映画『超高速!参勤交代』予告編
「超高速参勤交代」を
見に行ってきました。
ブロ友さんからの評判がいいのと主人公の佐々木蔵之助さんのフアンなので見に行った映画です。
ストーリーは、磐城国弱小藩湯長谷藩一年の江戸づめを終え帰国した。
そのとき8日かかる参勤交代を4日でするようにという幕府老中の命令が届く
湯長谷藩に出たという金山を目的の無理難題を押し付け取りつぶしを狙うもくろみ
参勤交代はそれなりの体裁を整えなくてはならない
いんちきでないかチェックする宿場があり、
日にちの節約のために、一日40キロ歩くのが普通だったとか・・
この主人公の湯長谷藩は5泊6日で参府した記録があるそうです。
加賀藩(石川県金沢ですね)は百万石でしたので三千人の大行列だったそうです。
加賀藩は今のお金で5億円かかったそうです。
湯長谷藩は1万5千石でしたので50人くらいの規模だったそうです
飢饉で人のよい藩主は蓄えを使いはたして、お金がない・・
どうやって切り抜けたか
で蔵之助さん、演ずる藩主がこの難題をクリアーしようと「金がなけれ知恵を出せ・・」とばかりに立ち向かう様の映画です。
テンポが速くて楽しい
藩主はじめとして一見お人よし、もう剣を持たせたら、強い強い。
でも、4日で江戸にいくために身軽に走るために竹光で・・大事な時に竹光でたたかい不利・・観客から笑が・・
色んな刺客に妨害され時がない、一時もおしいその時、大きな藩の大名行列終わるまでまたなくてはいけない
ところが当時横切ってもいい人種があったそう、
産婆と飛脚なんだそうな
ふんどし姿で「えっさ。ほいっさ」と飛脚になり、走り抜ける・・ここでも笑い声が聞こえました、
これはあちこちちで笑い声が起きるコメディ映画、
知恵者の家老を演じる芸達者の西村雅彦井戸に落ちて半死半生生のまるでおばけのようになってくるシーンなど
普通では笑い声がでないシーンでも・・笑い声が起きます。
でも、心に響くシーン
最初に藩主が江戸から磐城に帰った時、大根をかじりながら
「よい土じゃ。今年もうまい漬物を食わせてくれ」というシーンを受け
最後、先に献上した大根の漬物を食べたであろう将軍吉宗から
「磐城の土を大事に」というセリフ
後世、原発で汚染されることになってしまったというおもいが巡りました。
日本のコメディは笑いが軽く、そこに人生や色んなおもいが込められたものが少ない
単にげらげら笑うものがおおいです。
そうではなくて、上質な笑いそれをエスプリというそうですが
この映画はエスプリ一杯感じる映画でした。
そしてこの映画のレビュに投稿された磐城の人のものの抜粋でしめくりたいです。
今でも福島県は、東日本大震災と原発事故で大変な状況になっているのは変わりません。
事故を起こした福島第一原発周辺の多くの住民は、不便な応急仮設住宅での生活を余儀なくされています。
震災から3年3か月経っても、某グルメ漫画で「鼻血は放射線の影響」とか「福島は住めない」とか表現されて
、福島県が必死に風評被害を払しょくしようとしても無残に足を引っ張られています
。某大臣の「最後は金目」っていったい何なんでしょうか・・
実際、原発事故近辺以外のいわき市や郡山市、須賀川市、白河市、会津若松市周辺の放射線量は、原発事故前とほとんど変わりありません。
いわき市(磐城国)の土は,今でも大事にされています
そんな角度からも観賞に耐える楽しい映画です。
おまけ、
1.湯長谷藩主は閉所恐怖症。
かごに乗るのは?
菊丸
映画『太字 (Ctrl+B)超高速!参勤交代』の"キーモンキー"菊千代は役者泣かせ!
2.G1レース出走馬のシャコーグレイドが出演しており競馬ファンの間でも密かな話題に。
皐月賞でトウカイテイオーを追い詰め2着に
現在26歳、人間で言えば80歳を越えている老馬なものの見事な走りっぷりを披露しています。
読んでくださってありがとう