活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

我が家のビワに怪猫?

2014-06-15 14:10:21 | 活版印刷のふるさと紀行

 サッカー初戦に日本が敗れた日、口惜しまぎれにではありませんが、我が家のビワ採りにチャレンジしたのでした。かれこれ、もう10年も前、家人が食したビワのタネを埋めておいたところぐんぐん成長して毎年かなり立派な実をつけるようになったのです。

 ところがビワの収穫は意外に難事業。通信販売で求めた高鋏みも思ったほど効果を発揮できず、結局、枝ごと手元に手繰り寄せて果実を一つずつ摘むという原始作戦が頼り、しかし、高いところの実にはまったく手が届かないので毎年少量収穫であきらめているのです。

 別にそこにつけ込んだわけではないでしょうがビワが食べごろになると、毎晩出没するのが、「ハクビシン」なのです。東京のど真ん中文京区に怪盗ハクビシンが現われるとはと、最初のころは半信半疑でしたが、ビワの木から飛び移ることができる我が家のベランダの片隅にビワのタネ入りの見事なフンを置いていくので確定的になりました。さらに、家人が綱渡りよろしくケーブルを伝わって移動する姿を見たので決定でした。

 私はインターネットで「額から鼻にかけて白い線のあるジャコウネコ科の哺乳類」とは調べましたがまだ、対面はしていません。実は文京区に限らず台東区をはじめ緑の多い地区に出没しきりで被害も馬鹿にならないようです。駆除について区役所に問い合わせましたが、駆除業者は紹介しますとのこと。当分、ビワのシーズン中、ハクビシンと共存共栄ということになりそうです。

 ビワの名所は長崎、近くでは千葉の富浦、我が家のビワは名産地のものよりも味に上品さは欠けるかも知れませんが、「味が濃い」と思うのですが、贔屓のひきたおしでしょうか。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする