せっかく公共放送【NHK】が地上波で放送を予定していたのに、15日(日本時間16日)の試合は雨で中止。依って昨日(16日)そして今日(17日)と連続してダブルヘッダーが組まれたのだが、優勝を目前にしたニューヨーク・ヤンキースは一つしか勝てず、1勝3敗。前回(8月18日~21日)HOMEで「5-GAME」スウィープ(連敗)の屈辱を味わったボストン・レッドソックスが≪意地≫を見せた2日間、だった。
ニューヨークが唯一、勝利した初日(16日)のGAME-2(第2試合)。スターター(先発)は左腕ランディー・ジョンソン。初回に4番アレックス・ロドリゲスのセンター前タイムリーヒットで1点を先制したが、【3回表】あっさり逆転される。これが今シーズンの“ビッグユニット”ジョンソン。
8番ルーキーのダステイン・ペドロアにレフトフェンス直撃を打たれ、9番アレックス・ゴンザレスにもレフト線を破られ、同点。1-OUT後、2番「松井秀喜(の左手首)を壊した男」マーク・ロレッタがセカンドに内野安打。3番に入った「マネー・ボールの申し子」ケヴィン・ユーキリスもレフト線を破って、「1対2」。このユーキリスは(個人的には)今秋の日米野球で是非、見たい選手の一人だ。
【4回表】にも1-OUTから、6番「主将」ジェイソン・ヴァリテックがウォーク(四球)で出塁。7番「元読売ジャイアンツ」ゲープ・キャッチャープターがライトフライに倒れて、8番ペドロアが歩いて、2-OUT1,2塁。ここで9番ゴンザレスが詰まりながらもライト前に落として、ヴァリテックが還って「1対3」。かつての“ビッグユニット”の面影が感じられない、ジョンソン。普通のスターター(先発)左腕投手になっている。
ニューヨークの反撃は【4回裏】先頭のジェイソン・ジアンビーがストレートの四球で歩いて、6番ホルヘ・ポサーダがライトへ大飛球! フェンスに直撃させて、0-OUT2,3塁。ここで38歳になったばかりの7番バーニー・ウィリアムスがレフトに流し打って、2者が還って、「3対3」同点!! ボストンのスターターは右腕ジュリアン・タヴァレス。帽子が白いロージンバックで真っ白。
勝ち越したのはボストン【6回表】1-OUT後、スウィッチヒッターのヴァリテックがレフト前ヒットを放ち、7番キャプラーも「信じられないことに」センター前ヒットを放って、マウンド上で汗を拭うジョンソン。8番ペドロアを歩かせて、1-OUT満塁。9番ゴンザレスは空振り三振に討ち取って、「Let's Go Yankees!」コールが鳴り響く中、1番ココ・クリスプに「3-2」フルカウントからレフト線を破られ、ジョンソンも観客(55,167人)も落胆する……
同点に追いつくニューヨーク【6回裏】先頭のポサーダが歩き、7番バーニーも“ヒット・バイ・ピッチ”(死球)。8番アーロン・ガイエルがドン詰まりのキャッチャーゴロで、1-OUT2,3塁に。ここでとっておきの代打・松井秀喜、登場! 場内アナウンスが告げられる前、オン・デック・サークルで素振りする松井に大歓声! スタンディング・オヴェーション、だ。
ふう~と打席で息を吐く松井。期待感がヒシヒシと伝わってきて、責任の重さを感じているだろう。3球目まで見送って、「2-1」。4球目の甘いスライダーだったが、これを打ち損じて、ライトフライ。しかし、これが犠牲(サクリファイス)フライになって、1点差。仕留めていれば、逆転3ランだったのだが……まだ「完全」ではないか? この後、1番メルキー・カブレラがセンター前に弾き返して、「5対5」同点!
決勝点は【7回裏】ニューヨーク。1-OUT後、A-RODのウォーク(四球)、ジアンビーのレフトへの流し打ちのダブル(2塁打)で勝ち越し。ポサーダがライトフェンスに(今度は)ラインドライヴでぶつけて、「7対5」! これで決着。ダブルヘッダーの初日に1勝1敗。2日目の今日(17日)も1勝1敗で乗り切りたかったのだろうが、GAME-2(第2試合)で思わぬ敗戦(4対5)。先発マイク・ムッシーナで落としたのは計算外だったろう。
松井秀、代打で犠牲フライ=ダブルH第2戦 (スポーツナビ)
ニューヨークが唯一、勝利した初日(16日)のGAME-2(第2試合)。スターター(先発)は左腕ランディー・ジョンソン。初回に4番アレックス・ロドリゲスのセンター前タイムリーヒットで1点を先制したが、【3回表】あっさり逆転される。これが今シーズンの“ビッグユニット”ジョンソン。
8番ルーキーのダステイン・ペドロアにレフトフェンス直撃を打たれ、9番アレックス・ゴンザレスにもレフト線を破られ、同点。1-OUT後、2番「松井秀喜(の左手首)を壊した男」マーク・ロレッタがセカンドに内野安打。3番に入った「マネー・ボールの申し子」ケヴィン・ユーキリスもレフト線を破って、「1対2」。このユーキリスは(個人的には)今秋の日米野球で是非、見たい選手の一人だ。
【4回表】にも1-OUTから、6番「主将」ジェイソン・ヴァリテックがウォーク(四球)で出塁。7番「元読売ジャイアンツ」ゲープ・キャッチャープターがライトフライに倒れて、8番ペドロアが歩いて、2-OUT1,2塁。ここで9番ゴンザレスが詰まりながらもライト前に落として、ヴァリテックが還って「1対3」。かつての“ビッグユニット”の面影が感じられない、ジョンソン。普通のスターター(先発)左腕投手になっている。
ニューヨークの反撃は【4回裏】先頭のジェイソン・ジアンビーがストレートの四球で歩いて、6番ホルヘ・ポサーダがライトへ大飛球! フェンスに直撃させて、0-OUT2,3塁。ここで38歳になったばかりの7番バーニー・ウィリアムスがレフトに流し打って、2者が還って、「3対3」同点!! ボストンのスターターは右腕ジュリアン・タヴァレス。帽子が白いロージンバックで真っ白。
勝ち越したのはボストン【6回表】1-OUT後、スウィッチヒッターのヴァリテックがレフト前ヒットを放ち、7番キャプラーも「信じられないことに」センター前ヒットを放って、マウンド上で汗を拭うジョンソン。8番ペドロアを歩かせて、1-OUT満塁。9番ゴンザレスは空振り三振に討ち取って、「Let's Go Yankees!」コールが鳴り響く中、1番ココ・クリスプに「3-2」フルカウントからレフト線を破られ、ジョンソンも観客(55,167人)も落胆する……
同点に追いつくニューヨーク【6回裏】先頭のポサーダが歩き、7番バーニーも“ヒット・バイ・ピッチ”(死球)。8番アーロン・ガイエルがドン詰まりのキャッチャーゴロで、1-OUT2,3塁に。ここでとっておきの代打・松井秀喜、登場! 場内アナウンスが告げられる前、オン・デック・サークルで素振りする松井に大歓声! スタンディング・オヴェーション、だ。
ふう~と打席で息を吐く松井。期待感がヒシヒシと伝わってきて、責任の重さを感じているだろう。3球目まで見送って、「2-1」。4球目の甘いスライダーだったが、これを打ち損じて、ライトフライ。しかし、これが犠牲(サクリファイス)フライになって、1点差。仕留めていれば、逆転3ランだったのだが……まだ「完全」ではないか? この後、1番メルキー・カブレラがセンター前に弾き返して、「5対5」同点!
決勝点は【7回裏】ニューヨーク。1-OUT後、A-RODのウォーク(四球)、ジアンビーのレフトへの流し打ちのダブル(2塁打)で勝ち越し。ポサーダがライトフェンスに(今度は)ラインドライヴでぶつけて、「7対5」! これで決着。ダブルヘッダーの初日に1勝1敗。2日目の今日(17日)も1勝1敗で乗り切りたかったのだろうが、GAME-2(第2試合)で思わぬ敗戦(4対5)。先発マイク・ムッシーナで落としたのは計算外だったろう。
松井秀、代打で犠牲フライ=ダブルH第2戦 (スポーツナビ)