野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

城島、第12号2ラン!(31日・オリオール・パーク@カムデンヤーズ)

2006-08-09 21:36:35 | Seattle Mairners
 初回に2点を先制されたシアトル・マリナーズ。先発(スターター)の右腕ギル・メッシュ(9勝5敗/防御率4.19)が、先頭のブライアン・ロバーツに2球目の93MPHをライトスタンドに運ばれる。キャッチャー城島健司はアウトサイド低めに構えていたが、逆球になって、インサイド高めに入って来た。
 1-OUT後、3番メルヴィン・モーラには「3-2」になって、勝負球に城島はインサイドに構えて、今度はその通り、インサイドに92MPHが来たが、それを詰まりながらもレフトスタンドに持っていかれ、「0対2」。

【3回裏】先頭のブランドン・フェイヒーを歩かせて、3番モーラはセカンドゴロで1-OUT1塁。4番ミゲル・テハダにはセンター前に弾き返され、1-OUT1,3塁。DL(故障者リスト)から復帰して2試合目の前日(30日)4打数4安打1本塁打の5番ジェイ・ギボンズのバットを真っ二つに折りながら、ライト前に運ばれ、これで「3対0」。地元ボルティモア・オリオールズにリードを許す展開。

 シアトルの反撃は【6回表】1-OUT後、8番ユニエスキー・ベタンコートがレフト前にヒットを落とし、9番アダム・ジョーンズもバットを折られながらもセンター前に落として、1-OUT1,2塁。ここで1番イチローはいい当りのレフトライナーに倒れるが、2番ホセ・ロペスがレフト前に落として、ベタンコートが生還。3番エイドリアン・ベルトレが歩いて、2-OUT満塁になって、勝負強い(打点82=アメリカンリーグ第5位)4番ラウル・イバニェスが右中間にタイムリーを放って、「3対3」遂に同点に追いつく!

【7回表】先頭の元阪神タイガース、エドアルド・ペレスが初球を打って、レフト横へのヒットで0-OUT2塁。ここで勝負強さなら、こちらも折り紙つき、7番・城島も初球を打って、セカンドの右を抜いて、ペレスが還って「4対3」勝ち越し! ボルティモアの先発・左腕アダム・オーウェンが降板後、更に1点を加えて、「5対3」。

 ボルティモアも【7回裏】先頭のニック・マーカキスが左中間にソロホームランを叩き込んで、【8回裏】には7番コーリー・パターソンのライト前タイムリーヒットで1点を返すが、その【8回表】には先頭のリッチ・セクソンにソロホームラン(第23号)! 6番ペレスが歩いた後、7番・城島がレフトスタンドに(第12号)2ランホームランを放って、8点目。更に1点加えて、「9対4」。

【9回表】にも1点を加えて「10対5」にしたシアトルはクローザーのJ.J.プッツを温存。左腕ジェイク・ウッズで凌ぎ切り、これで3連勝!! ボルティモアとの3連戦の緒戦を取り、翌(8月)1日は好投のベテラン左腕ジェイミー・モイヤーを見殺して「0対2」で惜敗したが、2日の第3戦(GAME-3)は若いフェリックス・ヘルナンデスの好投で「2対1」で勝って、この3連戦を2勝1敗で勝ち越し。意気揚揚と「HOME」セーフコ・フィールドに帰って、「天敵」オークランド・アスレティックスを迎え討ったのだが……

城島が5試合ぶり一発、3打点の大活躍 (MAJOR.JP)