野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ダン・ミセリ初陣(30日・ブッシュスタジアム)

2005-07-17 22:18:18 | New-York Mets
 日本から戻ってきてから、豪邸を購入したという、ダン・ミセリ。【7回裏】「5対0」でリードしたコロラド・ロッキーズの2番手で登板。セントルイス・カーディナルスの5番スコット・ローレンに初球ファストボール(92MPH)が高めに浮いて、ボール。2球目のチェンジアップ(82MPH)で手堅く「1-1」。3球目も同じ球(84MPH)で空振り「1-2」。4球目のスプリット(83MPH)はワンバウンドして、「2-2」。5球目のチェンジアップ(83MPH)でファウルを打たせ、最後はファストボール(92MPH)で空振り三振! 日本(読売ジャイアンツ)時代にこんな速球、見たことない!

 6番マーク・グルジラネックに初球チェンジアップ(84MPH)でストライク。2球目スプリット(82MPH)で空振り! このピッチングが何故、日本で通用しなかったのか? 3球目も同じ球(80MPH)でファウル。4球目の速球(93MPH)で詰まらせて、センターフライ。早くも2アウト。

 そして3人目に対するは、背番号「99」日本人・田口壮。初球(92MPH)はボールの後、2球目のチェンジアップ(82MPH)が甘く入ったところを田口に捉えられて、レフト前ヒット! 魅入られたように真ん中に入ってきた。やはり、日本人は苦手か、ミセリ? この後、8番ヤデイアー・モリーナの3球目に田口が盗塁! 揺さぶられるミセリ!! この後、モリーナを歩かせて、動揺するミセリ。2アウト1,2塁のピンチを招くが、代打エイブラハム・ヌニョスをセカンドゴロに討ち取って、事なきを得た。