写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

梅一輪いちりんほどの 卯辰山梅林

2015年03月06日 | 写真日記
春の遅い北陸金沢もようやく春めき、多くの金沢市民に親しまれている夘辰山も小さな春を探しながらの散歩の方たちの姿が多くなってきました
 
  [卯辰山梅林]

金沢市では尾山神社と並んで早く梅の開花が見られる卯辰山公園の梅林、規模は小さいのですが市民に親しまれている梅の花見場所として暖かい日などは子どもづれやお年寄り夫婦で梅の花を楽しむ光景が見られる梅林です。
3月初めはさすがに冷たい日が続き開花も遅れていましたが4日の昨日訪れてみると「寒紅梅」でしょうか緋色の梅が咲き始めていました。

  [梅一輪いちりんほどの]

「梅一輪 いちりんほどの暖かさ」
あまりにも有名な早春の様子を詠った芭蕉の弟子嵐雪の句だったと思いますが、ほかにも早春の梅を題材にした句はたくさんあるようです。
「一輪の色をほどきて梅匂ふ」(稲畑汀子) 「一輪が一輪さそひ梅開く」(大山妙子) 「一輪の濃紅梅より暮るる庭」(山田閏子)
夘辰山の梅林では白梅も咲き始め、花芽をついばむメジロやウソなどの小鳥も飛び交っていました。

  [私の生まれた戦争の時代には還さない]
今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達日でした。いま日本の安倍内閣は国民が望んでもいない軍事中心の国に時代を後戻りさせようとの動きを強めています。
また政府はマスメディアへの懐柔と脅し、アメとムチを使って政府批判を射せないようにしています。憲法改悪、秘密保護法、原発再稼働、沖縄新基地建設、軍事産業育成、海外武器輸出、そしてそのための財源としての増税、福祉切り捨て等々。
具体的な政府の施策や法整備の方向を見るとその先にはアメリカ軍の手先として世界のどこにでも日本の軍隊(自衛隊)を送り込み戦闘できる国に向かっています。
その旗を振り、暴走を続ける安倍内閣は一方では安倍総理をはじめとして多くの閣僚が不法な「政治献金」という汚れたカネにまみれた政権です。
日本共産党はこれらの「政治とカネをめぐる問題の根源」である企業団体献金の全面禁止法案提出を決めたことが「しんぶん赤旗」で報じられました。
「政党助成金」「企業団体献金」の問題を指摘すると必ずのように「政治には金がかかる」「民主主義のコスト」という言葉がきかれますが、本来政党はどのような政策を実行するか、どのような社会を目指すかを国民に示して賛同する個人の浄財を集めて運営するもので、税金を山分けすることで成り立つ現状は時の政府に物申すことのできない翼賛「官営政党」を増やすだけになります。
日本共産党は政党助成金は憲法違反として受け取らず、企業団体献金も一円も受け取らないで活動しています。
そんな共産党だからこその提案です。国会での審議に国民も注目してもらいたいと思います。
4月の統一地方選挙で清潔な日本共産党を前進させることこそ、金に動かされない政治を国民が願っているとの最大の意思表示になりますね。

梅の咲き始めた早春の卯辰山でこんなことを考えていました。



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