シカゴ・ホワイトソックスのオジー・ギーエン監督も親友のホアン・オリーベも何故か、高津臣吾のことを「チンゴ」と呼ぶ。そのオリーベが、高津が去った(その日の)試合で【7回裏】貴重な6点目を挙げる7号ホームラン! 高津の姿を探すように、レフト後方のブルペンへ叩き込んだ。「球場に着いたら、チンゴ(臣吾)のロッカーに何もなくてびっくりした。言葉は通じなくても、心は通じ合っていた。良い友達だったよ。僕たちがもう少し、たくさんホームランを打って後押しさえしていれば…」と、自分を責めるように話していた好漢ウリーベ。
“MR.ZERO”の高津のTシャツを手に取りながら、寂しそうな目をした女性ファンの写真も見た。シカゴのファンに愛されていた高津。あの日本人独特の下手投げ(アンダースロー)は野球の「本場」メジャーリーグのファンさえも唸らせたのだろう。その美しいフォームに魅了されたのだろう。
36歳で迎えたメジャーリーグ2年目。相手チームも研究してくるし、自身の体力の衰えとの闘いもあった。その両面で高津は今シーズン、上手くいかなかった。試合で投げるたびに打ち込まれていた、スプリングトレーニングのときから既に兆候は現れていたのだが、シーズンに入っても「修正」ができなかった。果たして「修正」は可能なのか? 他球団もそこを考えあぐねているのだろう。
“MR.ZERO”の高津のTシャツを手に取りながら、寂しそうな目をした女性ファンの写真も見た。シカゴのファンに愛されていた高津。あの日本人独特の下手投げ(アンダースロー)は野球の「本場」メジャーリーグのファンさえも唸らせたのだろう。その美しいフォームに魅了されたのだろう。
36歳で迎えたメジャーリーグ2年目。相手チームも研究してくるし、自身の体力の衰えとの闘いもあった。その両面で高津は今シーズン、上手くいかなかった。試合で投げるたびに打ち込まれていた、スプリングトレーニングのときから既に兆候は現れていたのだが、シーズンに入っても「修正」ができなかった。果たして「修正」は可能なのか? 他球団もそこを考えあぐねているのだろう。