハクサンシャジン。


下山は大平山荘に下ります。分岐にザックをデポして、往復1時間ほどのつもりで笙ヶ岳へ。
ニッコウキスゲの群落。


ハクサンイチゲの群落。


ヒナザクラも混じって。可愛い。


斜面全体お花畑。


三峰へ。


笙ヶ岳は三峰、二峰、山頂となって少しのアップダウン。
どこまで行かれるかな~と思ったけど、三峰登って二峰への下り見えたら・・・
また登り返さなくちゃならない。
帰りは16時40分の乗り合いタクシーを予約してあるので時間はあるけれど
目一杯歩いたら疲れ切っちゃう気がして、それに暑くて汗びっしょりなので早くお風呂に入りたい。
下山口の大平山荘で日帰り入浴ができるのです。
お花はたっぷり見たし~で引き返し下山することにしました。

分岐まで戻りますが、あれっ?あっち(左手)に行く道はどこに通じてるの?
地図には載っていない道です。
もしかして大平口への近道か?そうだったらこっちにザックデポしとけばよかったな~。
この道を来た人に聞くと賽の河原から来たと。???


もう一山超えてザックをデポした分岐に戻ります。


山頂へお別れ。


こちらも石畳の道が続いています。
途中で雪渓で途切れるけれど、えっ?雪渓を横切ってあっちの山に登っていく人たちがいる!
あそこからさっきの所に行かれるようでした。
ここは真っ直ぐ進み河原宿へ。河原宿と賽の河原は点線で繋がっています。


こちら側の下山路にも新鮮なチングルマ。


振り返って。こちらも緩やかな登山道が続きます。


コバギボウシ       クルマユリ


展望台から大平山荘が見えました。
ここからは樹林帯の急下りになります。


無事下山しました。後は大平山荘まで道路を20分ほどの下りです。


えっ?!どういうこと?
2日前に乗り合いタクシーでここに寄った時、
確かこんな張り紙はしていなかった。
あ、ここでお風呂に入れるんだなって思ったもの。
ゆっくりお風呂に入ろうと
少し早めに下りてきたのに。
がっかり~。

中に入り、フロントの方に聞くと
水不足でやっぱり日帰り入浴はダメで、
トイレで着替えさせてもらえることになりました。
汗びっしょりで気持ち悪かったので着替えができただけでも有難い。
とても親切に対応していただきました。

行き難さでなかなか行かれなかった鳥海山。
こんなにお花がいっぱいの山だとは思わなかった。
遠くから見る端正な三角形の姿をしているけれど、歩いてみると山がすごく大きくて立派。
車で来て日帰りで登る人が多いけれど、お花を愛でながらゆっくり登りたい山です。
ま、私は体力的に無理なので否応なく小屋に泊らなくてはなりませんが。
遠くて中々叶わないけれど、何度でも登りたくなる山だなと思いました。









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鳥海山はどうしても今年の夏の間に登っておきたい山でした。
東北も日本海側はあまりスッキリとしたお天気になることが少ないようで毎日天気予報をチェック。
折角行くのなら是非お天気のいいときに行きたい。
ようやくチャンスが訪れ、山頂小屋と麓の小屋、そして乗り合いタクシーを予約。
鳥海山はそもそもアプローチが大変で
更に小屋や乗り物の予約もしなくてはならないのでホントに面倒です。

上越新幹線で2時間半、特急いなほで2時間半。更に車で1時間と丸1日かかります。
前日の夕方の乗り合いタクシーで遊佐から鉾立へ。
登山者用宿泊施設の鉾立山荘は寝具貸与の素泊まりの小屋で(宿泊費1800円、布団一式510円)
200円でシャワーが使え、100円でガスも使えるという。
ポットにはお湯があり、電子レンジ冷凍冷蔵庫も使って良しということで、ガスは使わずお湯をいただいてインスタントの味噌汁を作りました。
夜は駅弁を買って行ったけど、朝はパックご飯をレンチンして鮭ふりかけのおにぎりに。
ペットボトルは冷蔵庫に入れさせてもらい、気さくな管理人さんが暑そうだから冷凍するといいと言ってくださり、うち一本は冷凍庫で凍らせ持って行きました。
これが有り難かった~。
麓のホテルで一泊も考えたけれど、朝一の乗り合いに乗るには早起きしなくちゃならないし、それならここで泊ったほうがゆっくり登ることが出来る。
鉾立山荘にして正解でした。

鉾立登山口の大きな駐車場には食堂兼お土産物の店があり、次の日のおにぎりも頼めるそうでしたが、
夕方4時過ぎには閉店してしまうと聞き、それじゃ間に合わないと用意をしていきましたが、この日は登山者がいっぱいいて5時過ぎまで営業していました。
傍には展望台があり、それまで雲で隠れていた山頂の雲が取れ鳥海山が姿を現しました!
展望台から


明日はあそこまで登るのか・・・


山荘の脇から日本海が見えます。夕日がきれいでした。


翌朝、晴れました~。暑そう。


生垣のような階段を上っていきます。


早速お花。
ヤマホタルブクロ       ヨツバヒヨドリ


クルマユリ         ハナチダケサシ?


ハクサンンボウフウ?


10分ほど登っていくと、展望台がありました。
ここまでなら観光客も来れそうです。


緩やか~に登っていきます。




ミヤマホツツジ シロバナハナニガナ


シラネニンジン?      ヤマハハコ       クルマユリ


ニッコウキスゲ




何と、スミレが! ミヤマツボスミレ?


チングルマはまだ新鮮


イワイチョウ


最初の雪渓が出てきました。アイゼンなしで歩けます。


イワカガミ        ミヤマカラマツ


キバナノコマノツメ


賽の河原に到着。なだらかで石畳の道が歩き易いです。




チングルマは穂になっているのもあり


マイズルソウ         トウゲブキ          ヨツバシオガマ


カンチコウゾリナ       ミヤマアキノキリンソウ・ハクサンフウロ


ハクサンシャジン


御浜小屋に着きました。登ってきた道を振り返る。

鳥ノ海御浜神社があるので登山の無事をお願いします。
きれいなバイオトイレもあるので助かります。

鳥海湖が見えました。


お花畑がきれいです。


シロバナトウウチソウ        ナンブトウウチソウ?


ハクサンシャジンはいっぱい












お花畑がすごいです。

七五三掛に到着。
今年はコバイケイソウの当たり年みたい。


コバイケイソウ


モミジカラマツ      イワブクロ


固有種のチョウカイフスマ


七五三掛の少し先から千蛇谷へ。
下りはけっこう急で、ざれているので滑りやすい。
下ったら雪渓を横切り向こう側へ。


ミヤマキンポウゲ         イワギキョウ


ずいぶん登ってきました。
ここまで緩やかな登りが続いていたのでこの最後の登りがけっこう辛い。


小屋の屋根が見えてきました。人もいる!
もうひと頑張りです。


ミヤマキンバイ       チョウカイフスマ


やっと、ほんとにやっと登り切りました。コースタイム大幅にオーバー。
小屋で少し休んだら山頂に行こうと思っていたら、受付は1時からと言われ・・・。
疲れちゃってすぐ山頂に行く元気はない。だけどまだ時間がある。
しょうがないので、一息入れて空身で山頂に行くことにしました。


矢印に従って登っていきます。


トンネルのようなところを一旦下り、更に登る。


30分ほどで山頂、新山到着。山頂は狭いです。


少し前からガスが上がってきて、しかも岩々に囲まれてあまり眺望はよくない。




あっちが七高山?人が歩いているのが見えます。
明日登るつもり。


狭い山頂なので二人組が登ってきたので下ることにしました。


あちらの尾根は明日歩く予定の外輪山。


小屋で宿泊手続き。個室があるというので聞いてみたら二人部屋で一人プラス千円とのこと。
一人なら二千円プラスだそうで、それならと個室を頼みました。
日陰のない登山道で照らされ暑くて汗びっしょり。濡らしたタオルで汗を拭いて着替えもしたい。
個室と言ってもプレハブの小屋で、両側に二段になり、それぞれ3つに板で仕切りをされ入り口はカーテンがかかっただけのもの。
その一部屋を二人で使うというものだけど、二人ではちょっと窮屈な感じ。

食事は質素なものだけど出してもらえるだけ有り難い。
夕食              朝食
 

この日も夕日がきれいでした。


続く



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岩手山は火山ということで、夜 管理人さん(岩手県の山岳会の方々)から話がありました。
避難小屋の屋根は一応噴石にも耐えられるようになっているということです。
更に地下にシェルターもあり、ヘルメットも常備されているそうです。
噴火も地震も何時起こるか誰も予想がつきません。
いざそういう場面に出くわしたらと思うとやっぱり怖いです。
無事に下山できますように・・・。

小屋の朝は早い。
3時過ぎには早立ちの人がいるし4時過ぎると皆起き出す。
トイレに立つと外は一面ガスで先が見えない。おまけに風が強い。
『天気とくらす』では今日はC判定だったから、きっと風が強いんだろうと想像していたけど
ガスで見えないのではちょっとガッカリ。
と思っていたら、軽く食べて支度をして出掛けるころには霧が晴れてきました!
そしてすごい雲海。


山頂も晴れてきました。
これは嬉しい。


歩きにくい火山礫の道を登り外輪山に到着。
祠に無事下山をお願いする。


外輪山をぐるっと廻って岩手山最高峰の薬師岳を目指します。
が、風が強い。
時々身体が飛ばされそうになるけれど、小学生の子供たちも頑張って歩いていてびっくり。


山頂到着。


鳥海山も見えました。右手奥は乳頭山?


お鉢巡り。雲海がすごいけど、下界では朝のうち雨が降ったそう。








昨日の御釜湖、御苗代湖も見えました


御苗代湖はあんな形だったのね。お花畑も見える。


お鉢巡りをどうしよう?と思ったけど・・・。
風がとても強いし、一周するには1時間ぐらいかかると思うとイヤになっちゃって・・・。
一周しなくちゃ気が済まないってこともない、と下山することにしました。

下山は焼走り登山口へ。
こちら側にはコマクサが咲いているという情報あり。
礫の道を下り始めてすぐ、コマクサ見っけ。風が強くブレブレ。



イワブクロ          タカネスミレ


チシマギキョウ


ベニバナイチヤクソウ        ハクサンチドリはいっぱい       

平笠不動避難小屋に到着。昨夜ここに泊って身軽に山頂ピストンする人が数人いました。
岩手山には不動平にも9合目避難小屋があります。
でも水場があるのは八合目避難小屋だけなので、やっぱり泊りは混んでても水のある方がいいですね。


山頂を振り返る。


ここからは樹林帯に入り下る一方。


つるはし別れから少し下ると北側が開け見晴らしが素晴らしい。


雲海の切れ間から下界が。


ふと気付くと両脇の土手がコマクサだらけ!





えぇ~っ?コマクサの咲いているのは山頂付近だけではなかったのね!
その数すごいです。




一番の大株。




こんな感じの道がずっと続きます。
その両側、上も下も斜面がコマクサで埋め尽くされていました。

途中ですれ違った登山者に『コマクサは咲いていますか?』ってよく聞かれました。
コマクサだけを見に登ってくる人もいました。
ちょっと盛りは過ぎたかな~という感じだったけど、まだまだ見頃。
圧巻のコマクサ畑(?)でした。


コミヤマハンショウズル         ヤマハハコ

後は樹林帯の下り。
ブナとミズナラの林が美しく、霧がかかって幻想的


第二噴出口跡には溶岩流の展望台があったようですが、気付かず通り過ぎてしまいました。
って言うか、私は溶岩流の跡を見ながら下る道だと勝手に思い込んでいた。
こんな樹林帯が続くと思わなかったです。
でも傾斜は割と緩く歩き易い道でしたが、いつまでたっても登山口に着かず・・・。
暑いし疲れ切ってヘロヘロになりながらようやく登山口に到着。
焼走りの湯で汗を流し、さっぱりとして帰ってきました。

登山口脇に焼走り溶岩流を見学できる遊歩道があり、見に行ってみました。


焼走りの湯からタクシーで大更駅まで行ってもらいましたが(@3010円)
盛岡行きの電車は何と2時間半待ち。
いくら行き当たりばったりとは言え、途方に暮れていると、盛岡行きのバスがあるとタクシーの運転手さんに教えていただきました。
バスはほぼ一時間に一本の割合いで走っていて、幸い15分ぐらいで来ることが分かりホッとする。
盛岡まで1時間10分かかりました。


ある方が一番好きだという岩手山。何度か登ったそう。
八幡平や秋田駒、盛岡からのバスから見る岩手山はほんとに立派で、荒々しい山頂外輪山やお花畑、
ブナやミズナラの美しい樹林帯や圧巻のコマクサなど見どころがいっぱいで人気の山と言うことが分かります。
でも思った通り、私にはとても厳しい山でした。




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去年栗駒山に行った時、バスの中で出会った女性が『一番好きな山は岩手山』と言ったのです。
岩手山はその姿を見ただけでもきつそうな山、コースタイムも日帰りで登るには辛く
お花がたくさん咲いているイメージもなく、それまで私の中ではどうしても登りたい山ではなかったのです。
ところが去年のその話で、いったいどんな素晴らしい山なんだろう?ぜひ登ってみようと思いました。

岩手山は避難小屋もあるけれど日帰りで登る人もたくさんいて、
荷物を軽くして日帰りにした方がいいのか、シュラフ、マット食料を持って避難小屋泊まりにするか?
散々迷って、網張温泉に前泊しリフトを使って高いところまで登り、
緩やかに登れば避難小屋泊まりも可能だろうと計画を立てました。
リフトの動く土日を中心にお天気をチェック、でもなかなか晴れが続くことがなく
雨が降らなければ良しと、網張温泉の空きを確認して前日の夕方予約。

お天気を気にしてなかなか予定が立たず、先月の平標山から1ヶ月以上経ってしまいました。
けれど快晴とはいかなかったがお天気には恵まれ、ちょっと気にしすぎたかなと思いました。

盛岡からのバスは地元の人が5人、登山者は私一人、終点網張温泉まで乗ったのも私だけでした。
バス停のすぐ上、小高い場所に休暇村の建物があり、歩いても2分ほどの距離なのに、
私一人のためにマイクロバスが待っていてくれました。びっくり~。
部屋はツインの洋室、係の方が丁寧に説明してくれます。
けっこう至れり尽くせり。なかなか居心地が良かったです。
食事は朝夕ともバイキング。お料理の種類もたくさんあり、お腹がいっぱいになりました。
そのためデザートが満足に食べられず残念。

夕食           朝食

翌朝は雲が多いながら何とか晴れ。

部屋からの眺め

コース  網張温泉~姥倉山分岐~お花畑~不動平~八合目避難小屋(泊)~岩手山~焼走り登山口

朝食後チェックアウトをして三基のリフトに乗り、展望台へ。
ここまでは観光の方でも来れるようです。


 
シロバナニガナ?      マイズルソウ        


ミヤマトウキの道

山頂は雲がかかって・・・


姥倉山の分岐に到着。姥倉山に寄る余裕はありません。


緩やかなアップダウン


 
ヨツバシオガマ             オオバキスミレ


ハクサンチドリ 

さっきの分岐を振り返る


 
モミジカラマツ            アカモノ

 
イソツツジ              イワカガミ

 
アズマシャクナゲ           ハクサンシャクナゲ

火山の荒々しい斜面が現れてきました。



マルバシモツケ

お花畑に到着






チングルマは穂に・・・


この先に池があるというので行ってみることにしました。
10分ほどで御釜湖


そのすぐ先に御苗代湖


ハクサンチドリたくさん



行く途中の小さな湿原にトキソウ、オノエランが。
 

ムシトリスミレも。


お花畑に戻り、お腹が空いたのでお昼を食べます。
ここまでは順調ですが、ここから一気の登りになることが分かっています。

見上げる鬼ヶ城の尾根。あちらは見晴らしがよいようです。


 
ズダヤクシュ         シラネアオイの咲き残り

林の中の急登。
辛かった・・・。

コースタイムの倍近くかかりました。
途中で両足の腿が攣って脚を伸ばせなくなり焦る。
ポカリを飲んだり腿をさすったり・・・。
少し休んで何とか回復。

ようやく急登の林を抜け、見下ろすと眼下にさっきのお花畑。


そして不動平の一角に出ました。


不動平。ガスってる・・・。



ミネウスユキソウ

ここから山頂への登りだけど、ガスっているし足がこんな状態なので無理をせず小屋へ。
八合目避難小屋。大きな小屋、沢山の人!やっぱり連休。


既にいっぱい登山者がいたけれど、その後も夕方まで続々と登山者が到着。
小屋の中はいっぱいに。ぎゅうぎゅうに詰めれば沢山の人が泊まれるらしいけれどほぼ満室状態。
80人ぐらいはいたみたい。ワンゲルの学生たちや家族連れの小さな子供たちもたくさんいました。
寒くなかったので夕方外で食事。
部屋に入り、両隣の男性と消灯まで山の話で盛り上がり、楽しく過ごしました。

続く・・・


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梅雨入り間近の晴れの日を逃すわけにはいかない。
どこへ行こうと散々迷って、今お花が満開という平標山に行ってきました。
平標は標高差が1000m近く、最近体力の衰えを痛感している私は登りきることが出来るのか?
登るのなら山中の山小屋で一泊して仙ノ倉山まで足を延ばしたいと思っていたけど
あれこれ迷っているうちに結局日帰りで行くことになりました。

越後湯沢駅からバスを待つと遅くなるのでタクシーで登山口まで行きます(6080円)
そうすれば30分ほど早く取り付くことが出来るのです。
少しでも早く登り始めたい、そうすれば気持ちに余裕もできます。
駐車場には20台ぐらい車が停まっていました。

コース 登山口~鉄塔~松手山~平標山山頂~平標山の家~平元新道~バス停

中途半端な時間に出発したので前後には誰もいません。
熊すずをジャラジャラ鳴らしながら急登のブナ林をジグザグと登っていきます。
何処かで見たことのあるようなブナ林。


タニウツギが沢山咲いていました。背景は苗場山。


ブナ林を抜け、次はあの鉄塔を目指します。


ヤマツツジが鮮やか。


ベニサラサドウダン


アカモノはまだまだこれからのよう


マイズルソウ          ナエバキスミレ


山頂へ続く稜線が見えてきましたが、まだまだ。
でもここまではコースタイムとそう変わらずに登ってこれました。


チゴユリ          ツマトリソウ


ミツバツチグリ


ミツバオウレン




イワカガミ




イワカガミは沢山咲いていました。


モミジイチゴ? 草丈が短い。


振り返り苗場山。苗場山のお花畑のシラネアオイも見てみたい・・・


最初のハクサンイチゲのお花畑。写真に撮りずらい場所。


2番目のハクサンイチゲのお花畑。満開です。






ハクサンイチゲはほぼ満開で蕾はこの株ぐらいのもの。
でもどの花も咲きたてでピチピチ。




ヨツバシオガマ


シャクナゲも沢山咲いていましたがちょっと盛り過ぎ。


山頂への最後の登り


山頂到着~。
まだかまだかの登りはコースタイムを大幅に上回り、ヘロヘロになって辿り着きました。


早速お花畑へ






ハクサンコザクラとハクサンイチゲ


ミヤマキンバイ


ミネズオウ




素晴らしいお花畑


ハクサンコザクラとチングルマ


ハクサンイチゲとミヤマキンバイ








向こうの山は仙ノ倉山。シャクナゲが沢山咲いていたらしいけど。


いつまでも見ていたいけどそうもいきません。
山頂に戻り、お昼を食べねば。
西側から灰色の雲が湧いてきて苗場山の山頂を覆ってきました。
まだ雨は大丈夫だと思うけど・・・。


北側平標の池を見下ろす。
こちらもお花が咲くと前に聞いたけど、行く余裕なし。


下りは階段地獄。疲れた足に歩幅の合わない階段は堪えます。


平標山の家に向かって下ります


湿地にイワカガミ畑か?と思うほど


イワイチョウはまだ咲き始め


平標山の家でトイレを借り、顔を洗ってさっぱり。
顔から塩が吹いて虫がなめに来るのです。
ここからが本番の階段地獄。
その後長~い退屈な林道歩きで山行を終えました。

お花も沢山咲いてちょうど見頃、今年のお花畑はけっこういいんじゃないかと思いました。
ハクサンイチゲが元気、チングルマは数的にはまだこれから?
イワカガミもいっぱい咲いていました。

雲が多くすっきり晴れとはいかなかったけれど、雨にあわずに行って来られました。
暑くて汗びっしょり。尾根に出ると風が気持ちよかったです。
さすがに疲れてしまって、今日は腿とふくらはぎが筋肉痛~。





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今年はシロヤシオが当たり年だと言う。
檜洞の1000mを超える標高差の往復はちょっと厳しいけど、
ゴンドラを利用して500mぐらいなら登れるだろうと思って那須の三本槍岳に行ってきました。
何年か前に長女と行ったと時は、あまり花が咲いていなくてがっかりしたことがある。
今年は花付きもよく今が見頃との情報でした。

マウントジーンズスキー場へは無料の送迎バスがあるようですが、
それを利用すると登山開始の時間が遅くなるので
以前来た時のように新白河からタクシーを利用しました。(5980円)
あ、今回は夫も行くと言ったので二人です。

コース  ゴンドラ山頂駅~赤面山分岐~三本槍岳~清水平~朝日岳肩~峰の茶屋跡避難小屋
~那須ロープウェイ山麓駅

ゴンドラを降りると遊歩道周辺はシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が満開です。
情報通り花付きもよく、散っている花びらもほとんどなくて最盛期のようでした。




写真を撮っているとアサギマダラが!
羽を広げている写真は撮れませんでした。(泣)


ホントに、今年は当たり年。うじゃうじゃ咲いていました。




『黄金のゴヨウツツジ』という看板。薄いクリーム色がかった花びらのゴヨウツツジでした。




花のトンネル。






遊歩道をぐるりと回ると遅くなるので、登山道に入ります。
タチツボスミレが咲いていました。


ムラサキヤシオと朝日岳


ミツバオウレン


登山道にタンポポが沢山咲いていました。花びらの密度が濃い。


茶臼岳と朝日岳。


登山道を振り返る。ダラダラ登りが何気に辛いです。


アズマシャクナゲ


ミネザクラ


清水平の分岐を過ぎ、今回は三本槍岳に向かいます。
三本槍岳は結構どっしりとした山容。
会津、那須、黒羽三藩が国境確認のため槍を立てたことから名前が付けられたという。


振り返って。
一旦下ってまた登り返さなくてはなりません。


三本槍山頂到着。山頂標柱が倒れていました。
沢山の人が休んでいました。
山頂は360度の展望のはずですが、ガスが湧いてきてしまいました。


また元に戻って清水平から朝日岳~茶臼岳へ。
清水平はまだお花もなく・・・。


小さなアップダウンがけっこうきついです。
清水平の向こうに三本槍岳への稜線。こうしてみるとあまりアップダウン無いように見えますが。


朝日岳へは登らず・・・。




荒々しい朝日岳


イワカガミは咲き始め。


茶臼岳もパスして下山することに。

林の中はムラサキヤシオが沢山咲いていました。




林床にはマイズルソウの葉がいっぱい。
お花はこれからですね。


昨日は暑かったけれど時々風も吹いて助かりました。
三本槍に登った後のコースをどうするか?元に戻るということも考えていたけれど
山頂はパスでしたが予定通り朝日岳~茶臼岳への縦走ルートを歩くことが出来ました。
何気に小さなアップダウンが効いてけっこう疲れてしまいました。





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ゴールデンウィークは前半がお天気に恵まれ絶好の登山日和。
にもかかわらず、気持ちに余裕がなく、結局今年の残雪の山は見送りとなってしまった。
連休後半も明日で終わり。
行くと決心しなければずるずるとどこへも出かけないまま休みが終わってしまう。
遠出はできないので、近場の新緑の山を歩こうと久しぶりに奈良倉山に行くことにした。

中央線の上野原駅は、今までと反対側にバスターミナルができたと何年か前のニュースで知っていたけど
ちょっと不安に思いながら反対側に階段を下りる。
駅は変わらないけど大きなバスターミナルができて駅の外観がきれいになっていました。
バス停には一か所だけ長蛇の列。聞いてみると鶴峠行きのバス待ちの列でした。
職員さんがパンフレットなど皆さんに渡して人数も数えています。
ここのバスはちゃんと人数に応じて臨時を出してくれます。
すぐ下りる人は承知で立って行きます。

コース 鶴峠~奈良倉山~松姫峠~鶴寝山~巨樹の道~トチの大木~ワサビ田~小菅の湯

鶴峠には数年前に公衆トイレが設置されました。有り難い。
奈良倉山だけでなくここから三頭山へも登る人がおり、結構登山者が多いのです。

早速登山道でタチツボスミレとユキザサ


新緑が美しい




結局、あと一か所でタチツボスミレを見ただけで、お花はほとんど咲いていなかった・・・。

最近は月一の登山でかなり体力落ちたな~と実感しているのですが、
それでも何とかコースタイムで奈良倉山到着。


展望台からは富士山が見えました。


少し時間が早いので鶴寝山まで行って休憩にします。
林道から途中北側登山道に入り、確かここにはシコクスミレが咲いていたな~と探したけれど見つからず。
もう終わってしまったのだろうか。
ナガバノスミレサイシンの葉はたくさんありました。

南面のカラマツ林がきれい


お花もないので新緑を楽しみます。
新緑もすでに萌黄色ではなくずいぶん濃くなってきています。




ヤマツツジはこれから


ミツバツツジの咲き残りがありました


鶴寝山到着


ここも正面に富士山。
来る人くる人、皆さん富士山が見えて感激していました。


下山は巨樹の道からワサビ田を通って小菅へ
ブナやミズナラの林が気持ちいい




トチの巨木(こんな感じ)





けっこう急傾斜を下ります。
周りを見ながら歩くとこけそうなので、足元ばかり見て歩きました。


久しぶりの歩きで疲れました。
でも新緑も本番?で気持ちよく歩けました。



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