長谷川滋利(シアトル・マリナーズ)、5点ビハインドの6回途中から登板……これを「不遇」と呼ばずして、何と呼ぶか? 今シーズンは26試合に登板して、1勝2敗、防御率4.04。2003年の「BEST」に較べたら、トップフォームには程遠いのかもしれないが、少なくとも昨シーズンの不振部分は修正して、今シーズンに臨めている、と言える。なのに“モップアップ”(敗戦処理)要員に甘んじている。
こういうとき、何故、ニューヨーク・ヤンキースは獲得に乗り出さないのか? と思う。「ライヴァル」ボストン・レッドソックスに、シアトル側がトレードの打診をしたらしいが、その前に乗り出すべきだ。いつも行動が遅いGM(ブライアン・キャッシュマン)。中継ぎ(ブルペン)で困っているのに、他球団のブルペンで干されている人材に目を向けない、この無策!
ヤンキースはその代わりに、サンディエゴ・パドレスから左腕「あの」ダレル・メイを獲得。そうか、スターター(先発)の補充が最優先だったか? カール・パヴァーノも(右肩痛で)離脱し、ケヴィン・ブラウンもDL(故障者リスト)から戻らない。ランディー・ジョンソンのデトロイト・タイガース戦(1日)の5回7失点KO、も衝撃的だった。先発陣で「まとも」なのは、ルーキー王建民と「エース」マイク・ムッシーナだけか?
日本のMLBファンは、このヤンキースかマリナーズを目にするだけに、両チームの「不振」は日本人の精神にも影響する。アメリカの二つの都市の市民と「運命」を共にしている、のだ。
こういうとき、何故、ニューヨーク・ヤンキースは獲得に乗り出さないのか? と思う。「ライヴァル」ボストン・レッドソックスに、シアトル側がトレードの打診をしたらしいが、その前に乗り出すべきだ。いつも行動が遅いGM(ブライアン・キャッシュマン)。中継ぎ(ブルペン)で困っているのに、他球団のブルペンで干されている人材に目を向けない、この無策!
ヤンキースはその代わりに、サンディエゴ・パドレスから左腕「あの」ダレル・メイを獲得。そうか、スターター(先発)の補充が最優先だったか? カール・パヴァーノも(右肩痛で)離脱し、ケヴィン・ブラウンもDL(故障者リスト)から戻らない。ランディー・ジョンソンのデトロイト・タイガース戦(1日)の5回7失点KO、も衝撃的だった。先発陣で「まとも」なのは、ルーキー王建民と「エース」マイク・ムッシーナだけか?
日本のMLBファンは、このヤンキースかマリナーズを目にするだけに、両チームの「不振」は日本人の精神にも影響する。アメリカの二つの都市の市民と「運命」を共にしている、のだ。