活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

きょうは神田川大曲塾の広報活動

2009-07-17 10:26:34 | 活版印刷のふるさと紀行
梅雨が明けて急に暑くなった東京。ところが、今日は「戻り梅雨」。
朝から太陽こそ顔は出しませんが、蒸し暑さは相当なものです。
 
 暑さしのぎにはなりませんが、今日は「神田川大曲塾」の広報活動をさせていただきます。
 本当は神田川大曲塾のあたまに印刷文化懇話会という冠がのっかっておりますが、名称はとにかく、塾設立の目的は、ともすれば見過ごされがちの「印刷文化」の研究普及につとめ、なろうことならば、 大学に「印刷文化学」の講座が生まれるようにしたいという遠大なところに置いております。

 塾長は印刷博物館館長の樺山紘一先生、事務所は六本木、塾員は現在60名、編集者、グラフィックデザイナー、カメラマン、印刷会社関係者、主婦など幅広い層にわたっております。
 スタート以来5年目を迎えておりますが、国内外の印刷文化の発信、発祥の地を訪ねたり、講師をお招きして勉強会をもったり、いろいろな活動を重ねてまいりました。

 さて、ここで暑さの話に戻りますが、明日は酷暑の中、横浜の日本新聞博物館と横浜開港資料館の見学会を催します。
 いま、横浜は開港150周年で賑わっていますが、横浜活版社が創立されたのが
が1870年(明治3)で、その年の12月に日本最初の日刊新聞『横浜毎日新聞』が誕生しているから、横浜と印刷のかかわりも150年近いといえます。

 そういえば、10年前、私が旧著『活版印刷紀行』の中で無残な姿になっているのを嘆いた「日刊新聞発祥の地」の記念碑はどうなっているでしょうか。
 
 最後に、神田川大曲塾入塾希望者はご連絡をください。



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