[夜明け前 車のライトに子ウサギ]
長い間山里の観察と写真撮影を続けているうちにいつの間にか「ケモノ時間」と「ヒト時間」という感覚が私の中に出来てきました。
この日は夜明け写真を撮るために撮影ポイントに急いでいるとクルマのライトに突然小さなウサギが現れました。
おそらく親離れして間のない野兎のような気がします。
人など現れるはずがないと安心してまだ暗いなかで道端の草を食べていると突然車から人が降りてきて目の前でカメラを向けたのでびっくりしてしまったのでしょう。
一般的に動物の子どもたちは親の保護の無いときの危険回避は、ただそこに自分がいることを気付かれないために身じろぎもせず静かにしている場合が多いようです。
この子ウサギもその方法をとったようです。
不憫なのと朝陽の出る時間が迫っているということで私はすぐにその場を立ち去りました。
[まだ同じ場所に同じ野兎の子どもが]
夜明け撮影が終わり、明るくなっての帰路に同じ道の同じ場所を見ると、なんと同じ場所にあの野兎がいました。
危険が回避できたと確信できるまでと、そのままでいたのでしょうか。
先ほどはまだ暗くて、よほど気をつけなければ気づかないほどの私の感覚では「ケモノ時間」だからわかりますが、今はもう明るくて私の感覚では「ヒト時間」です。
ただ世間ずれしていない子ウサギにとってはまだ「ケモノ時間」だったのかもしれません。
[脱兎のごとく]
しばらく身じろぎもせずにモデル役をやってくれていましたが急に「このままでは危ない!」と気がついたのか私に尻を向けて俄かに走り始めました。
文字通り「脱兎のごとく」という表現がぴったりの姿でした。
まあ私が撮るのは写真だけですが、このあたりをテリトリーとするキツネにとっては格好の餌食です。
出会った子ウサギが無事に一人前の野兎となることを願いながら見送りました。
今日は山道で出会った野兎の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
長い間山里の観察と写真撮影を続けているうちにいつの間にか「ケモノ時間」と「ヒト時間」という感覚が私の中に出来てきました。
この日は夜明け写真を撮るために撮影ポイントに急いでいるとクルマのライトに突然小さなウサギが現れました。
おそらく親離れして間のない野兎のような気がします。
人など現れるはずがないと安心してまだ暗いなかで道端の草を食べていると突然車から人が降りてきて目の前でカメラを向けたのでびっくりしてしまったのでしょう。
一般的に動物の子どもたちは親の保護の無いときの危険回避は、ただそこに自分がいることを気付かれないために身じろぎもせず静かにしている場合が多いようです。
この子ウサギもその方法をとったようです。
不憫なのと朝陽の出る時間が迫っているということで私はすぐにその場を立ち去りました。
[まだ同じ場所に同じ野兎の子どもが]
夜明け撮影が終わり、明るくなっての帰路に同じ道の同じ場所を見ると、なんと同じ場所にあの野兎がいました。
危険が回避できたと確信できるまでと、そのままでいたのでしょうか。
先ほどはまだ暗くて、よほど気をつけなければ気づかないほどの私の感覚では「ケモノ時間」だからわかりますが、今はもう明るくて私の感覚では「ヒト時間」です。
ただ世間ずれしていない子ウサギにとってはまだ「ケモノ時間」だったのかもしれません。
[脱兎のごとく]
しばらく身じろぎもせずにモデル役をやってくれていましたが急に「このままでは危ない!」と気がついたのか私に尻を向けて俄かに走り始めました。
文字通り「脱兎のごとく」という表現がぴったりの姿でした。
まあ私が撮るのは写真だけですが、このあたりをテリトリーとするキツネにとっては格好の餌食です。
出会った子ウサギが無事に一人前の野兎となることを願いながら見送りました。
今日は山道で出会った野兎の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
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