STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

シリンダーの評価

2022-04-23 08:59:27 | CB125
好奇心から 前述の3個のシリンダーそれぞれの摩耗度合いを相対評価してみよう。
妖精登場 「 うひひっ、今度は何 壊すんだ ひゃっひゃっ 」
小生  「 オイル上がりとシリンダー摩耗の関係を調査するんだ 」
妖精 「 シリンダーゲージでボア測定するのか 」
小生 「 その計測器が無いので ピストンリングの合口スキマの広さで評価するんだ 」
妖精 「 インチキな評価だ ひゃっひゃっ 」
小生 「 黙れ 妖精 」

測定位置は コンプレッションリングのところ(上段) ピストンピンのところ(中段) ピストンスカートのところ(下段)の3か所。
3個のシリンダー測定に使ったシックネスゲージは厚さ5種類 ピストンリングは1個を使いまわし。
調査結果が運用時の煙やオイル消費と直結しているようで 面白い。

摩耗度合い(リング合口広さ)比較 
摩耗度合いは   超大 > 大 > 中 > 小 > 極小 で評価 5種のシッネスゲージがそれぞれに対応

                 左気筒    右気筒
初期K3シリンダー    上段    大      超大 
 煙出っぱなし     中段    中      中
右気筒リング折れ    下段    中      中    逆ハの字型摩耗 超大摩耗
  

1年使用B6シリンダーA  上段    極小     小 
2200km/リットル      中段    小      小
のオイル消費      下段    中      中    ハの字型摩耗で小摩耗


1か月使用B6シリンダーB   上段    中      中    
1600km/リットルのオイル消費  中段    小      中
自家ホーニング      下段    小      中    緩い逆ハの字型摩耗で中摩耗 


どのシリンダーも煙が出たが 煙が出た量のイメージと摩耗度合いが合っている。
それと摩耗がどれも 右気筒 > 左気筒なのはなぜだろう。
妖精 「 K3シリンダーはスクラップだ  B6シリンダーBは削って壊したな ひゃっひゃっ 」
小生 「 ピストンリング合口広さは 標準値を超えているが使用限度内なんだ 使えないほど減ってない 」
妖精 「 煙出したままでも乗れるのか スゲーなポンコツ ひゃっひゃっ 」

小生 「 しかるべき時が来たら B6シリンダーAに交換 その時に備え 整備しておくんだ 」
妖精 「 予備部品磨きか! 使わなければ只のゴミー! では御免 」妖精は何処かへ飛んで行った。
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