写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

いまどき珍しい鶏と鴨の放し飼い 落ち椿の坂

2015年03月21日 | 写真日記
今日はスケジュールが重なってしまって「共産党と後援会の決起集会(金沢市)」「ピースかなざわ2015」ともに参加できず残念でしたが、ともに盛会だったようでホッとしています。
私は所属する写真グループ「日本リアリズム写真集団かなざわ支部」の例会に参加、今年10月の写真展成功のための課題がなんとかクリアできそうなのでホッとしています。

  [鶏と鴨]

今の日本ではとても珍しい光景でないかと思います。
金沢市南部で自然農法を続けている農家の農地で放し飼いされている鶏と鴨です。
鴨は合鴨農法で活躍している鴨たちですが、その鴨と鶏たちが立派なオンドリに率いられているように広い農地を行き交っています。
私の子どものころは鶏が庭で放し飼いというのは当たり前、時に捉えられて唐丸籠をかぶせられていたことを思い出します。
懐かしい光景でした。

  [落ち椿の坂道]

私が自分だけで「椿寺」と呼んでいる金沢市南部の丘陵にある寺。
山門に向かう石段に落ちた椿とその様子を見ているような地蔵さん。
これまた懐かしい光景です。

私の大好きな金沢市南部の丘陵には人の手が入ることで培われた素敵な風景と分厚い自然がまだ残っています。
石川県はいま新幹線開業で知事を先頭に熱に浮かれたような状況です。大切な自然も農業も単に「観光資源」としか見ていないような節があります。
ユネスコに農業遺産として認められた能登の里山農業、その代表とも目される輪島市白米の千枚田も耕す農家が今は一軒だけになっているようですが・・・
聞こえてくるのはボランティア頼みの保存策に尽きるようです。
厳しい条件の地域の農業も専業農家として成り立つような行政の援助が欲しいものです。
もちろん日本の農業を根絶やしにするようなTPP条約の推進などは論外です。



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