毎年、実は途中から退屈になるホームランダービー。最初はその豪華な顔触れを見て、ワクワクするのだが……ホームランダービーはやっている人(選手)が楽しい。スタジアムで観ている人(観客)が楽しい。実にテレビには不向きな趣向なのだが。しかし、そこに「国別対抗」形式のエッセンスを加えることで、俄然面白くなった。少なくとも、フィールド上の選手たちは自分の国の選手を応援する為に盛り上がった。それを見ているうちにこちらまで楽しくなってくる。
ボビー・アブレイユ(フィラデルフィア・フィリーズ)を応援する「ヴェネズエラ」の旗を帽子に立てて、“旗帽”状態のメルヴィン・モーラ(ボルティモア・オリオールズ)や、アブレイユの爆発(24発)に触発され、ドミニカ共和国の盟友、デヴィット・オルティーズ(ボストン・レッドソックス)の足を揉み始めたミゲル・テハーダ(ボルティモア・オリオールズ)とか……最高! だった。
こういう光景を見るにつけ、やはり日本人がイチロー(シアトル・マリナーズ)一人、しかもホームランダービー出場を辞退したのは寂しい。日の丸の旗を振りながら(そんなことは絶対にしない男だが)松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の肩を揉んでやるイチローを見てみたかった。来年こそは!
ボビー・アブレイユ(フィラデルフィア・フィリーズ)を応援する「ヴェネズエラ」の旗を帽子に立てて、“旗帽”状態のメルヴィン・モーラ(ボルティモア・オリオールズ)や、アブレイユの爆発(24発)に触発され、ドミニカ共和国の盟友、デヴィット・オルティーズ(ボストン・レッドソックス)の足を揉み始めたミゲル・テハーダ(ボルティモア・オリオールズ)とか……最高! だった。
こういう光景を見るにつけ、やはり日本人がイチロー(シアトル・マリナーズ)一人、しかもホームランダービー出場を辞退したのは寂しい。日の丸の旗を振りながら(そんなことは絶対にしない男だが)松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の肩を揉んでやるイチローを見てみたかった。来年こそは!