野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

城島、先制15号3ラン!(8日・セーフコ・フィールド)

2006-09-10 20:30:04 | Seattle Mairners
 タンパベイ・デヴィルレイズ、デトロイト・タイガースとのROADで、それぞれ2勝1敗で勝ち越して、HOMEセーフコ・フィールドに帰って来たシアトル・マリナーズ。迎え撃つのは同じ西地区のライヴァル、テキサス・レンジャーズ。前回(8月10日~13日)は敵地で4連敗(スウィープ)を喫して、泥沼の11連敗の先端になっただけに、その借りを返したい、この3連戦。

 シアトルの先発(スターター)は韓国人、白嗟承。一昨年(2004年)は2勝(4敗)を挙げて、昨シーズン(2005年)はてっきり先発ローテーションに入ってくるものとばかり思っていたが、何故か1度もメジャーリーグからはお呼びが掛からず、1年間マイナー暮らし。大きな故障があったわけでもないのに、何故なのだろう? と思っていた。これも、マイク・ハーグローヴ(監督)体制の落ち度(失敗)だと思う。
 この試合でも7イニングスを投げて無失点! 今シーズン3勝目を挙げることになる。防御率(ERA)は2.22。このピッチャーをもっと早く上げて、ローテーションに加えるべきだった。韓国人は、日本の李承(読売ジャイアンツ)同様、メジャーリーグから不当に低い評価をされる癖があるようだ。

 シアトルの先制点は【5回裏】先頭のリッチー・セクソンが三遊間を抜いて、6番ベン・ブロサードがセンター前に落として、0-OUT1,2塁。ここで登場、7番ルーキー城島健司。【NHK-BS】の解説者(日本人選手に過度に自虐的な)村上雅則氏が「ここは右打ちかバントでいい」とホザいていたが、城島が初球を狙い打って、フルスイング! レフトスタンドにラインドライヴで叩き込む(第15号)先制の3ランホームラン! ……こんな解説者は要らない。「3対0」!

【8回裏】にも2-OUTから、満塁のチャンスを作り、ここで5番セクソンのバットにボール(94MPH)が当たって、センターバックスクリーンに飛び込む(第29号)グランドスラム(満塁ホームラン)!! これで「7対0」。
【8回表】から投入した2番手の元スターターのジョエル・ピニェイロが(案の定)【9回表】に2失点して、「7対2」にされたが、そのまま逃げ切って、シアトルの先勝! このピニェイロ。このピニェイロの代わりに白嗟承を早い時期にローテに組み込んでおれば、少なくとも「あの」泥沼の11連敗は避けられた。
 そして今日(9日)延長【13回裏】ホゼ・ロペスのウォークオフ(サヨナラ)ヒットで「3対2」でテキサスに連勝し、スウィープまで後1勝。明日(10日)の先発は、フェリックス・ヘルナンデス。城島を外す愚を犯さなければ、シアトルは勝てるだろう?

城島、先制の15号3ラン イチローは音なし (MAJOR.jp)