写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

白山の夜明け(モノクロ)

2011年08月31日 | 写真
西山から見る日の出を待つ「白山」をモノクロ仕上げの写真にしてみました。モノクロームの写真は白と黒、特に黒の役割が写真全体の印象を強めるために重要です。
二年前の総選挙では戦後一貫して財界、アメリカを中心の政治を続けてきた自民党政治の亀裂の中に見える黒い部分が際立つ中で対照的に国民の願いを部分的にではあるがマニュフェストで掬い上げるかに見える、そしてこれまで政権から離れていたがゆえにグレイの部分でさえも白く見えて国民の支持を得て政権を獲得した民主党。その民主党もこの二年間の政権運営で自民党と重なり合うグレイの色、自民党的な部分がどんどん黒に近づきいまではその区分も見えないほどになりました。このままでは政権の行き詰まりは近いというのが大方の見方ですが、そのとき国民は黒(自民)か黒に近いグレイ(民主)かそれとも一貫して住民本位の政治を目指し活動する共産党を選択肢のなかに入れるのか、注目されるところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする