イチロー(シアトル・マリナーズ)への声援が多いのには驚いた。もはやMLBのステータスの一人。日本のメディアはいつまでも松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)を上、イチローはその次にカウントしたがるが、それは笑止なことだと思う。
それにしても、ケニー・ロジャース(テキサス・レンジャーズ)へのブーイングは気の毒だった。先月末にカメラマン2人に暴行した件で出場辞退も考えられたが、「過去の失敗を償うために、ここに来た」。しかし、それはとても辛いことになった。アメリカン・リーグの6番手で登板して、2失点。一方的になりかかった試合を盛り上げるためには一役買ったが……晴れの舞台にブーイングは辛い。
イチローは【4回表】の守備から出場して、【4回裏】の打席で2点タイムリーヒット! せっかくだから、と盗塁も狙ったが、マウンド上のナショナル・リーグの4番手、リヴァン・ヘルナンデス(ワシントン・ナショナルズ)は牽制(ピックオフ)の名手。イチローは知ってか知らずか、見事に刺されてしまった。
第2打席では、インター・リーグで対戦しているドントレル・ウィリス(フロリダ・マーリンズ)と対決。初球155㎞をインサイドに投げ込まれ、2球目も151㎞でアウトサイド低め。3球目のスライダー(134㎞)を見送った後、4球目の147㎞を強振して、ファウル。5球目の151㎞を見送った後、6球目のスライダー(126㎞)で抜かれて、センターフライに。見応えのある対決だった!
1番印象的だったのは、ナショナル・リーグの5番手、ロジャー・クレメンス(ヒューストン・アストロズ)。【5回裏】に登板して、3番デヴィット・オルティーズ(ボストン・レッドソックス)、4番(途中出場)ギャレット・アンダーソン(ロスアンジェルス・エンジェルス)、5番ミゲル・テハーダ(ボルティモア・オリオールズ)を3者凡退に斬って取った。帽子を目深に被り、顎を引き、コンセントレーション(集中力)が凄い、と思った。マウンド上で「自分」の世界を作っている。
これが最後のオールスターになるのか? それとも来年も観られるのか? 今シーズンはこのユニフォームを全うするのか? それとも、ヤンキースの“救世主”となるべく、再びニューヨークに舞い戻るか?
それにしても、ケニー・ロジャース(テキサス・レンジャーズ)へのブーイングは気の毒だった。先月末にカメラマン2人に暴行した件で出場辞退も考えられたが、「過去の失敗を償うために、ここに来た」。しかし、それはとても辛いことになった。アメリカン・リーグの6番手で登板して、2失点。一方的になりかかった試合を盛り上げるためには一役買ったが……晴れの舞台にブーイングは辛い。
イチローは【4回表】の守備から出場して、【4回裏】の打席で2点タイムリーヒット! せっかくだから、と盗塁も狙ったが、マウンド上のナショナル・リーグの4番手、リヴァン・ヘルナンデス(ワシントン・ナショナルズ)は牽制(ピックオフ)の名手。イチローは知ってか知らずか、見事に刺されてしまった。
第2打席では、インター・リーグで対戦しているドントレル・ウィリス(フロリダ・マーリンズ)と対決。初球155㎞をインサイドに投げ込まれ、2球目も151㎞でアウトサイド低め。3球目のスライダー(134㎞)を見送った後、4球目の147㎞を強振して、ファウル。5球目の151㎞を見送った後、6球目のスライダー(126㎞)で抜かれて、センターフライに。見応えのある対決だった!
1番印象的だったのは、ナショナル・リーグの5番手、ロジャー・クレメンス(ヒューストン・アストロズ)。【5回裏】に登板して、3番デヴィット・オルティーズ(ボストン・レッドソックス)、4番(途中出場)ギャレット・アンダーソン(ロスアンジェルス・エンジェルス)、5番ミゲル・テハーダ(ボルティモア・オリオールズ)を3者凡退に斬って取った。帽子を目深に被り、顎を引き、コンセントレーション(集中力)が凄い、と思った。マウンド上で「自分」の世界を作っている。
これが最後のオールスターになるのか? それとも来年も観られるのか? 今シーズンはこのユニフォームを全うするのか? それとも、ヤンキースの“救世主”となるべく、再びニューヨークに舞い戻るか?