オーナーズリーグ2014 01 OL17 091 阪神タイガース/秋山拓巳 力投ファイター NBオーナーズリーグ
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今シーズン初登板（初先発）の秋山拓巳（6年目）。中日ドラゴンズの先頭（左）打者に初球（141km）内角低目を突いた（ストライクの）後、2球目（131km）“カッター”を打たせて、セカンドフライ。……マウンド上で大きく息を吐く秋山。
2番打者にも初球（141km）ストライク。2球目のカーヴ（112km）で追い込んで、3球目（139km）が低めに際どく外れて、4球目（140km）同じ球を投げて、見逃し三振！ キャッチャー鶴岡一成（20年目）の巧みなリード。
3番打者にも初球（132km）ストライクで入って、打席で「へェ～」って顔で、マウンド上の秋山を見返す、3番・平田良介（打率.286）。3球目（129km）で完全にタイミングを外したが、赤いバットで払って、センター前に“ポテン”ヒット！
4番打者には初球（140km）ボールから入って、2球目（138km）ファウルの後、3球目（139km）を打たせて、セカンドゴロ（3-OUT）。
【1回裏】に味方（阪神タイガース）に先制してもらった、秋山。【2回表】のマウンドに上がったが、先頭（左）打者に四球。続く6番（左）打者に2球目のカーヴ（112km）を痛打されたが、ファーストライナー！ 一塁ランナーが飛び出していて、併殺（2-OUT）！
これで落ち着いた（？）秋山は7番（左）打者に初球（130km）ストライクの後、2球目のスローカーヴ（111km）でもストライクを取って、左打席で思わずマウンド上の秋山を見返す、7番打者。3球目（141km）を流し打たれたが、レフトライナー！ 帽子を取って、汗を拭う秋山。その頭は坊主頭。（6年目の）今シーズンに懸ける、男の意気込みが判明する。
【3回表】先頭打者（27年目）が2球目（137km）を打って、サードゴロ。9番打者（投手）は3球目（138km）を打たせて、平凡なライトフライ。1番打者も「1-2」に追い込んで、4球目に得意のスローカーヴ（109km）を決めたが、判定は「ボール」。秋山が一塁側ダッグアウトに帰りかけたが……この試合の球審＝佐藤純一（25年目）。
気を取り直して、マウンド上でピョンピョン跳ねる、精神を落ち着かせる＜ルーティーン＞を消化して、最後はスローカーヴ（111km）を打たせて、平凡なレフトフライ。良い投球だ。6年前の高卒1年目の秋山が戻ってきた。テークバックが小さく、投球フォームがコンパクトになっていた。これが6年前の秋山だった。これで（高卒1年目で）4勝を挙げた。随分、回り道をしたけれど、ようやく原点に回帰できた。
【5回裏】4番・マウロ・ゴメス（打率.279）のレフトスタンドへ高々と舞い上がる（第12号）ソロホームランで2点目を追加したタイガース。【6回表】のマウンドに上がった秋山だが、先頭打者（代打）亀澤恭平（打率.280）に初球（133km）をセンター前に弾き返され、1番（左）打者を「0-2」と追い込みながら、ファウルで粘られ、「3-2」から四球。……これが痛かった。2番打者に送りバントを決められ、1-OUT二塁三塁の（一打同点の）局面を設定され、打席には……
秋山、６回２失点の好投！虎将「ゲーム作ってくれた。合格点」（SANSPO.COM）
オーナーズリーグ21弾/OL21/ST/平田良介/中日/OL21 093プロ野球オーナーズリーグ
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