井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)が、城島健司(福岡ソフトバンクホークス)に来い!! 日本人初のキャッチャーでメジャーリーグ挑戦、そのパイオニアになる使命が城島にはある、と思う。ひとたび手を挙げれば、マイク・ピアッツアの後釜で「絶対」欲しいニューヨーク・メッツや、キャッチャー不足が深刻なシアトル・マリナーズやロスアンジェルス・ドジャース、あるいはホルヘ・ポサダをトレードに出したがっている(?)ニューヨーク・ヤンキース……が獲得に名乗りを上げるだろう。
唯一の不安材料は、松井稼頭央「株」の暴落で、日本人野手への評価が下げ止まらないことだろう。それほど“リトル”への評価と期待は高かった。また中村紀洋(ロスアンジェルス・ドジャース傘下3Aラスヴェガス)という卑近な例もある。
日本人のキャッチャーといえば、古田敦也(ヤクルトスワローズ)も、年齢さえ若ければメジャーに挑戦したかっただろう。その≪夢≫を城島に託したい、と思っているかもしれない。2004年のアテネ・オリンピック出場「正捕手」を城島に譲ったときのように……あるいは2001年、キャッチャーで最初のメジャー挑戦を志しながら、≪夢≫破れた谷繁元信(中日ドラゴンズ)。
彼等二人の「無念」を受け継いで、メジャーへ旅立つことになるか? 城島の決断には、マスクを被った全国の野球少年達の熱い視線も注がれていることだろう。あの日の“NOMO世代”の少年達のように……。
唯一の不安材料は、松井稼頭央「株」の暴落で、日本人野手への評価が下げ止まらないことだろう。それほど“リトル”への評価と期待は高かった。また中村紀洋(ロスアンジェルス・ドジャース傘下3Aラスヴェガス)という卑近な例もある。
日本人のキャッチャーといえば、古田敦也(ヤクルトスワローズ)も、年齢さえ若ければメジャーに挑戦したかっただろう。その≪夢≫を城島に託したい、と思っているかもしれない。2004年のアテネ・オリンピック出場「正捕手」を城島に譲ったときのように……あるいは2001年、キャッチャーで最初のメジャー挑戦を志しながら、≪夢≫破れた谷繁元信(中日ドラゴンズ)。
彼等二人の「無念」を受け継いで、メジャーへ旅立つことになるか? 城島の決断には、マスクを被った全国の野球少年達の熱い視線も注がれていることだろう。あの日の“NOMO世代”の少年達のように……。