写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

猛暑だからこその 美味しい梅干を

2018年07月21日 | 写真日記
    [梅の土用干し]

連日の猛暑で農家のお仕事も朝の早いうちにと外仕事は日の出の5時ごろから始めていますが・・・。
金沢市南部の山里の農家で今年も大量の梅干しを畦道に広げての土用干しが始まりました。
かつては多くの農家が市場に出すために作っていたものですが、今ではそういう農家は減ってしまいました。
そんななかですが、写真の農家の方は暑いからこそ美味しい梅干になると楽しそうに作業を続けていました。

    [数えきれない紅色の実]

それにしても、これほどのびっしりと密度の濃い梅干と紫蘇の葉を見ることは滅多にありません。
田んぼ二枚ほど先にある蓮田で今咲いているハスの花を写真に撮っているとなにか赤い絨毯を敷いているような光景に惹かれて近づくとこの梅干しの土用干しでした。
それが何かを考える前にその迫力のまえで手にしたカメラのシャッターを押していました。

今日は金沢市南部の山里で見た「梅の土用干し」光景の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
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光芒の先にあるもの

2018年07月20日 | 写真日記
    [棚田に刺さる光の矢]

午前7時、山里の谷間にある一枚の棚田。
さわさわと揺れる早稲の穂に川の向かい側に立つ林の木々の梢を超えた朝の光が光芒となって降ってきています。
晴れた朝、一日に一度だけ見ることのできる美しい瞬間です。
集落から渓流を遡ってようやくたどり着ける谷間にある棚田。
農村に生きる人たちが営々と築きあげた棚田での耕作が創り出した「美」でもあると思う時でした。

    [合歓の花に注ぐ光のシャワー]

山里の道を行くと、時として思いもかけない場所ですばらしいプレゼントを受け取ることがあります。
この瞬間に出会った光芒と合歓の花が織りなした光景がまさにそのプレゼントでした。
そろそろ盛りを過ぎた合歓ですが山間の谷には褪せること無く鮮やかな色合いの花がまだまだ咲いています。
その花に遥か上空からフットライトのように朝の光が注いでいます。
期待していなかっただけに嬉しい光芒が創り出す光景との出会いでした。

今日は山里のさらに奥の谷間で出会った「光芒」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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峠から見る夕陽と赤い河

2018年07月19日 | 写真日記
    [峠から見る扇状地夕景]

18日、昨日の夕方に連れ合いと久しぶりの夕陽鑑賞ドライブ。
金沢市南部の高台を走る林道の峠から見た手取川扇状地、加賀平野と日本海上空の夕景は靄のためかスッキリしないままの夕焼けでした。
ただそれはそれで夕焼け色に染まる趣のある夕景を見ることが出来て一緒に行った連れ合いは喜んでいました。

    [赤い河]

写真は夕陽のあたった手取川河口の大橋付近です。
夕焼け色に染まった河口の川面が真っ赤に染まっています。
ずいぶん昔の西部劇映画の題名「赤い河」を思い出した夕景でした。

今日は金沢市南部の高台から見た夕景写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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夕焼け空の三日月と金星

2018年07月18日 | 写真日記
    [宵の空に三日月と金星]

大雨の後に続く猛暑の日々、金沢でも暮らしがたい日々が続いています。
ただ嬉しいことが一つ、すばらしい夕焼けの空が続いているということです。
写真は我が家から見る宵の空にスッキリと見えた三日月と金星です。
私のネット友達から連日のようにすてきな夕景の写真アップが続いています。
わたしもそんな写真に啓発され、毎日のように夕空にカメラを向ける日々になっています。

    [夕焼の空に輝く月と金星]

7月16日、石川県に市田共産党副委員長を迎えての演説会に参加して気持ちを新たにして帰り一休みしてから夕食の後に玄関を出ると、みごとな夕焼け空が広がっていました。
茜色に染まる宵の空には三日月と金星が・・・・。
夕焼けの光景をみるごとに何度もイメージした構図が目の前に広がっていました。
慌てて家に取って返して持って出たカメラで撮った写真です。
ただ構図は言うことのないものでしたが、私の技量がもう一つということを知っておくべきでした。

今日は夕焼けの空に浮かぶ三日月と金星の写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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バイカモ(梅花藻)とアサガオ

2018年07月17日 | 写真日記
    [バイカモ(梅花藻)]

金沢市内ではここだけに自生している水中花として知られるバイカモの花が咲く池です。
山麓の湧水が造り出したその小さな池に行ってみると先日よりもはっきりとした花が元気な姿を見せていました。

    [池のほとりにアサガオ]

バイカモの咲く池の岸辺に「こちらも見てよ!」とばかりに朝の光の中で精いっぱい丸く開いている自生していアサガオの一輪が目につきました。
山里の夜明けに出会った花たちです。

今日は猛暑の一日、暑さを避けてグダグダしていたらこんな時間(午後11時30分)になってしまいました。
ということで今日は医王山麓で見た花の写真二枚をアップというシンプルなブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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ヘッドライトにキツネの姿

2018年07月16日 | 写真日記
    [夜道にキツネ]

私が子どもの頃だったら突然夜道でキツネと出会ったら「化かされたら大変!」とばかりにほっぺを思いっきり抓っていたことでしょう。
今朝の新聞配達を早く終わらせてまだ空に星の見える夜道を夜明けの北アの大パノラマ眺望のスポット医王山夕霧峠へと車を走らせました。
突然車のライトに犬のような姿が浮かび上がり、慌てて少し手前で停車しよく見るとキツネの姿です。
先日同じ場所でキツネの家族を見かけたので、きっとその家族の中の一匹でしょう。
夜の路上で餌を探していたのでしょうか、こちらをあまり気にしないでうろうろ。
口も開いていたので何か食べ物をゲットしたようです。

    [道路わきの林に消えるキツネ]

やがてキツネは道路脇の林の闇の中に消えていきました。
この道は山中とはいえ、まだ周りに人里もあり登山を楽しむ人の車も行き交うのでよく動物が事故に遭う場所です。
見たところ今年独り立ちしたくらいのまだ子狐と言ってもいいような幼さを残すこのキツネがいつまでも元気でいることを願いながらの午前4時、この場を後に夕霧峠に向かいました

今日は山間部の路上でライトに浮かび上がったキツネの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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港町の夏祭 一昔前のネガ写真

2018年07月15日 | 写真日記
    [港町の獅子舞]

金沢市内、というよりも石川県内全体がその熱気に包まれるほどの祭りで盛り上がる夏が来ました。
なかでも金沢の港町の夏祭は住民全員が参加しているように幼い子どもからお年寄りまで町の方たちが午前中から暑い路上に出て深夜まで練り歩き、獅子舞や神輿の行列を楽しみます。
写真は13年前に当時のメインカメラだったフィルムカメラで撮った獅子舞の一シーンです。

    [港の河口に架かる橋を渡る神輿]

港町の河口に架かる橋を屈強な男たちに曳かれて神輿が渡御しています。
奴行列を従えての神聖な行事のようで目の前にカメラを構えた私は邪魔にならないように気を使っての撮影でした。
漁師にとって夏祭りはとても大切な祈りと季節の区切りの行事なんでしょうね。
白装束で神輿を守る男たちの心意気が感じられる瞬間でした。

この写真は13年前にフィルムカメラで撮ったものですが、今年もまもなく港町の魅力的な祭りが始まります。

今日は13年前に撮った港の夏祭りのフィルム写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ニホンカモシカと出会いました

2018年07月14日 | 写真日記
    [のんびり食事のニホンカモシカ]

随分久しぶりのような気がします、ニホンカモシカとの対面は。
金沢市南部の山里ですが、かつては棚田だった農地が荒れた草原となったところで生い茂った緑の草を咀嚼しながらのんびりしていました。
天然記念物として保護されるニホンカモシカで、10年ほど前までは山里でもよくであったのですが、最近は何故かめっきりと姿を現すことが少なくなりました。

    [食事も終わったようで]

しばらく食事しながら時折りカメラ目線でモデル役をしてくれていたのですが・・・。
お腹もいっぱいになったのかくるりと踵を返して駆け足で元棚田の向こうの谷に向かって駆けだしました。
この地域もご多聞に漏れず里の方達の農地離れが進むとともに山林などが山ごと産廃業者に買い取られ山が削られ谷が埋められて大は熊やカモシカ、小はモグラや蛙などの住処が丸ごと取り上げられる状況が進んでいます。
今はまだなんとか多くの生き物たちが棲む環境も残っていますが、このままでは突然カモシカどころかキツネやタヌキ、蛇や蛙まで姿を消してしまうかもしれません。
金沢という町から少し移動するだけで私のような素人でも多くの猛禽や野生動物を見ることができるほど豊かな自然環境を保っている金沢近郊の環境の保護に行政が手遅れにならないうちに手を打ってほしいと思う今日のカモシカとの出会いでした。

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イトトンボ産卵 水辺の命のドラマ

2018年07月13日 | 写真日記
    [イトトンボの産卵行動]

山里の小さな溜池の岸辺近くの水面に多くのイトトンボが見えました。
それぞれペアを組んで水面に小さな尾を沈みこまそうとしています。
イトトンボの産卵に出会いました。
光の具合でトンボの色や模様が良く見えませんが、福井県を南限とするルリイトトンボと思われます。

    [水中深く沈んで産む個体も]

子孫を残すためのイトトンボの産卵行動は命がけです。
せっかく産んだ卵が外敵に取られないように雌の体が水中に没するまで沈んで産み付けるものもいます。
写真は雄に助けられながら雌が水中に沈み産卵中のもので、雌の羽だけが辛うじて水面に残っています。

    [産卵後に命を落とすトンボも]

同じ池のあちらこちらに写真のように浮かんで動かなくなったトンボの姿が目につきます。
水中での産卵行動が長すぎたために息絶えたトンボたちのようです。
なんとも残酷で崇高な自然の中のドラマを見せてもらったような気がしています。


今日は山里の小さな池を舞台に展開していた命のドラマ、イトトンボの産卵の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ストリートダンスが「ストリートダンス」だったころ

2018年07月12日 | 写真日記
    [路上にほとばしるダンスへの思い]

12年前、昔風に言えば一昔前の私が最初に手にしたデジタルカメラで撮った路上の若者たちの姿です。
いまではほとんどメジャーとしての市民権を得ているストリートダンス、ヒップホップなどと呼ばれるダンスです。
ただ当時はその名前の通り街角などに集まって若者たちが自分たちで振りを考え、創り出していった若者の文化として広がり始めていました。
写真は白山山麓の町の祭りで路上の一画を借りて自分たちのダンスを披露していたのを撮った写真です。

    [見物の若者もダンス仲間]

暑い路上で汗を振り絞りながらのヒップホップダンス。
路上の熱演を見守るのもダンス仲間たち。
一般観客はまだ少なくて私は好きな場所から好きなアングルで撮影ができていました。
ダンサーたちもほとんどがストリート育ちで、野性味あふれるダンスを披露していました。
12年経った今はダンサーのほとんどがダンス教室出身で、コンテストなどを見るととてもすばらしい踊りを披露するチームばかりになりました。
もちろん美しい衣装で技術的にも素晴らしい踊りを見せていただくのはとても嬉しいのですが、なぜかこのころの粗っぽくて迫力のあるストリートダンスらしい反骨の匂いのする路上の踊りが懐かしくなります。

今日は12年前に撮ったストリートダンスの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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