出来たてのソーセージを熱々にパリッと焼いて、マスタードをたっぷり載せてがぶり・・・
そいでもって、ビールをゴクリ・・・・。
言うこと無いです。
スモークをやっていて良かったと思う瞬間です。

先日ウインナーソーセージの記事を載せたところお問い合わせがありました。
「以前作ったけどパサパサして美味しくなかった、どうして?」というのが大部分です。
連休の後半にも作りましたので、再度詳しく説明します。
材料です。(一般的に基本の材料です)
豚挽肉 900g(できれば バラ500、モモ400)
背脂 100g(背脂ともも肉の微塵切りは好みで)
塩 25~30g(2%以下では難しい)
砂糖 20g
セージ 2g、ナツメグ1g、ブラックペパー 2g
牛乳 100ml
氷 150~200g
羊腸 6m

フードプロセッサーに肉、調味料、香辛料、氷を入れ数回に分け混ぜます。
少量ずつ、温度が上がらないように短時間撹拌します。

一旦、すり鉢にまとめ良く捏ねます。
フードプロセッサーを使わない場合は、最初から冷やしておいたすり鉢でこねます。氷を入れて温度が上がらないように。
再度フードプロセッサーにかけるとベストです。
最終的に餅のような弾力のある生地になれば出来上がりです。

粗挽き感をを出すために、背脂ともも肉の微塵切りを混ぜます。
これ以降は前回の記事をご覧下さい。
産業的にはサイレントカッターという高速のチッパーを使いますが、アマチュアはフードプロセッサーが現実的です。
だだ、最後にすり鉢で擂った方が仕上がりは良いようです。
良く混ぜ、脂肪と水をエマルジョンの状態にすることが肝心です。
このことによりジュウシーなソーセージが出来上がります。
牛乳を入れるのはエマルジョン化を促進するためで、入れなくてもOKです。
その場合水分は氷で調節してください。

今回は行きつけの魚屋さんで購入した「ツブ貝」と「会津地鶏の膝軟骨」も一緒にスモークしました。

燻材は冬に剪定したプルーンとチェリー(サクランボ)の剪定枝です。
市販のチップは結構高いので、庭の木の剪定枝を有効利用しています。
それと木工で出た端材は貴重です。

このスモーカー(スチールロッカーを改造した物)もかなり傷んで来ました。
追々新しいスモーカーを作らなければなりません。
できればログハウス風のスモーカーなど素敵ですね。
木で遊ぶ民・・・「遊木民」ですからこれでも楽しみます。
来年のGWの課題ができました。
1年かけ、設計から楽しむとします。