22日、名古屋を朝八時半過ぎの新幹線にのり、
12時から東京ホーラムで行われた佐渡裕さん指揮の「ウエストサイド物語」シネマティっク・フルオーケストラ・コンサートに行ってきました。
普段なら、日帰りでないのですが、今回はモモちゃんのことがあるので日帰りです。
東京駅では夜の8時から旧東京駅再生のCGイルーージョンがあったり、スカイツリーは夜7時からの点灯で美しい姿をみられるはずなのです。
またの機会にこれは見られるから・・
上野の「ツタンカーメン展」に行きたかったのですが、
上映演奏が終わったのは3時です。
途中に20分のインターミッションが入りました。
上野につくのは4時ごろ、それから2時間しか時間がない、入場料の3000円払うのがもったいない・・朝からゆっくり見たいですよね。
それと、エジプトに行った時カイロ博物館に4日間も通ったし・・とあきらめて、お台場のガンダムも行きたかったけれど足が・・
スカイツリーだけ見ることに 、これもこんでました~いもの子を洗うようです、どのお店もバーゲンのようで・・
さてさて、「ウエストサイド物語」シネマティック・フルオーケストラコンサート
最初佐渡裕さんのトークで始まり、この映画の作曲者バーンステイさんとの馴れ初めとかをお聞きして
彼がこの映画にどのような思いと情熱をもって、指揮しようとしてるか、心境を感じました。
すでに昨日もう2公演すませています。
「リハーサルも2回済ませているので万全です~」とここで笑がおこりました。
そしていよいよ前奏が始まりました。
生の柔らかいフルオーケストラのなんともいえない優しくて甘美なメロディに、涙がわきて出来ました。
今迄いろんなコンサートに行きましたが、こんなことは初めてです。
素晴らしいメロディと演奏です。
佐渡さんのあいさつの中で
東京フィルハーモニーの職人的な演奏!とはこのことを評していたんですね。
映画の中の歌い手に演奏をするというのが素人にはその大変さがちゃんと理解できてませんでした。
佐渡さんは「どこで拍手をしてくださっても結構です。」といわれました。
51年前の映画が上映された時ちょうど佐渡さんが生まれた年だそうです
その当時のこの映画は音楽が映画から切離されて演奏されることなど予想もされていなくて、
一切演奏のための資料は映画会社MGMには残ってなかったそうです。
それを砂漠の中からピンを探すような努力で、手掛かりを見つけ、それぞれのパートのスコア―(楽譜)を再生したのです、
例えばこの映画にはたった30秒に演奏に5台のピアノがつかわれました。、でも演奏会場には1台のピアノしか置けません、
ピアノ5台とシロホン5台のわずか30秒のシーンが、シロホン3台とピアノ1台で十分な効果になるよう
このコンサート用にスコア―が再生されているんです。
さらに、映画から歌い手の部分だけをきりはなさくてはいけない。
こいう演奏以前のすごい作業は私たちにはわかりんせんでした。
そしてみごとに違和感なく映画以上の感動を与えてくれたんです。
映画の中の歌い手がフルオーケストラに合わせて歌う。
その見事なさまは、演奏者たちが歌い手に合わせる緊張感となってピリピリと伝わってくるんですね。
素晴らしい~という言葉以上に、私の国語能力で表現できないのが残念です。
最後の拍手の中で、佐渡さんの眼にきらりと光るものが見えたのは私だけではなかったようです。
ほんとにすばらしいことを考えたものです。
この上映で「ウエストサイド物語」が永遠に演奏され続けることになったといえますねぇ
人類の文化遺産なんでしょうねぇ~
素晴らしいひと時でした
そのために名古屋からでかけたかいがありました。
まだ大阪でもあります。
そちら方面で興味のある方是非お勧めでエス。
モモちゃんはちゃんとお留守番してりてくれました。でも今はもうほとんど反応がないです。
舌、かわいい子里親募集中です。
読んでくださってありがとう