野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

大家、オズワルトと対決!(29日・ミニッツメイドパーク)

2006-09-02 22:00:35 | Milwaukee Brewers
 今回の大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)は相手(スターター)が「悪い」。ヒューストン・アストロズの「エース」ロイ・オズワルト(10勝8敗・防御率3.23)。しかも「敵地」ミニニッツメイド・パークで「苦戦」は必至だ。
 初回いきなり先頭のウィリー・タヴェラスに初球をデッドボール(ヒット・バイ・ピッチ)を当ててしまい、どうなることかと思ったが、牽制(ピックオフ)で刺して、1-OUT(お見事!)。2番マイク・ラム、3番クレイグ・ビジオをレフトフライに打ち取って、3人で終わらせた。

 しかし、先制を許したのは大家。【2回裏】4番ランス・バークマンをセンターフライ、5番オーブリー・ハフをセカンドゴロ、大物二人を簡単に打ち取って、順調そのものに見えたが、8月「絶好調」(打率.388)の伏兵ルーク・スコットに「1-1」からの3球目のスライダー(85MPH)が真ん中に甘く入り、ライトスタンドに運ばれ、「0対1」。

【6回裏】には1-OUT後、2番ラムを「0-2」に追い込みながら、スライダー(80MPH)を三遊間に巧く流し打たれ、内野安打。ここで3番に入った「2,909安打」のベテラン・ビジオに対し、初球で仰け反らせ、2球目にフォーク(スプリッター)で空振らせ、3球目でファウルを打たせて、「1-2」。ここまでの攻めは完璧だったが、4球目のスライダー(84MPH)がど真ん中に入ってしまった! 大家もその瞬間、右手で腰の辺りをポンと叩いて、悔しがった。ベテランに2ランを浴びて、「0対3」リードを拡げられた。

 反撃したミルウォーキー。【7回表】先頭の4番ビル・ホールが左中間フェンス直撃のダブル(2塁打)で出塁。5番ゲーブ・グロスも1塁線を抜いて、連続ダブルで「1対3」。グロスはランニングの際、左の太腿(ハムストリング)を痛めて、退場。(代走はケヴィン・メンチ!)
 6番コーリー・ハートもライト線に落として、3連続ダブルで「2対3」1点差! 7番デヴィット・ベルのショートゴロの間にハートが3塁に達して、8番マイク・リヴェラがレフトに大飛球を放って、「3対3」遂に同点! 

 大家に「負け」が無くなって、【7回裏】途中まで投げて3失点で降板。5勝目はならなかったが、「大エース」オズワルト相手に堂々渡り合った。試合は結局【8回裏】にリリーフ投手陣が打ち込まれて、一挙7点を失って、「3対10」で敗れた。

大家勝敗つかず タベラスは連続試合安打止まる (MAJOR.jp)