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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

包丁を研ぐ

2007-05-03 | 食品加工の部屋

連休中はどこも混雑しています。

 当地域も新舞子海岸や塩屋崎灯台が近いこともあって県外ナンバーの車が目立ちます。

 そんなわけで、当家は連休中はどこへも出かけません!! きっぱり

 と言うか、先立つものが・・・・・・。

 こんな時は普段できないことをしましょう・・・!

 包丁研ぎです!!!





 まず、砥石を2時間ほど水に浸けておきます。





砥石は同じ番手の物を必ず2つ用意します。

 中砥(右の2個)と仕上げ砥(左の2個)を2個ずつです。

 これは砥石の面直しをするためです。

 どんな高価な砥石でも、砥石の面が真っ平らでなければ刃物を研ぐことはできません。

 常に砥石の面を平に保つために、同じ番手の砥石が2個要ります。





 同じ番手の砥石をすり合わせます。





 しばらくすると2個の砥石がぴったり付いて離れなくなります。

 これで両方の砥石の面ができました。






 まず中砥で全部の包丁を研ぎます。

 押し7分引き3分の加減で。

 大きな刃こぼれがある場合は、その前の粗砥をかけますが、私は耐水性のサンドペーパーを使います。
 詳細は後日に。




 次に仕上砥をかけます。

 この前に、中砥の粒子をしっかり洗い流します。





 当家の包丁全部を研ぎ終えました。

 和包丁が5本、洋包丁が7本の12本です。

 12本を研ぐのに約3時間かかりました。

 切れ味の戻った包丁で調理するのは楽しいものです。

 切れる包丁ほど、よけいな力が入らないため、疲れず安全です。