麻屋葡萄酒(勝沼)の、花鳥風月シリーズです。
花鳥風月シリーズを発注する時、風林火山シリーズを、と間違えてしまい、社長の雨宮一樹さんに「花鳥風月」ですね、と訂正されました。
全てのワインに、こだわりがありますが、4つもあるので、さらっとご紹介。
花鳥風月の花は、マスカットベイリA種の樽熟成。
比較的軽い品種ですが、樽熟成により、重厚感が出ています。
このワインのみ、新ビンテージから値上げ。
2200円から、2530円になります。
花鳥風月の鳥は、甲斐ブランです。
珍しい品種です。
山梨県果実試験場が、甲州種とピノーブランを掛けた品種。
品種名は良いですが、山梨のワイナリー85社で、甲斐ブランのワインを発売しているのは、このワインと八代醸造の三美神しか知りません。
白の辛口。貴重なワインです。2200円(税込)。
鳥のデザインが、燕のようです。
雨宮社長は、スワローズファンでしょうか?
私は、40年来の日ハムファンですが。
花鳥風月の風は、甲州です。
さらに、皮も一緒に醸した、流行のオレンジワイン。
しかしオレンジワインが流行する以前から作られているので、昔ながらの呼び名の、甲州醸しと言いましょう。
甲州種ワインの、勃興期の作り方のワインと言われています。
甲州種の皮の渋味も入った、甲州種200%ワインです。
2200円(税込)。
花鳥風月の月は、甲斐ノワールです。
甲斐ノワールは、山梨県工業時術センターが開発した山梨のオリジナル品種で、ブラック・クイーンとカベルネ・ソーヴィニョンを掛けたもの。
山梨の赤ワイン品種は、マスカットベイリAが中心ですが、他の品種も試行錯誤しています。
名前が良いので、これから増える品種と思いますが、栽培しづらい点があり、甲斐ノワールの単品種ワインは、まだ少ないですね。
2200円(税込)。
麻屋葡萄酒の挑戦的な4つのワインの花鳥風月、ぜひよろしくお願いいたします。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#asaya