私的図書館

本好き人の365日

『クマのプーさん』のある床屋

2006-03-05 22:21:00 | 本と日常
髪が伸びた。
床屋に行かなくっちゃ。

昔から床屋というと、『クマのプーさん』を思い出す。

2年先輩の家が床屋さんで、高校生になるまでそこに通ったんじゃなかったかな。

その店に置かれていた数少ない本の一冊が『クマのプーさん』で、あと面白いものといえば、おしゃべりをするインコ(?)と汚れた水槽の中で泳ぐデメキンくらい。

よく読んだな~
他に読むものなかったし。

プーさんが腕ごと木のウロに突っ込んですくい出す、金色のハチミツのおいしそうなこと!

その床屋さんは普段はお店のすぐ上にある園芸農家で働いていて(この辺りはシクラメンの栽培で有名)、お客さんが来ると降りて来て、頭を刈ってから、また仕事に戻って行く。

だから床屋さんに入っても、誰もいないことのほうが多くて、そんな時はお客さんが呼びに行く(笑)

なんか、今考えるとずいぶんのんびりしたことやってたな☆

先輩(一人娘)が結婚してお婿さんをもらった時に、家とお店を改装して、今ではおしゃれなたたずまいになっちゃったけれど、床屋自体はまだやっているみたい。

何だか思い出してしまった。
あの『プーさん』はまだあるかな?