金沢の名刹「天徳院」本堂前庭の紅葉です。金沢は戦国の世に「百姓ノモチタル国」として約一世紀にわたり農民を中心とした一向宗信徒たちが自ら治めた加賀一向一揆勢力の中心でしたが、前田利家を中心にした織田勢に血の海に沈められるように武力で制圧され、その後は織田、豊臣、徳川という長期の前田藩政のもとでのいわゆる「加賀百万石文化」の影響が色濃く残る町になっています。
今日の写真の天徳院はその前田家が徳川家に恭順の意を示すために徳川家康の孫娘である当時三歳の珠姫を前田家三代目藩主利常の側室として金沢へ迎えるという歴史の中で、三男五女を出産した後27歳という若さで亡くなった珠姫の菩提寺として建立された寺です。金沢市の兼六園からそう遠くは無い小立野という町で丁度紅葉が見ごろを迎えようとしています。(写真は昨年の11月半ばに撮影しました)
今朝は冷たい時雨の中「しんぶん赤旗」地域配達のピンチヒッターとしていま配達終了しPCに向っています。今朝は毎年読者から喜ばれている赤旗カレンダー2014年版(適当な写真が無いのでツィッター仲間のアップ写真をリンクで拝借)も同時に配達してきました。カレンダーは表紙に南アルプス北岳から望む富士山を配置し各地の名山の風景写真を使った見開き6ページ仕立てのすてきな仕上がりになっています。ことしも読者に喜ばれそうです。
このところ立て込んでいる各団体の事務局的な作業と天候の関係で写真撮影が出来ず、過去の写真をブログにアップする度合いが増えていますがご勘弁を。
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